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公開番号
2025007893
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109606
出願日
2023-07-03
発明の名称
エレベータ
出願人
フジテック株式会社
代理人
個人
主分類
B66B
7/04 20060101AFI20250109BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】かごの縦振動抑制装置を低コストで構成する。
【解決手段】本発明に係るエレベータは、昇降路内に設置されるガイドレール20と、ローラガイド式のガイド体32がガイドレール20に案内されつつ昇降路内を昇降するかごとを備えるエレベータであって、かごの縦振動抑制装置として、ガイド体32においてローラ326と同軸に設けられ、ローラ326に制動力を付与する磁気ブレーキ、磁気カップリング又はメカニカルカップリングからなる制動力発生部を備える。これらは、電気を使用しない磁気式又は機械式のユニットである。このため、センサ等の電子部品、制御部に関するハード及びソフト、そして、電気配線が不要であり、かごの縦振動抑制装置を低コストで構成することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
昇降路内に設置されるガイドレールと、ローラガイド式のガイド体がガイドレールに案内されつつ昇降路内を昇降するかごとを備えるエレベータであって、
かごの縦振動抑制装置として、ガイド体においてローラと同軸に設けられ、ローラに制動力を付与する磁気ブレーキ又は磁気カップリングからなる制動力発生部を備える
エレベータ。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
昇降路内に設置されるガイドレールと、ローラガイド式のガイド体がガイドレールに案内されつつ昇降路内を昇降するかごとを備えるエレベータであって、
かごの縦振動抑制装置として、ガイド体においてローラと同軸に設けられ、ローラに制動力を付与するメカニカルカップリングからなる制動力発生部を備える
エレベータ。
【請求項3】
ローラガイド式のガイド体は、ガイドレールのうち厚み方向に位置する2つのガイド面のそれぞれに当接する1対のガイド面当接部と、ガイドレールのうち2つのガイド面の幅方向先端縁間に位置する先端面に当接する先端面当接部とを備え、
制動力発生部は、先端面当接部のローラに対して設けられる
請求項1又は請求項2に記載のエレベータ。
【請求項4】
制動力発生部は、ガイド体に支持される固定体と、ローラに同軸に取り付けられる回転体とを備える
請求項3に記載のエレベータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、昇降路内をロープに吊り下げられたかごが昇降するエレベータに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
この種のエレベータにおいては、かごが階床に停止した後、乗客が乗り込むとき、乗客の重量によってかごを吊り下げているロープが伸縮し、かごが上下に揺れてかご全体にふわふわする振動(以下、これを「縦振動」という)が発生することがある。乗客が不快と感じるかごの縦振動をいかに抑制するかが従来の課題であった。
【0003】
特許文献1のエレベータは、かごの所定の箇所に設けられてガイドレールに案内されるガイド体がローラガイド式であり、かごに縦振動が発生したことをセンサで検知すると、電磁ブレーキに電力を供給して、ガイド体のローラに制動力を付与し、ローラとガイドレールとの間に摩擦力を発生させて、かごの縦振動を抑制しようというものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2003-104655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のかごの縦振動抑制装置は、センサ等の電子部品、制御部に関するハード及びソフト、そして、電気配線が必要であり、それなりのコストが掛かるという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、かごの縦振動抑制装置を低コストで構成することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るエレベータは、
昇降路内に設置されるガイドレールと、ローラガイド式のガイド体がガイドレールに案内されつつ昇降路内を昇降するかごとを備えるエレベータであって、
かごの縦振動抑制装置として、ガイド体においてローラと同軸に設けられ、ローラに制動力を付与する磁気ブレーキ又は磁気カップリングからなる制動力発生部を備える
エレベータである。
【0008】
また、もう1つの本発明に係るエレベータは、
昇降路内に設置されるガイドレールと、ローラガイド式のガイド体がガイドレールに案内されつつ昇降路内を昇降するかごとを備えるエレベータであって、
かごの縦振動抑制装置として、ガイド体においてローラと同軸に設けられ、ローラに制動力を付与するメカニカルカップリングからなる制動力発生部を備える
エレベータである。
【0009】
ここで、本発明に係るエレベータの一態様として、
ローラガイド式のガイド体は、ガイドレールのうち厚み方向に位置する2つのガイド面のそれぞれに当接する1対のガイド面当接部と、ガイドレールのうち2つのガイド面の幅方向先端縁間に位置する先端面に当接する先端面当接部とを備え、
制動力発生部は、先端面当接部のローラに対して設けられる
との構成を採用することができる。
【0010】
また、この場合、
制動力発生部は、ガイド体に支持される固定体と、ローラに同軸に取り付けられる回転体とを備える
との構成を採用することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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