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公開番号2025080155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023193205
出願日2023-11-13
発明の名称駆動伝達装置、駆動装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/00 20060101AFI20250516BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】電磁クラッチのフィールドコアに通電用の端子を備えたコネクタなどの通電部を一体に設け、この通電部に装置本体側の接続部を電気接続したところ、装置本体側の接続部の構成によっては異音が発生してしまう。
【解決手段】通電部(200)が一体の電磁クラッチ(88)を備えた駆動伝達装置において、通電部(200)はフィールドコア(210)と一体であり、通電部(200)と電気接続される装置本体側の接続部は電気接続状態で通電部(200)に外力を与えるものであり、この外力による、フィールドコア(210)のロータボス部に対する倒れを、通電部(200)に係合して抑制する倒れ抑制部(321、320)を有する。倒れ抑制部は、倒れが生じる可能性がある方向の一方から通電部(200)に対向する対向部(320)と、他方から対向部に向けて通電部(200)を付勢する付勢部(321)とを有することが好ましい。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
通電部が一体の電磁クラッチを備えた駆動伝達装置において、
前記通電部はフィールドコアと一体であり、
前記通電部と電気接続される装置本体側の接続部は電気接続状態で前記通電部に外力を与えるものであり、
前記外力による、前記フィールドコアのロータボス部に対する倒れを、前記通電部に係合して抑制する倒れ抑制部を有することを特徴とする駆動伝達装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記倒れ抑制部は、前記倒れが生じる可能性がある方向の一方から前記通電部に対向する対向部と、前記方向の他方から前記対向部に向けて前記通電部を付勢する付勢部とを有することを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項3】
請求項2に記載の駆動伝達装置において、
前記方向の他方から前記通電部に対向する対向部を有し、
前記付勢部は、前記方向の一方と他方の対向部の間で設けられ、前記間における前記通電部を挟んでの隙間よりも厚みが大きい制振材であることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項4】
請求項2に記載の駆動伝達装置において、
前記付勢部は、可撓性あるいは弾性を有す樹脂材であることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項5】
請求項4に記載の駆動伝達装置において、
前記樹脂材は、板形状であって前記倒れが生じる可能性がある方向に対し傾斜した面によって前記対向部に向けて前記通電部を付勢することを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項6】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記倒れ抑制部は、前記倒れが生じる可能性がある方向で前記外力に抗して前記通電部に当接する当接部を有することを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項7】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記倒れ抑制部は、前記倒れが生じる可能性がある方向の一方から前記通電部に対向する対向部と、前記方向の他方から前記通電部に対向する対向部との間に前記通電部を軽圧入する構造であることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項8】
請求項1に記載の駆動伝達装置において、
前記フィールドコアと前記ロータボス部との間のすきまによって前記倒れの可能性が生じることを特徴とする駆動伝達装置。
【請求項9】
請求項1乃至8の何れか一に記載の駆動伝達装置と駆動源とを備えた駆動装置。
【請求項10】
請求項9に記載の駆動装置を備えた画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動伝達装置、駆動装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、通電部が一体の電磁クラッチを備えた駆動伝達装置が知られている。
例えば特許文献1には、電磁クラッチ(84)の本体(84A)が円筒形状であり、外周面には端子プリント配線板(86)がブロック状のスペーサ(88)を介して取り付けられたものが記載されている。この電磁クラッチが所定位置に位置決めされた状態で端子プリント配線板の導電性パターン(90)を押圧して電気接続する弾性変形可能な接触端子(104)が設けられている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
電磁クラッチのフィールドコアに通電用の端子を備えたコネクタなどの通電部を一体に設け、この通電部に装置本体側の接続部を電気接続したところ、装置本体側の接続部の構成によっては異音が発生してしまうことが判明した。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するために、本発明は、通電部が一体の電磁クラッチを備えた駆動伝達装置において、前記通電部はフィールドコアと一体であり、前記通電部と電気接続される装置本体側の接続部は電気接続状態で前記通電部に外力を与えるものであり、前記外力による、前記フィールドコアのロータボス部に対する倒れを、前記通電部に係合して抑制する倒れ抑制部を有することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、電磁クラッチのフィールドコアに通電用の端子を備えたコネクタなどの通電部を一体に設けた構成において、異音の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係るプリンタを示す概略模式図。
駆動装置の概略斜視図。
樹脂ハウジングを取り外した同駆動装置の概略斜視図。
取付板金(ブラケット)を取り外した同駆動装置の斜視図。
同駆動装置の他の斜視図。
同駆動装置の現像電磁クラッチの斜視図。
同駆動装置の回り止め開口近傍の基本構成の拡大図斜視図。
異音発生原因の説明図。
ハーネスに負荷が加わり方の例を示す説明図。
倒れ抑制部の構成例1の説明図。
構成例1の変形例の説明図。
倒れ抑制部の他の構成例の説明図。
倒れ抑制部の更に他の構成例の説明図。
倒れ抑制部の更に他の構成例の説明図。
本発明が適用可能な電磁クラッチの変形例の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式で画像を形成する電子写真プリンタ(以下、単にプリンタという)を例に挙げて説明する。本発明は、電子写真方式による画像形成装置で説明するが、これに限定されるものではなく、インクジェット方式や孔版印刷方式等の画像形成装置にも適用できる。
【0008】
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略模式図である。図に付したX、Y、Zの方向は次のとおりであり、他の図でも同様である。X方向は図1をプリンタ正面からの図とし、装置の左右に平行で左から右へ向く方向である。Y方向は装置の前後に平行で前から後ろに向く方向である。Z方向は鉛直で下から上に向く方向である。
【0009】
同図において、本プリンタは、潜像担持体としての感光体1や、本体筐体50に対して着脱可能に構成された給紙カセット100などを備えている。給紙カセット100は、複数の記録シートSをシート束の状態で収容している。
【0010】
給紙カセット100内の記録シートSは、本体給紙ローラ41の回転駆動によってカセット内から送り出され、本体給紙ローラ41と分離パッド48との分離ニップにおいて、最上位シートのみが分離されて送り出され、本体給紙路R1内に至る。その後、記録シートSは中継ローラ対42に挟み込まれて、本体給紙路R1内を搬送方向の上流側から下流側へと搬送される。
(【0011】以降は省略されています)

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