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公開番号2024091154
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022207646
出願日2022-12-23
発明の名称ジャッキ装置
出願人小野谷機工株式会社
代理人個人
主分類B66F 17/00 20060101AFI20240627BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】 ジャッキ装置を提供する。
【解決手段】 ジャッキ装置1は、支持体3と、支持体3に設けられ、複数のリンク部材30,31を有する一対のリンク手段L1,L2と、複数のリンク部材30,31に支持され、対象物Wを支持するための昇降体2と、ピストン棒C1aと、他方のリンク手段のリンク部材に連結されるシリンダケースC1bとを有する第1シリンダC1と、第1シリンダC1に作動流体を供給し、かつ第1シリンダC1から排出された作動流体を回収して、ピストン棒C1aを駆動させる作動流体供給部91と、支持体3に固定され、複数の突部5を有するロック部材6a,6bと、第1シリンダC1のピストン棒C1aまたはシリンダケースC1bに連結され、複数の突部5のいずれか1つに係合可能なロック爪7a,7bと、ロック爪7a,7bをロック部材6a,6bから離反させるロック解除手段9a,9bと、を含む。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
支持体と、
前記支持体に設けられ、複数のリンク部材を有する一対のリンク手段と、
前記複数のリンク部材に支持され、対象物を支持するための昇降体と、
作動流体によって伸長または縮退し、前記一対のリンク手段のうちの一方のリンク手段のリンク部材に連結されるピストン棒と、前記一対のリンク手段のうちの他方のリンク手段のリンク部材に連結されるシリンダケースとを有する第1シリンダと、
前記第1シリンダに前記作動流体を供給し、かつ前記第1シリンダから排出された前記作動流体を回収して、前記ピストン棒を駆動させる作動流体供給部と、
前記支持体に固定され、複数の突部を有するロック部材と、
前記第1シリンダの前記ピストン棒または前記シリンダケースに連結され、前記複数の突部のいずれか1つに係合可能なロック爪と、
前記ロック爪を前記ロック部材から離反させるロック解除手段と、を含むことを特徴とするジャッキ装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記ロック解除手段は、
前記ロック爪を前記ロック部材から離反する方向に変位させる第2シリンダと、
前記第2シリンダに圧縮空気を供給する空気圧源と、
前記第2シリンダに前記空気圧源からの圧縮空気を供給する、または遮断する切換え弁と、を含むことを特徴とする請求項1に記載のジャッキ装置。
【請求項3】
前記昇降体に設けられ、厚さが異なる複数のパッド部材を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のジャッキ装置。
【請求項4】
前記支持体は、対向する一対の側部を有し、
前記対向する一対の側部のうちの一方の側部に設けられる一対の前輪と、
前記対向する一対の側部のうちの他方の側部に、該他方の側部に平行な軸線まわりに角変位可能に連結され、前記第1シリンダに供給される流体の圧力を増加させる増圧部が設けられる基台と、
前記基台に設けられる一対の後輪と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のジャッキ装置。
【請求項5】
前記支持体の前記他方の側部に、前記他方の側部に平行な軸線まわりの回動可能に連結されるハンドルと、
前記ハンドルに設けられ、前記ハンドルを前記支持体に対して起立した起立位置で係止するハンドル係止具であって、前記起立位置における係止状態を解除する操作部材を有するハンドル係止具と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載のジャッキ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、トラックなどの自動車および工場に設置される機械などの重量物を昇降移動するために用いられるジャッキ装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来技術のジャッキ装置は、たとえば特許文献1に記載されている。この従来技術のジャッキ装置は、一対のリンク機構と、リンク機構を伸長および縮小するシリンダとを備える。このような構成によって、小型でありながら車両などの対象物の持上げ高さを高くし、安定して対象物を支持し、製作および組付けの容易化が図られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-44850号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の従来技術では、対象物を上昇させた状態で、シリンダの油圧である作動流体の圧力が予期しない故障などによって低下したとき、対象物を上昇させた位置に維持する構成を備えていないので、別途タイヤやジャッキスタンドなどの装置を対象物の下に配置するなどの措置を講じる必要があった。
【0005】
本発明の目的は、シリンダの作動流体の圧力が低下する不具合が生じた場合に、対象物を上昇させた位置に維持して安定に支持することができるジャッキ装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、支持体と、
前記支持体に設けられ、複数のリンク部材を有する一対のリンク手段と、
前記複数のリンク部材に支持され、対象物を支持するための昇降体と、
作動流体によって伸長または縮退し、前記一対のリンク手段のうちの一方のリンク手段のリンク部材に連結されるピストン棒と、前記一対のリンク手段のうちの他方のリンク手段のリンク部材に連結されるシリンダケースとを有する第1シリンダと、
前記第1シリンダに前記作動流体を供給し、かつ前記第1シリンダから排出された前記作動流体を回収して、前記ピストン棒を駆動させる作動流体供給部と、
前記支持体に固定され、複数の突部を有するロック部材と、
前記第1シリンダの前記ピストン棒または前記シリンダケースに連結され、前記複数の突部のいずれか1つに係合可能なロック爪と、
前記ロック爪を前記ロック部材から離反させるロック解除手段と、を含むことを特徴とするジャッキ装置である。
【0007】
また本発明は、前記ロック解除手段は、
前記ロック爪を前記ロック部材から離反する方向に変位させる第2シリンダと、
前記第2シリンダに圧縮空気を供給する空気圧源と、
前記第2シリンダに前記空気圧源からの圧縮空気を供給する、または遮断する切換え弁と、を含むことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、前記昇降体に設けられ、厚さが異なる複数のパッド部材を含むことを特徴とする。
【0009】
また本発明は、前記支持体は、対向する一対の側部を有し、
前記対向する一対の側部のうちの一方の側部に設けられる一対の前輪と、
前記対向する一対の側部のうちの他方の側部に、該他方の側部に平行な軸線まわりに角変位可能に連結され、前記第1シリンダに供給される前記作動流体の圧力を増加させる増圧部が設けられる基台と、
前記基台に設けられる一対の後輪と、を含むことを特徴とする。
【0010】
また本発明は、前記支持体の前記他方の側部に、前記他方の側部に平行な軸線まわりに回動可能に連結されるハンドルと、
前記ハンドルに設けられ、前記ハンドルを前記支持体に対して起立した起立位置で係止するハンドル係止具であって、前記起立位置における係止状態を解除する操作部材を有するハンドル係止具と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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