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公開番号
2025057669
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167389
出願日
2023-09-28
発明の名称
話し掛け判断装置及びプログラム
出願人
KDDI株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
3/16 20060101AFI20250402BHJP(計算;計数)
要約
【課題】食事者に対して適切な会話タイミングを決定することのできる話し掛け判断装置を提供する。
【解決手段】食事者に対して現在時刻で話し掛ける会話内容(会話内容管理部21)について、話し掛けた場合の影響度を評価する第1処理(話し掛け影響度評価部22)と、前記食事者の現在時刻の状況を食事者状況として評価する第2処理(食事者状況評価部23)と、前記影響度及び前記食事者状況に基づいて、現在時刻が前記食事者に対して前記会話内容を話し掛けるタイミングとして適切か否かを判断する第3処理(話し掛け判断部25)と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
食事者に対して現在時刻で話し掛ける会話内容について、話し掛けた場合の影響度を評価する第1処理と、
前記食事者の現在時刻の状況を食事者状況として評価する第2処理と、
前記影響度及び前記食事者状況に基づいて、現在時刻が前記食事者に対して前記会話内容を話し掛けるタイミングとして適切か否かを判断する第3処理と、を実行することを特徴とする話し掛け判断装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2処理では、前記食事者状況として、前記食事者の視覚占有状況、聴覚占有状況及び口内占有状況の全部または一部を評価することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項3】
前記第2処理では、前記食事者の映像を解析することにより、前記食事者状況として少なくとも、前記食事者の視覚占有状況を、食事以外の視聴媒体または他者を注視しているかに関して推定することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項4】
前記第2処理では、前記食事者の周辺での録音を解析することにより、前記食事者状況として少なくとも、前記食事者の聴覚占有状況を、食事以外の視聴媒体または他者に注意が向かっているかに関して推定することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項5】
前記第2処理では、前記食事者の映像を解析することにより、且つ/又は、前記食事者が装着する生体センサ出力を用いることにより、前記食事者状況として少なくとも、前記食事者の口内占有状況を、咀嚼中であるかに関して、且つ、咀嚼中でない場合には口内残留物の有無に関して、推定することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項6】
前記第1処理では前記影響度を前記会話内容に対する前記食事者の応答の労力の大きさとして評価し、
前記第3処理では、前記食事者状況にある前記食事者が前記労力を有するかに基づいて、前記会話内容を話し掛けるタイミングとして適切か否かを判断することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項7】
前記会話内容が緊急を要するものに該当する場合、前記第3処理では前記食事者状況によらずに常に、現在時刻が前記食事者に対して前記会話内容を話し掛けるタイミングとして適切であるものとして判定することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項8】
前記第3処理で適切なタイミングと判断された場合に、
前記会話内容を機械音声として前記食事者に出力する、または、
当該適切なタイミングである旨を通知した対象者から発声される前記会話内容を前記食事者に出力する、第4処理をさらに実行することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項9】
前記会話内容を、前記第2処理で評価された食事者状況に基づいて設定する処理をさらに実行することを特徴とする請求項1に記載の話し掛け判断装置。
【請求項10】
コンピュータを請求項1ないし9のいずれかに記載の話し掛け判断装置として機能させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、食事者に対する話し掛け判断装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
対話エージェント等による食事者への話し掛けについて、適切なタイミングでの話し掛けを行うことに関連した技術や関連しうる技術として例えば特許文献1,2がある。
【0003】
特許文献1では、飲食店に入店した顧客との自動対話技術として、会話内容が注文前、注文後飲食物提供前、食事中などの状況にマッチした対話とする技術が開示される。特許文献2では、飲食店各テーブルの飲食の進捗を画像解析し、接客スケジュールを組み立てる技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-163504号公報
特許第7155295号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来技術では、食事中の対象者について話し掛けを行うための、適切なタイミングを決定することができなかった。例えば、話しかけるタイミングを適切に制御しないと、食事者が食べ物を口に含んでいるのに回答を求めてしまい、無理に回答しようとすることで食事者がむせてしまったり、食事者がテレビやスマホなど他のメディアを視聴しているところに割り込んで話し掛けを行うことで、食事者の邪魔してしまったりするといった問題が想定されるが、このような問題に対処して適切な話し掛けを行うタイミングを決定することは、従来技術では考慮されていなかった。
【0006】
特許文献1では、入店した顧客の飲食店滞在時のシナリオ(注文前、注文後飲食物提供前、食事中など)に応じた対話シナリオを用いているが、顧客の滞在状況の区別に応じて適切な対話を行い、滞在状況を把握することを目的としており、具体的に食事中のどのタイミングで話し掛ければよいかということは考慮されていなかった。特許文献2も、画像から食事の進捗を判断することで接客スケジュールに活用しているが、話し掛けを行う適切なタイミングを決定することは考慮されていなかった。
【0007】
上記従来技術の課題に鑑み、本発明は、食事者に対して適切な会話タイミングを決定することのできる話し掛け判断装置及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するため、本発明は話し掛け判断装置であって、食事者に対して現在時刻で話し掛ける会話内容について、話し掛けた場合の影響度を評価する第1処理と、前記食事者の現在時刻の状況を食事者状況として評価する第2処理と、前記影響度及び前記食事者状況に基づいて、現在時刻が前記食事者に対して前記会話内容を話し掛けるタイミングとして適切か否かを判断する第3処理と、を実行することを特徴とする。また、本発明はコンピュータを前記話し掛け判断装置として機能させるプログラムであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、影響度及び食事者状況に基づいて、現在時刻が食事者に対して会話内容を話し掛けるタイミングとして適切か否かを判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る話し掛け判断システムの機能ブロック図である。
一実施形態に係る食事者状況評価部の機能ブロック図である。
一実施形態に係る話し掛け判断システムの動作のフローチャートである。
一実施形態に係るステップS22の詳細として会話内容管理部及び話し掛け影響度評価部の処理内容を示すフローチャートである。
一実施形態に係るステップS231の詳細として視覚占有状況推定部の処理内容を示すフローチャートである。
一実施形態に係るステップS232の詳細として聴覚占有状況推定部の処理内容を示すフローチャートである。
一実施形態に係るステップS233の詳細として口内占有状況推定部の処理内容を示すフローチャートである。
一実施形態に係る話し掛け判断部による判断の手法を示す図である。
変形例に係る話し掛け判断システムの機能ブロック図である。
一般的なコンピュータにおけるハードウェア構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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