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公開番号
2025077635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023189979
出願日
2023-11-07
発明の名称
画像処理装置、画像処理装置の制御方法および画像処理装置の制御プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/00 20060101AFI20250512BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】商用電源からの電力を受けて動作する画像処理装置の性能の低下を抑制しつつ、商用電源の電源ノイズを効果的に抑制する。
【解決手段】画像処理装置は、商用電源から生成された直流電圧に応じて動作する画像処理部と、前記画像処理部で処理するデータまたは前記画像処理部で処理したデータが伝送される信号線に接続されるポートと、前記信号線に現れる電源ノイズをフィルタリングするフィルタ回路を有し、予め設定された動作タイミングにおいて、前記信号線に伝送される信号に応じてノイズレベル検出部により前記商用電源の電源ノイズのノイズレベル検出を開始し(S104)、フィルタ設定部により前記ノイズレベル検出部により検出されたノイズレベルに応じて前記フィルタ回路を有効に設定する(S120)かまたは無効に設定する(S118)。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
商用電源から生成された直流電圧に応じて動作する画像処理部と、
前記画像処理部で処理するデータまたは前記画像処理部で処理したデータが伝送される信号線に接続されるポートと、
前記信号線に現れる電源ノイズをフィルタリングするフィルタ回路と、
予め設定された動作タイミングにおいて、前記信号線に伝送される信号に応じて前記商用電源の電源ノイズのノイズレベルを検出するノイズレベル検出部と、
前記ノイズレベル検出部により検出された前記ノイズレベルに応じて前記フィルタ回路のフィルタ機能を有効または無効に設定するフィルタ設定部と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記ノイズレベル検出部は、予め設定された期間に前記ノイズレベルを複数回検出し、前記ノイズレベルが最も大きい時刻を求め、以後、求めた時刻毎に前記ノイズレベルを検出し、
前記フィルタ設定部は、時刻毎に検出された前記ノイズレベルに応じて前記フィルタ回路の前記フィルタ機能を有効または無効に設定すること
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記信号線は、ファクシミリの通信回線に使用され、
前記ノイズレベル検出部は、前記ファクシミリの送信動作における発呼前に前記ノイズレベルを検出すること
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記信号線は、ファクシミリの通信回線に使用され、
前記ノイズレベル検出部は、コーリングトーン信号の受信時に前記ノイズレベルを検出すること
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記画像処理部で処理された画像データをプリントする画像プリント部を有し、
前記ノイズレベル検出部は、前記画像プリント部によるプリント動作時に前記ノイズレベルを検出すること
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記ノイズレベル検出部は、前記画像処理部が動作していないタイミングで前記ノイズレベルを検出すること
を特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項7】
商用電源から生成された直流電圧に応じて動作する画像処理部と、前記画像処理部で処理するデータまたは前記画像処理部で処理したデータが伝送される信号線に接続されるポートと、前記信号線に現れる電源ノイズをフィルタリングするフィルタ回路と、を有する画像処理装置の制御方法であって、
前記画像処理装置が有するノイズレベル検出部が、予め設定された動作タイミングにおいて、前記信号線に伝送される信号に応じて前記商用電源の電源ノイズのノイズレベルを検出し、
前記画像処理装置が有するフィルタ設定部が、前記ノイズレベル検出部により検出された前記ノイズレベルに応じて前記フィルタ回路のフィルタ機能を有効または無効に設定すること
を特徴とする画像処理装置の制御方法。
【請求項8】
商用電源から生成された直流電圧に応じて動作する画像処理部と、前記画像処理部で処理するデータまたは前記画像処理部で処理したデータが伝送される信号線に接続されるポートと、前記信号線に現れる電源ノイズをフィルタリングするフィルタ回路と、を有する画像処理装置の制御プログラムであって、
前記画像処理装置が有するノイズレベル検出部に、予め設定された動作タイミングにおいて、前記信号線に伝送される信号に応じて前記商用電源の電源ノイズのノイズレベルを検出させ、
前記画像処理装置が有するフィルタ設定部に、前記ノイズレベル検出部により検出された前記ノイズレベルに応じて前記フィルタ回路のフィルタ機能を有効または無効に設定させること
を特徴とする画像処理装置の制御プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法および画像処理装置の制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
商用電源からの入力電圧に重畳されている電源ノイズを除去するフィルタ回路を有する電源装置が知られている。この種の電源装置では、入力電力に重畳された電源ノイズ、高周波成分、または出力される電力の出力負荷の大きさに応じてフィルタ回路を切り替えることで、フィルタ回路での電力損失が低減される(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
通常、電源ノイズは常時変化し、電源ノイズのノイズレベルは、電力を供給する供給先装置の負荷の変動によっても変化する。例えば、電力の供給先である供給先装置に搭載されたCPU(Central Processing Unit)により電源ノイズのノイズレベルを常時検出してフィルタ回路の能力を切り替えることが考えられる。しかしながらこの場合、ノイズレベルの検出とフィルタ回路の能力の切り替えとによるCPUの負荷の増大により、電力の供給先装置の性能が低下するおそれがある。
【0004】
上記の課題に鑑み、本発明は、商用電源からの電力を受けて動作する画像処理装置の性能の低下を抑制しつつ、商用電源の電源ノイズを効果的に抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の画像処理装置は、商用電源から生成された直流電圧に応じて動作する画像処理部と、前記画像処理部で処理するデータまたは前記画像処理部で処理したデータが伝送される信号線に接続されるポートと、前記信号線に現れる電源ノイズをフィルタリングするフィルタ回路と、予め設定された動作タイミングにおいて、前記信号線に伝送される信号に応じて前記商用電源の電源ノイズのノイズレベルを検出するノイズレベル検出部と、前記ノイズレベル検出部により検出されたノイズレベルに応じて前記フィルタ回路を有効または無効に設定するフィルタ設定部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
商用電源からの電力を受けて動作する画像処理装置の性能の低下を抑制しつつ、商用電源の電源ノイズを効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の一実施形態に係る画像処理装置の概要を示すブロック図である。
図1のFAX制御基板の一例を示すブロック図である。
図1の画像処理装置の動作の一例を示すフロー図である。
図1の画像処理装置の動作の別の例を示すフロー図である。
図1の画像処理装置の動作の別の例を示すフロー図である。
図1の画像処理装置の動作の別の例を示すフロー図である。
図1の画像処理装置の動作の別の例を示すフロー図である。
図1の画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図1の画像処理装置に搭載される制御基板のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を用いて実施形態を説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。信号線を示す1本の線または1本の矢印は、複数の信号線を示す場合があり、1本の線または1本の矢印に電源線が含まれる場合がある。
【0009】
(画像処理装置の概要)
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置の概要を示すブロック図である。例えば、図1に示す画像処理装置100は、交流の商用電源ACから給電を受けて動作する機器であり、例えば、複写機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能等を有するデジタル複合機である。デジタル複合機は、MFP(MultiFunction Printer)とも称される。
【0010】
画像処理装置100は、AC/DCコンバータ10、エンジン制御基板20、スキャナ30、プリンタ40、コントローラ制御基板50、操作部60およびFAX制御基板70を有する。AC/DCコンバータ10は、商用電源ACから供給される交流電圧を複数種の直流電圧に変換する。AC/DCコンバータ10は、変換した複数種の直流電圧をエンジン制御基板20を介して、スキャナ30、プリンタ40、コントローラ制御基板50、操作部60およびFAX制御基板70に供給する。例えば、プリンタ40は、タンデム方式のレーザプリンタである。なお、プリンタ40は、インクジェット方式のプリンタでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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