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公開番号
2024179680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-26
出願番号
2023098708
出願日
2023-06-15
発明の名称
掘削機及び掘削装置
出願人
株式会社エステック
代理人
個人
主分類
E21B
7/20 20060101AFI20241219BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】地盤を効率的に掘削し、掘削した孔内にパイプ又はパイプ状部材を残したまま掘削機を簡単に回収することができる掘削機及び掘削装置を提供する。
【解決手段】先端に取付けられる、拡縮ビット231を備えるカッターヘッド200を回転かつ進退させ掘削する掘削機1であって、パイプ状のケーシング150と、前記ケーシング150に搭載され前記カッターヘッド200を駆動する、前記カッターヘッドの取付座24を備える掘削機本体10と、前記掘削機本体10と前記ケーシング150とを着脱自在に連結するクランプ装置300と、を備え、前記クランプ装置300のクランプを解除することで、前記ケーシング150から前記カッターヘッド200、前記掘削機本体10及び前記クランプ装置300を一体的に引き抜き可能に構成されてなる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
先端に取付けられる、拡縮ビットを備えるカッターヘッドを回転かつ進退させ掘削する掘削機であって、
パイプ状のケーシングと、
前記ケーシングに搭載され前記カッターヘッドを駆動する、前記カッターヘッドの取付座を備える掘削機本体と、
前記掘削機本体と前記ケーシングとを着脱自在に連結するクランプ装置と、
を備え、
前記クランプ装置のクランプを解除することで、前記ケーシングから前記カッターヘッド、前記掘削機本体及び前記クランプ装置を一体的に引き抜き可能に構成されてなることを特徴とする掘削機。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
回転方向に応じて出没する、地盤を掘削する拡縮ビットを備えるカッターヘッドを含んでなることを特徴とする請求項1に記載の掘削機。
【請求項3】
前記掘削機本体は、
前記カッターヘッドに打撃力を付与する起振機構と、
前記カッターヘッドを回転させる回転機構と、
モーターと、前記モーターの出力軸に接続され互いに異なる回転数で回転する複数の出力軸を備える減速機とを含んでなる、前記起振機構及び前記回転機構を駆動する駆動装置と、
を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の掘削機。
【請求項4】
前記ケーシングがパイプ又は鋼管矢板であることを特徴とする請求項1又は2に記載の掘削機。
【請求項5】
前記掘削機を先導体とし、前記掘削機の後端に掘削深度に応じ順次、延長用のケーシング、配管を集合させたジョイント管が連結されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の掘削機。
【請求項6】
前記掘削機本体は、後端に前記ジョイント管を接続するための配管室を備え、
前記クランプ装置は、前記配管室の外周面と前記ケーシングの内周面との間に配置されてなることを特徴とする請求項5に記載の掘削機。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の掘削機と、
前記ケーシングから前記カッターヘッド、前記掘削機本体及び前記クランプ装置を一体的に引き抜く引抜き装置と、
を備えることを特徴とする掘削装置。
【請求項8】
請求項5に記載の掘削機と、
前記ケーシングから前記カッターヘッド、前記掘削機本体及び前記クランプ装置を一体的に引き抜く引抜き装置と、
を備え、
前記引抜き装置は、
前記ジョイント管に着脱自在に連結する下クランプ手段及び上クランプ手段と、
前記下クランプ手段と前記上クランプ手段とに連結し、前記下クランプ手段と前記上クランプ手段との間隔を伸縮させる連結シリンダと、
を備え、
前記下クランプ手段は、前記延長用のケーシングの上端部に係止する係止手段を備えることを特徴とする掘削装置。
【請求項9】
前記クランプ装置のクランプ及びクランプ解除、前記下クランプ手段のクランプ及びクランプ解除、前記上クランプ手段のクランプ及びクランプ解除、前記連結シリンダの伸縮動作を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の掘削装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、地盤を掘削しつつパイプ又はパイプ状部材を掘削孔内に埋設することが可能な掘削機及び掘削装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より地盤を掘削しつつパイプ又はパイプ状部材を掘削孔内に埋設可能な掘削機が知られている。例えば、拡縮ビットを備え、掘削時にはビット部を拡径してケーシングパイプより一段大径の掘削孔を穿設し、ケーシングパイプを立て込み、その後、拡縮ビットを縮径させケーシングパイプ内を挿通させ回収することができる掘削機がある(例えば特許文献1参照)。
【0003】
またアウタビットを備えるアウターチューブと、アウターチューブ内に収容される、先端部にインナービットが装着されたダウンザホールを備えるインナビットアッセンブリとを備え、インナビットアッセンブリとアウターチューブとがクランプ装置で係合離脱自在に連結された掘削装置がある(例えば特許文献2参照)。この掘削装置は、掘削後にインナビットアッセンブリをアウターチューブと切り離し回収することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-283516号公報
特開2002-106279号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のとおり地盤を掘削しつつパイプ又はパイプ状部材を掘削孔内に埋設することが可能な掘削機は、これまでにも開発されているが、硬い地盤を効率的に掘削し、パイプ又はパイプ状部材を掘削孔内に残し掘削機を簡単に回収する方法などについてはまだまだ改善の余地がある。
【0006】
本発明の目的は、地盤を効率的に掘削し、掘削した孔内にパイプ又はパイプ状部材を残したまま掘削機を簡単に回収することができる掘削機及び掘削装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、先端に取付けられる、拡縮ビットを備えるカッターヘッドを回転かつ進退させ掘削する掘削機であって、パイプ状のケーシングと、前記ケーシングに搭載され前記カッターヘッドを駆動する、前記カッターヘッドの取付座を備える掘削機本体と、前記掘削機本体と前記ケーシングとを着脱自在に連結するクランプ装置と、を備え、前記クランプ装置のクランプを解除することで、前記ケーシングから前記カッターヘッド、前記掘削機本体及び前記クランプ装置を一体的に引き抜き可能に構成されてなることを特徴とする掘削機である。
【0008】
本発明に係る掘削機は、回転方向に応じて出没する、地盤を掘削する拡縮ビットを備えるカッターヘッドを含んでなることを特徴とする。
【0009】
本発明に係る掘削機において、前記掘削機本体は、前記カッターヘッドに打撃力を付与する起振機構と、前記カッターヘッドを回転させる回転機構と、モーターと、前記モーターの出力軸に接続され互いに異なる回転数で回転する複数の出力軸を備える減速機とを含んでなる、前記起振機構及び前記回転機構を駆動する駆動装置と、を備えることを特徴とする。
【0010】
本発明に係る掘削機において、前記ケーシングがパイプ又は鋼管矢板であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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