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公開番号
2025080009
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192950
出願日
2023-11-13
発明の名称
移動式型枠及び施工管理システム
出願人
西松建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
E21D
11/10 20060101AFI20250516BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】移動式型枠を用いたコンクリート構造物の施工において、施工管理を容易とし、施工の効率を向上する。
【解決手段】所定の施工方向へ向けて所定長のスパン毎にコンクリート構造物(覆工コンクリート2)を施工するための移動式型枠10において、施工方向に沿って移動可能な本体部11と、本体部11に設けられた型枠部12とを備える。また、本体部11に設けられ、施工方向における型枠部12の後端よりも後方に位置する脱型後のコンクリート構造物の表面を撮影可能な撮影手段16と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の施工方向へ向けて所定長のスパン毎にコンクリート構造物を施工するための移動式型枠であって、
施工方向に沿って移動可能な本体部と、
前記本体部に設けられた型枠部と、
前記本体部に設けられ、前記施工方向における前記型枠部の後端よりも後方に位置する脱型後の前記コンクリート構造物の表面を撮影可能な撮影手段と、を備えることを特徴とする移動式型枠。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記撮影手段は、
前記コンクリート構造物の表面のうち、少なくとも前記施工方向における前記型枠部の後端に隣接する位置から、後方へ所定距離離れた位置までの範囲を撮影可能であることを特徴とする請求項1に記載の移動式型枠。
【請求項3】
前記本体部は、
前記施工方向の後端側における所定位置に、前記コンクリート構造物の表面に並行するように、所定間隔をおいて複数の前記撮影手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の移動式型枠。
【請求項4】
前記コンクリート構造物は、トンネルの覆工コンクリートであることを特徴とする請求項1に記載の移動式型枠。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の移動式型枠を備える施工管理システムであって、
前記移動式型枠の基準位置からの移動量を検出可能な移動量検出手段と、
前記移動量検出手段からの情報及び前記撮影手段からの情報に基づき処理を行う情報処理手段と、を備え、
前記情報処理手段は、
前記移動量検出手段からの情報に基づき前記移動式型枠の移動の開始を検出したことに基づき前記撮影手段による撮影を開始し、
前記移動量検出手段からの情報に基づき前記移動式型枠の移動の終了を検出したことに基づき前記撮影手段による撮影を終了することを特徴とする施工管理システム。
【請求項6】
前記情報処理手段は、
前記移動式型枠を移動する際に前記撮影手段により複数の画像を撮影し、
前記画像を撮影した際の前記移動量検出手段からの情報に基づき複数の前記画像を繋ぎ合わせ、前記施工方向に沿った前記コンクリート構造物の表面の画像である展開画像を生成可能であることを特徴とする請求項5に記載の施工管理システム。
【請求項7】
前記情報処理手段は、
前記展開画像から前記コンクリート構造物の施工不良個所を検出する処理を行い、
少なくとも前記施工不良個所の位置を示す情報を生成可能であることを特徴とする請求項6に記載の施工管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、移動式型枠及び施工管理システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、施工したコンクリート構造物の品質の評価を行うために、コンクリート構造物の表面を撮影し、画像に基づき評価を行う方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-215268号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
移動式型枠によるコンクリート構造物の施工では、所定長のスパンのコンクリート構造物を施工することを所定期間毎に繰り返すこととなるが、当該所定期間毎に撮影者が撮影機材を設置して撮影するとともに撮影後に撤去を行う工程が必要となる。また、高所を撮影する際には足場も必要となる。このため、画像に基づく評価による施工管理は容易ではなく、工程が増えることで施工の効率が低下していた。本発明の目的は、移動式型枠を用いたコンクリート構造物の施工において、施工管理を容易にし、施工の効率を向上することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
所定の施工方向へ向けて所定長のスパン毎にコンクリート構造物を施工するための移動式型枠であって、
施工方向に沿って移動可能な本体部と、
前記本体部に設けられた型枠部と、
前記本体部に設けられ、前記施工方向における前記型枠部の後端よりも後方に位置する脱型後の前記コンクリート構造物の表面を撮影可能な撮影手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の移動式型枠であって、
前記撮影手段は、
前記コンクリート構造物の表面のうち、少なくとも前記施工方向における前記型枠部の後端に隣接する位置から、後方へ所定距離離れた位置までの範囲を撮影可能であることを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の移動式型枠であって、
前記本体部は、
前記施工方向の後端側における所定位置に、前記コンクリート構造物の表面に並行するように、所定間隔をおいて複数の前記撮影手段を備えることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の移動式型枠であって、
前記コンクリート構造物は、トンネルの覆工コンクリートであることを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の移動式型枠を備える施工管理システムであって、
前記移動式型枠の基準位置からの移動量を検出可能な移動量検出手段と、
前記移動量検出手段からの情報及び前記撮影手段からの情報に基づき処理を行う情報処理手段と、を備え、
前記情報処理手段は、
前記移動量検出手段からの情報に基づき前記移動式型枠の移動の開始を検出したことに基づき前記撮影手段による撮影を開始し、
前記移動量検出手段からの情報に基づき前記移動式型枠の移動の終了を検出したことに基づき前記撮影手段による撮影を終了することを特徴とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の施工管理システムであって、
前記情報処理手段は、
前記移動式型枠を移動する際に前記撮影手段により複数の画像を撮影し、
前記画像を撮影した際の前記移動量検出手段からの情報に基づき複数の前記画像を繋ぎ合わせ、前記施工方向に沿った前記コンクリート構造物の表面の画像である展開画像を生成可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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