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公開番号
2025059817
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023170138
出願日
2023-09-29
発明の名称
通信システム
出願人
株式会社SUBARU
代理人
弁理士法人青海国際特許事務所
主分類
G06F
8/65 20180101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約
【課題】リプログラミングを正常に実施可能とする。
【解決手段】第2ユニットプロセッサは、第1ユニットメモリに記憶されている第1所定情報が削除されるよりも前に、第1所定情報を第2ユニットメモリに記憶することと、リプログラムの実行が中断した場合に、第2ユニットメモリに記憶されている第1所定情報を更新装置へ送信することと、を含む処理を実行する。更新装置プロセッサは、第1ユニットまたは第2ユニットから受信した第1所定情報に基づいて、リプログラムの実行可否を判定することと、リプログラムの実行を決定した場合に、第2所定情報を第1ユニットへ送信することと、を含む処理を実行する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
1つまたは複数の第1ユニットプロセッサと、前記第1ユニットプロセッサに接続される1つまたは複数の第1ユニットメモリと、を有し、車両に設けられる第1ユニットと、
1つまたは複数の第2ユニットプロセッサと、前記第2ユニットプロセッサに接続される1つまたは複数の第2ユニットメモリと、を有し、前記車両に設けられる第2ユニットと、
1つまたは複数の更新装置プロセッサと、前記更新装置プロセッサに接続される1つまたは複数の更新装置メモリと、を有し、前記車両に接続される更新装置と、
を備え、
前記第1ユニットプロセッサは、
前記第1ユニットメモリに記憶された第1所定情報を前記更新装置へ送信することと、
リプログラムが実行される場合に、前記第1ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報を削除した後に、前記第1ユニットメモリに前記更新装置から受信した第2所定情報を記憶することと、
を含む処理を実行し、
前記第2ユニットプロセッサは、
前記第1ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報が削除されるよりも前に、前記第1所定情報を前記第2ユニットメモリに記憶することと、
前記リプログラムの実行が中断した場合に、前記第2ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報を前記更新装置へ送信することと、
を含む処理を実行し、
前記更新装置プロセッサは、
前記第1ユニットまたは前記第2ユニットから受信した前記第1所定情報に基づいて、前記リプログラムの実行可否を判定することと、
前記リプログラムの実行を決定した場合に、前記第2所定情報を前記第1ユニットへ送信することと、
を含む処理を実行する、通信システム。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記第2ユニットは、
前記更新装置と前記第1ユニットとの間の通信の中継および監視を行うセントラルユニットである請求項1に記載の通信システム。
【請求項3】
前記第2ユニットプロセッサは、
前記第1ユニットから前記更新装置へ前記第1ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報の送信が行われた場合に、前記第1所定情報を前記第2ユニットメモリに記憶することと、
前記リプログラムの実行が中断した場合に、前記第1ユニットに代わって、前記第1所定情報を前記更新装置へ送信することと、
を含む処理を実行する、請求項2に記載の通信システム。
【請求項4】
前記第2ユニットプロセッサは、
前記第1ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報を削除された後であって、前記リプログラムの実行が完了するよりも前までの期間において、前記リプログラムの実行が中断した場合に、前記第2ユニットメモリに記憶した前記第1所定情報を前記更新装置へ送信すること、
を含む処理を実行する、請求項1から3のいずれか一項に記載の通信システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、車両に設けられる各種電子機器のプログラムを更新する(以下、「リプログラミング」とも呼ぶ)技術が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1では、リプログラミングを実施するために外部装置を車両に接続して、車両に搭載された制御装置のリプログラミングを実施することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-167573号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記したようなリプログラミングの実行中において、例えば、車両と外部装置との接続端子が抜け落ちてしまった場合に、リプログラミングが中断してしまう場合がある。また、例えば、リプログラミングの実行中において、車両のイグニッション電源がIG-ONからIG-OFFに誤って切り替わってしまった場合に、リプログラミングが中断してしまう場合がある。従来では、このようにして意図せずにリプログラミングが中断してしまった場合に、リプログラミングを正常に実施できないおそれがあった。
【0006】
本発明は、リプログラミングを正常に実施可能とすることを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一実施形態に係る通信システムは、
1つまたは複数の第1ユニットプロセッサと、前記第1ユニットプロセッサに接続される1つまたは複数の第1ユニットメモリと、を有し、車両に設けられる第1ユニットと、
1つまたは複数の第2ユニットプロセッサと、前記第2ユニットプロセッサに接続される1つまたは複数の第2ユニットメモリと、を有し、前記車両に設けられる第2ユニットと、
1つまたは複数の更新装置プロセッサと、前記更新装置プロセッサに接続される1つまたは複数の更新装置メモリと、を有し、前記車両に接続される更新装置と、
を備え、
前記第1ユニットプロセッサは、
前記第1ユニットメモリに記憶された第1所定情報を前記更新装置へ送信することと、
リプログラムが実行される場合に、前記第1ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報を削除した後に、前記第1ユニットメモリに前記更新装置から受信した第2所定情報を記憶することと、
を含む処理を実行し、
前記第2ユニットプロセッサは、
前記第1ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報が削除されるよりも前に、前記第1所定情報を前記第2ユニットメモリに記憶することと、
前記リプログラムの実行が中断した場合に、前記第2ユニットメモリに記憶されている前記第1所定情報を前記更新装置へ送信することと、
を含む処理を実行し、
前記更新装置プロセッサは、
前記第1ユニットまたは前記第2ユニットから受信した前記第1所定情報に基づいて、前記リプログラムの実行可否を判定することと、
前記リプログラムの実行を決定した場合に、前記第2所定情報を前記第1ユニットへ送信することと、
を含む処理を実行する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リプログラミングを正常に実施可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施形態に係る通信システムを説明するための機能ブロック図である。
図2は、本発明の一実施形態に係る設定ファイルを説明するための図である。
図3は、本発明の一実施形態に係る更新装置側処理を示すフローチャートである。
図4は、本発明の一実施形態に係る第1ユニット側処理を示すフローチャートである。
図5は、本発明の一実施形態に係る第2ユニット側処理を示すフローチャートである。
図6は、本発明の第1変形例に係る第2ユニット側処理を示すフローチャートである。
図7は、本発明の第1変形例に係る更新装置側処理を示すフローチャートである。
図8は、本発明の第1変形例に係る保存値要求処理を示すフローチャートである。
図9は、本発明の第2変形例に係る保存値要求処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す具体的な寸法、材料、数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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