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公開番号2025079104
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-21
出願番号2023191563
出願日2023-11-09
発明の名称情報処理装置、ラベル作成装置、制御方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G16H 20/10 20180101AFI20250514BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】処方箋情報などの服薬関連情報から薬又は薬収納部に付されるラベルを作成する場合の利便性を向上させる。
【解決手段】処方箋情報を含む服薬関連情報から服薬者に処方される薬又は該薬が収納される薬収納部に付されるラベル18,36を作成するためのラベル作成情報を生成する情報処理装置510であって、服薬関連情報に含まれる一部の情報である抽出情報を抽出する抽出条件を示す設定情報を記憶する記憶部512と、処方箋情報を取得する取得部511と、記憶部に記憶される設定情報が示す抽出条件に基づいて、取得部が取得した服薬関連情報から抽出情報を抽出する抽出部513と、抽出部が抽出した抽出情報に基づいてラベル作成情報を生成する生成部514と、所定の設定指示に従って、記憶部に記憶される設定情報を追加又は変更する設定処理を行う設定処理部515と、を有する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
服薬者に処方される薬の処方箋情報を含む服薬関連情報から、服薬者に処方される薬又は該薬が収納される薬収納部に付されるラベルを作成するためのラベル作成情報を生成する情報処理装置であって、
前記服薬関連情報に含まれる一部の情報である抽出情報を抽出する抽出条件を示す設定情報を記憶する記憶部と、
前記処方箋情報を取得する取得部と、
前記記憶部に記憶される設定情報が示す抽出条件に基づいて、前記取得部が取得した服薬関連情報から前記抽出情報を抽出する抽出部と、
前記抽出部が抽出した抽出情報に基づいて前記ラベル作成情報を生成する生成部と、
所定の設定指示に従って、前記記憶部に記憶される設定情報を追加又は変更する設定処理を行う設定処理部と、を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記記憶部は、前記抽出条件が互いに異なる複数の設定情報を記憶しており、
所定の選択条件に従って、前記記憶部に記憶される複数の設定情報の中から、前記抽出部が用いる設定情報を選択する選択部を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記ラベル作成情報は、前記ラベル上に表示されるコード画像を作成するためのコード画像作成情報を含み、
前記生成部は、前記抽出部が抽出した抽出情報を符号化したコード画像を作成するためのコード画像作成情報を生成することを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置において、
前記抽出部が抽出した抽出情報の情報量が前記コード画像として符号化される情報の上限量を超えているか否かを判断する判断部を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理装置において、
前記判断部が前記上限量を超えていると判断した場合、その旨を報知する報知部を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項4に記載の情報処理装置において、
前記判断部が前記上限量を超えていると判断した場合、前記抽出部が抽出した抽出情報の情報量が前記上限量以下になるように、該抽出情報を変更する変更部を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置において、
前記変更部は、前記抽出情報を、他の服薬関連情報から抽出される他の抽出情報と同一にならないように変更することを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
請求項3乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
前記ラベル作成情報は、前記ラベル上に表示される非コード画像を作成するための非コード画像作成情報を含み、
前記非コード画像は、前記コード画像に符号化される前記抽出情報の一部又は全部を報知する報知画像であることを特徴とする情報処理装置。
【請求項9】
請求項8に記載の情報処理装置において、
所定の指定条件に従って、前記コード画像に符号化される前記抽出情報の中から、前記報知画像として報知する情報を指定する指定部を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項10】
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置において、
所定の色設定条件に従って、前記ラベル上に表示される色を設定する色設定部を有し、
前記生成部は、前記色設定部が設定した色が表示されるラベルを作成するためのラベル作成情報を生成することを特徴とする情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、ラベル作成装置、制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、服薬者に処方される薬の処方箋情報を含む服薬関連情報から、服薬者に処方される薬又は該薬が収納される薬収納部に付されるラベルを作成するためのラベル作成情報を生成する情報処理装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、調剤に付随して発生する多くの書類の処理を効率的に行うための調剤薬局業務の支援システムにおいて、処方箋情報を記録した患者情報データベースから抽出した必要事項のデータを患者(服薬者)に渡す薬袋ラベルデータとして使用するものが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、処方箋情報などの服薬関連情報から、薬又は薬収納部に付されるラベルを生成する場合、従来は、予め決められた単一種類のラベルしか作成できなかったため、利便性の悪いものであった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、服薬者に処方される薬の処方箋情報を含む服薬関連情報から、服薬者に処方される薬又は該薬が収納される薬収納部に付されるラベルを作成するためのラベル作成情報を生成する情報処理装置であって、前記服薬関連情報に含まれる一部の情報である抽出情報を抽出する抽出条件を示す設定情報を記憶する記憶部と、前記服薬関連情報を取得する取得部と、前記記憶部に記憶される設定情報が示す抽出条件に基づいて、前記取得部が取得した服薬関連情報から前記抽出情報を抽出する抽出部と、前記抽出部が抽出した抽出情報に基づいて前記ラベル作成情報を生成する生成部と、所定の設定指示に従って、前記記憶部に記憶される設定情報を追加又は変更する設定処理を行う設定処理部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、追加、変更される設定情報に基づいた種々のラベルを作成することが可能となり、高い利便性を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態におけるラベル作成システムを利用する服薬支援システム全体を説明するための説明図。
(a)は、実施形態に係る服薬支援システムを構成する配薬装置の要部の正面図、(b)は(a)の側面図。
(a)は単一の薬剤一包化パックの平面図、(b)は(a)の薬剤一包化パックをA矢視方向から見た側面図、(c)は薬剤一包化パック結合体の側面図、(d)はパック連続体の一般的な形態を示す図。
同服薬支援システムで用いられる配薬トレイの一構成例を示す外観斜視図。
同配薬トレイに保持される小分けボックスの一例を示す斜視図。
(a)は同配薬装置で用いられるカートリッジの一例の縦断面図、(b)は(a)の下面図。
実施形態における調剤薬局の情報処理装置の主要構成を示すブロック図。
処方箋の一例を示す説明図。
(a)は、処方箋情報ファイルの内容の一例を示す説明図。(b)は、同処方箋情報ファイルに基づいて生成される二次元コード画像と、同二次元コード画像に符号化された情報の内容を示す説明図。(c)は、同二次元コード画像を含むラベルの一例を示す説明図。
設定ファイルの内容の一例を示す説明図。
同ラベル作成システムにおいて、同情報処理装置がアプリケーションプログラムを実行することで行われるラベル作成処理の流れを示すフローチャート。
複数の設定ファイルの中から使用する設定ファイルを選択する選択画面の一例を示す説明図。
複数の設定ファイルの中から使用する設定ファイルを選択する選択処理を含んだラベル作成処理の流れを示すフローチャート。
抽出した抽出情報の情報量(文字数)が二次元コード画像として符号化される情報の上限量(文字数制限)を超えているか否かを判断する判断処理を含んだラベル作成処理の流れを示すフローチャート。
(a)は、抽出した抽出情報の内容(文字列)の一例を示す説明図。(b)は、短縮後の抽出情報の内容(文字列)の一例を示す説明図。(c)は、短縮後の抽出情報に付加情報を追加した内容(文字列)の一例を示す説明図。(d)は、生成される二次元コード画像と同二次元コード画像に符号化された情報の内容を示す説明図。(e)は、同二次元コード画像を含むラベルの一例を示す説明図。
他の服薬関連情報から抽出される他の抽出情報と同一にならないように情報内容を変更(短縮)する処理を含んだラベル作成処理の流れを示すフローチャート。
服薬タイミングごとに異なる色を付したラベルの一例を示す説明図。
施設ごとに異なる色を付したラベルの一例を示す説明図。
(a)は、複数種類のラベルの中から印刷するラベルの種類を指示するための印刷指示画面の一例を示す説明図。(b)は、カートリッジ用のラベルと小分けボックス用のラベルの両方が印刷された状態を示す説明図。
図19(a)に示す印刷指示画面にPDFファイルの作成を指示する選択肢が追加された印刷指示画面の一例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態では、処方箋情報を含む服薬関連情報から薬又は薬収納部に付される標識ラベル(以下、単に「ラベル」ともいう。)を作成するためのラベル作成情報を生成する情報処理部としての情報処理装置(レセプトコンピュータ等)と、ラベル作成情報に基づいてラベルを作成するラベル作成部としての画像形成装置とを備えるラベル作成装置としてのラベル作成システムを例に挙げて説明する。詳しくは、病院や介護施設等における看護師や介護士等の服薬介助者が服薬準備を行って配薬するときの支援を行う服薬支援システムに利用されるラベル作成システムである。
【0009】
図1は、本実施形態におけるラベル作成システムを利用する服薬支援システム全体を説明するための説明図である。
本実施形態の服薬支援システムは、主に、調剤薬局などの施設(ここでは調剤薬局)に配置されるラベル作成システム500と、病院や介護施設等の服薬者がいる施設(ここでは介護施設)に配置される配薬装置200と、から構成される。
【0010】
調剤薬局のラベル作成システム500は、パソコン(パーソナルコンピュータ)などから構成される情報処理装置510と画像形成装置としてのプリンタ520とが通信可能に接続されて構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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