TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025056696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2024021821
出願日2024-02-16
発明の名称プログラム、及び計測装置
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/08 20120101AFI20250331BHJP(計算;計数)
要約【課題】 検査結果の入力を適切に且つ簡単に行うためのプログラム及び計測装置を提供することである。
【解決手段】 本発明のプログラムは、ユーザ端末10に、検査対象物の選択操作をユーザから受け付ける処理と、検査対象物における検査箇所の指定操作をユーザから受け付ける処理と、検査対象物の検査箇所に対して計測装置30によって行われた計測の結果を、計測装置30から受け取る処理と、計測の結果を検査対象物及び検査箇所と関連付けて記憶装置20に記憶する処理と、を実行させることにより解決される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザにより利用される端末装置に、
検査対象物の選択操作を前記ユーザから受け付ける処理と、
前記検査対象物における検査箇所の指定操作を前記ユーザから受け付ける処理と、
前記検査対象物の前記検査箇所に対して計測装置によって行われた計測の結果を、前記計測装置から受け取る処理と、
前記計測の結果を前記検査対象物及び前記検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶する処理と、を実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
一つの前記検査対象物に複数の前記検査箇所が設定される場合、前記端末装置に、
前記指定操作を受け付ける処理と、
前記計測の結果を前記計測装置から受け取る処理と、
前記計測の結果を前記検査対象物及び前記検査箇所と関連付けて前記記憶装置に記憶する処理と、を前記検査箇所毎に繰り返し実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記端末装置に、
前記検査箇所毎に受け付けた前記指定操作のそれぞれに対して順番を付与する処理と、
前記検査箇所毎に受け取った前記計測の結果のそれぞれに対して順番を付与する処理と、をさらに実行させ、
前記計測の結果を前記記憶装置に記憶する処理では、前記計測の結果を、前記計測の結果に付与された順番と同じ順番の前記指定操作にて指定された前記検査箇所と関連付けて前記記憶装置に記憶する、請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記指定操作は、前記ユーザが前記検査箇所を表す音声を発する操作であり、
前記計測の結果を前記記憶装置に記憶する処理では、前記指定操作の直後に受け取った前記計測の結果を、前記指定操作にて指定された前記検査箇所と関連付けて前記記憶装置に記憶する、請求項1に記載のプログラム。
【請求項5】
一つの検査対象物に関する検査において、前記端末装置に、
前記一つの検査対象物の、ある検査箇所を指定する前記指定操作を受け付ける処理と、
前記ある検査箇所についての前記計測の結果を前記計測装置から受け取る処理と、
前記計測の結果を前記一つの検査対象物及び前記ある検査箇所と関連付けて前記記憶装置に記憶する処理と、
を実行させた後に、前記ある検査箇所を指定する前記指定操作を受け付ける処理を再度実行させた場合には、前記端末装置に、
前記ある検査箇所についての前記計測の結果を前記計測装置から再度受け取る処理と、
前記一つの検査対象物及び前記ある検査箇所と関連付けられた前記計測の結果を、再度受け取った前記ある検査箇所についての前記計測の結果に更新する処理と、
を実行させる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプログラム。
【請求項6】
前記端末装置に、
前記検査対象物の位置を特定するための画像、及び前記検査箇所に関する情報を前記端末装置の表示画面に表示させる処理をさらに実行させる、請求項1に記載のプログラム。
【請求項7】
プロセッサを備える計測装置であって、
前記プロセッサは、
検査対象物の選択操作をユーザから受け付ける処理と、
前記検査対象物における検査箇所の指定操作を前記ユーザから受け付ける処理と、
前記検査対象物の前記検査箇所に対して計測を行う処理と、
前記計測の結果を前記検査対象物及び前記検査箇所と関連付けて記憶させるためのデータを出力する処理と、を実行する計測装置。
【請求項8】
一つの前記検査対象物に複数の前記検査箇所が設定される場合、前記プロセッサは、
前記指定操作を受け付ける処理と、
前記計測を行う処理と、
前記計測の結果を前記検査対象物及び前記検査箇所と関連付けて記憶させるための前記データを出力する処理と、を前記検査箇所毎に繰り返し実行する、請求項7に記載の計測装置。
【請求項9】
ユーザにより利用される端末装置に、
検査対象物の選択操作を前記ユーザから受け付ける処理と、
前記検査対象物における検査箇所を特定する処理と、
前記検査対象物の前記検査箇所に対して計測装置によって計測が行われた場合に、前記計測装置における計測情報が表示された箇所を読取装置で読み取って得られる読み取りデータを、前記読取装置から受け取る処理と、
前記読み取りデータから特定される前記計測情報に基づいて、前記計測の結果を特定する処理と、
前記計測の結果を前記検査対象物及び前記検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶する処理と、を実行させるプログラム。
【請求項10】
前記端末装置に、
前記検査対象物と前記計測装置との位置関係を特定する特定操作を前記ユーザから受け付ける処理をさらに実行させ、
前記計測の結果を特定する処理では、前記計測情報と、前記検査対象物と前記計測装置との位置関係と、に基づいて、前記計測の結果を特定する、請求項9に記載のプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラムに係り、特に、ユーザ端末に検査支援用の処理を実行させるプログラムに関する。
また、本発明は、建物の検査に用いられる計測装置にも関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
建物又はその建設現場において、複数の検査箇所を検査する場合、検査者は、検査箇所毎に検査結果を記録する。検査結果を記録する方法は、多様であり、その一例としては、検査者が使用する端末を通じて情報を入力して記録する方法等が挙げられる。この方法では、各検査箇所と、それぞれの箇所での検査結果を検査箇所毎に入力する必要がある。
【0003】
また、検査結果を記録する他の方法としては、検査者が検査結果の内容を発話し、その音声を音声認識処理によってテキスト化して記録する方法が挙げられる(例えば、特許文献1参照)。この方法を採用する場合にも、検査結果を検査箇所毎に入力する必要があるため、検査者は、検査箇所毎に検査結果を発話することになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-084050号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、検査結果の入力作業は、より簡単に行えることが望ましく、検査箇所が多くなるほど、より簡便な入力方法が求められる。また、当然ながら、検査結果は、正確に入力される必要があるが、例えば、検査結果を発話又は手入力する場合には入力ミスが発生する可能性がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、検査結果の入力を適切に且つ簡単に行うためのプログラム、及び計測装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題は、本発明のプログラムによれば、ユーザにより利用される端末装置に、検査対象物の選択操作をユーザから受け付ける処理と、検査対象物における検査箇所の指定操作をユーザから受け付ける処理と、検査対象物の検査箇所に対して計測装置によって行われた計測の結果を、計測装置から受け取る処理と、計測の結果を検査対象物及び検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶する処理と、を実行させることにより解決される。
上記のプログラムによれば、検査のために行われる計測の結果を、正確に且つ容易に記憶装置に記憶させておくことができる。
【0008】
また、上記のプログラムにおいて、一つの検査対象物に複数の検査箇所が設定される場合、端末装置に、指定操作を受け付ける処理と、計測の結果を計測装置から受け取る処理と、計測の結果を検査対象物及び検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶する処理と、を検査箇所毎に繰り返し実行させるとよい。
上記の構成によれば、一つの検査対象物に対して複数の検査箇所が設定される場合に、各検査箇所について行われる計測の結果を、正確に且つ容易に記憶装置に記憶させておくことができる。
【0009】
また、上記のプログラムが、端末装置に、検査箇所毎に受け付けた指定操作のそれぞれに対して順番を付与する処理と、検査箇所毎に受け取った計測の結果のそれぞれに対して順番を付与する処理と、をさらに実行させてもよい。この場合、計測の結果を記憶装置に記憶する処理では、計測の結果を、計測の結果に付与された順番と同じ順番の指定操作にて指定された検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶してもよい。
上記の構成によれば、一つの検査対象物に対して設定された複数の検査箇所の各々について、適切に且つ容易に、計測の結果を検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶させることができる。
【0010】
また、上記の構成において、指定操作は、ユーザが検査箇所を表す音声を発する操作でもよい。この場合、計測の結果を記憶装置に記憶する処理では、指定操作の直後に受け取った計測の結果を、指定操作にて指定された検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶するとよい。
上記の構成によれば、検査箇所を音声で入力し、検査のために行った計測の結果を取得し、取得した計測の結果を、検査箇所と関連付けて記憶装置に記憶させる。これにより、各検査箇所について行われる計測の結果を、当該検査箇所と関連付けて記憶させることが、より容易になる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社ザメディア
出席管理システム
4日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
5日前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
5日前
ゼネラル株式会社
RFIDタグ付き物品
6日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
3日前
株式会社国際電気
支援システム
6日前
個人
コンテンツ配信システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
5日前
個人
プラットフォームシステム
3日前
ブラザー工業株式会社
ラベルプリンタ
5日前
富士通株式会社
画像生成方法
9日前
株式会社知財事業研究所
運行計画作成システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
作業支援システム
3日前
甍エンジニアリング株式会社
屋根材買い取りシステム
9日前
日立建機株式会社
作業機械の管理装置
6日前
日立建機株式会社
潤滑油診断システム
4日前
株式会社日立製作所
設計支援装置
4日前
アルプスアルパイン株式会社
入力装置
9日前
株式会社アイシン
情報提供システム
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
5日前
株式会社日立製作所
タスク管理システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両用の情報処理装置
4日前
ブラザー工業株式会社
印刷装置
4日前
株式会社カプコン
システム、サーバおよびプログラム
4日前
個人
情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
9日前
サクサ株式会社
画像処理装置、方法、およびシステム
5日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
9日前
日本電気株式会社
管理装置、管理方法、及びプログラム
9日前
ブラザー工業株式会社
画像形成システム
4日前
株式会社セルズ
情報処理システム
9日前
株式会社リコー
表示装置、表示方法、プログラム
3日前
株式会社 ミックウェア
情報処理装置及び情報処理方法
4日前
株式会社アイシン
投稿感情予測システム
9日前
続きを見る