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公開番号2025057788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167530
出願日2023-09-28
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人株式会社 ミックウェア
代理人個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250402BHJP(計算;計数)
要約【課題】移動体が保持する通信端末/撮影部が生成する映像情報の重複を緩和する情報処理装置及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】情報処理装置1は、時刻情報16bおよび位置情報16aを取得する通信端末11を保持する移動体12の移動に基づいて生成される映像情報17aを用いており、エリア22及び時間帯23からなる所定の時空間21に存在する通信端末11の数に基づいて、時空間21に対応する映像情報17aが所定の判定条件4aに基づいて取得できるか否かを判定する判定部4と、否に対応する時空間21を映像欠乏時空間情報5aとして外部装置13に通知する通知部5とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
時刻情報および位置情報を取得する通信端末を保持する移動体の移動に基づいて生成される映像情報を用いる情報処理装置であって、
エリア及び時間帯からなる所定の時空間に存在する前記通信端末の数と所定の条件とに基づいて、前記時空間に対応する前記映像情報が取得できるか否かを判定する判定部と、
前記否に対応する前記時空間を映像欠乏時空間情報として外部装置に通知する通知部とを備えている、情報処理装置。
続きを表示(約 790 文字)【請求項2】
前記通知部は、前記位置情報に基づいて、前記映像欠乏時空間情報に対応する前記エリア/その近傍に存在する前記外部装置である前記通信端末に通知する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通知部は、前記映像欠乏時空間情報に対応する前記エリアを経由する経路に関する経路情報と、前記映像欠乏時空間情報に対応する前記エリアの前記映像情報を提供することにより得られる報酬に関する報酬情報とを通知する、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通知部は、前記移動体の既存経路を、前記映像欠乏時空間情報に対応する前記エリアを経由する経路へ変更する依頼に関する変更依頼情報を通知する、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記外部装置が前記移動体の運行を管理する運行管理装置である、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記判定部は、前記エリアにおける所定の経路を走行した前記移動体としての車体の所定時間毎の通過数に、有効な映像が取得できる割合を乗算して得た指標値に基づいて判定をする、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記判定部は、前記指標値を前記経路のレーン数で除算して得た第2指標値に基づいて判定をする、請求項6記載の情報処理装置。
【請求項8】
時刻情報および位置情報を取得する通信端末を保持する移動体の移動に基づいて生成される映像情報を用いる情報処理装置に用いる方法であって、
エリア及び時間帯からなる所定の時空間に存在する前記通信端末の数に基づいて、前記時空間に対応する前記映像情報が適切に取得できるか否かを判定し、
前記否の判定に対応する前記時空間に関する映像欠乏時空間情報を外部装置に通知する、情報処理装置に用いる方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体から得られる映像情報のための情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車体運転者に対して道路上での渋滞情報を視覚的な形態で提供するための交通情報提供センタ等が開示されている。
前記交通情報提供センタは、渋滞発生予想エリアを画像データ収集範囲として決定すると共に、その範囲を通過予定の定期バスの候補を決定し、候補車体となった定期バスに対して情報収集指令を送信する。定期バスは、自車体が情報収集指令により示される画像データ収集範囲を差し掛かったときに、搭載カメラにより撮影した画像データ及び車体位置情報などを含むプローブ情報を交通情報提供センタへ送信する。交通情報提供センタでは、受信したプローブ情報に基づいて、道路の状況を視覚的に確認可能な道路状況確認用情報をリアルタイムに作成し、情報利用車体からアクセス可能なネットワークへ提供する。
【0003】
また従来から、ドライブレコーダ等により車体の周囲の映像は記録されている。記録された映像には、加速度異常などの異常の発生をトリガーとし、位置情報及び時刻情報などがタグ付けされている。そのタグを目印に映像情報を抽出することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-221537号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
一般に、人/車体を含む移動体は位置情報・時刻情報を送信する通信端末を保持していることが多い。また移動体は、所定の割合いで移動体の周囲を撮影する撮影装置(例えばドライブレコーダ)を保持している。このため移動体は、日々、映像データを多量に生成している。
【0006】
例えば、各車体から取得される時刻情報・位置情報(プローブデータ)に基づけば、渋滞発生場所を推定することができ、ドライブレコーダが撮影すべき時間とエリアを特定することができる(特許文献1参照)。
【0007】
しかし生成された映像データの多くが、有効に活用されているわけではない。例えば、ドライブレコーダで生成される映像は、特定の時間・エリアに集中する傾向にある。このため、いつどこで発生するか予測ができないイベント、例えば、盗難、迷子、徘徊、強盗等に対して、適切に活用するのが難しい。
【0008】
そこで、一つの側面において、本明細書は、移動体が保持する通信端末/撮影部が生成する映像情報の重複を緩和する情報処理装置及び情報処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
(1)本発明の一つの態様の情報処理装置は、時刻情報および位置情報を取得する通信端末を保持する移動体の移動に基づいて生成される映像情報を用いる情報処理装置であって、エリア及び時間帯からなる所定の時空間に存在する前記通信端末の数に基づいて、前記時空間に対応する前記映像情報が所定の条件に基づいて取得できるか否かを判定する判定部と、前記否に対応する前記時空間を映像欠乏時空間情報として外部装置に通知する通知部とを備えている、ことを特徴としている。
【0010】
・「位置情報」とは、移動体の現在地を示す情報である。また「位置情報」は、例えば、緯度、経度で表される情報である。また「位置情報」は、さらには高度を加えて表される情報であってもよい。さらに「位置情報」は、例えば、緯度、経度、高度に換算できる別の指標値で表される情報であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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