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公開番号
2025072008
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182488
出願日
2023-10-24
発明の名称
情報処理システム、プログラム、タスク調整方法、タスク調整システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/22 20240101AFI20250430BHJP(計算;計数)
要約
【課題】インシデント発生時にインシデント対応タスクをスタッフに適切に割り振ること。
【解決手段】本発明は、施設のスタッフが携帯する端末装置とネットワークを介して通信できる情報処理システムであって、通常タスクが各スタッフに時系列に割り振られたスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、タスクの優先度が登録された優先度情報記憶部と、前記端末装置からインシデントが発生した旨の通知を受信する通信部と、前記通信部が受信した前記インシデントに対応するインシデント対応タスクの優先度及び前記通常タスクの優先度に応じて、複数のスタッフに1つ以上の前記インシデント対応タスクを割り振るタスク割り振り部と、を有する。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
施設のスタッフが携帯する端末装置とネットワークを介して通信できる情報処理システムであって、
通常タスクが各スタッフに時系列に割り振られたスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、
タスクの優先度が登録された優先度情報記憶部と、
前記端末装置からインシデントが発生した旨の通知を受信する通信部と、
前記通信部が受信した前記インシデントに対応するインシデント対応タスクの優先度及び前記通常タスクの優先度に応じて、複数のスタッフに1つ以上の前記インシデント対応タスクを割り振るタスク割り振り部と、
を有する情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記スタッフに対応するスキルがあるタスクが登録されているタスク対応情報記憶部を有し、
前記タスク割り振り部は、前記インシデント対応タスクの優先度の方が前記通常タスクの優先度より高く、かつ、前記スタッフが前記インシデント対応タスクに対応している場合、前記スタッフに前記インシデント対応タスクを割り振る、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記タスク割り振り部は、前記インシデント対応タスクが割り振られることで置き換えられた第一の通常タスクの優先度が閾値以上の場合、
前記第一の通常タスクの優先度と、
前記第一の通常タスクを遂行する予定だったスタッフとは別のスタッフに割り振られており、かつ、前記第一の通常タスクと時間が重複する第二の通常タスクの優先度に応じて、前記別のスタッフに前記第一の通常タスクを割り振る、請求項1又は2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記タスク割り振り部は、前記第一の通常タスクの優先度が閾値以上でない場合、
前記第一の通常タスクを遂行されない余剰タスクとして前記スケジュール情報から削除する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記タスク割り振り部は、前記第一の通常タスクの優先度が閾値以上であるが、
前記第二の通常タスクが割り振られていた前記別のスタッフが前記第一の通常タスクに対応していない、又は、前記第一の通常タスクの優先度より前記第二の通常タスクの優先度の方が高い場合、
前記第一の通常タスクを含め、前記第一の通常タスクを遂行する予定だったスタッフのスケジュールを後にずらす、請求項4に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記タスク割り振り部は、前記第二の通常タスクが割り振られている複数の前記別のスタッフのうち、優先度が閾値以上でない前記第二の通常タスクが割り振られている前記別のスタッフを優先して、
前記第一の通常タスクの優先度と前記第二の通常タスクの優先度に応じて、前記第一の通常タスクを前記別のスタッフに割り振ることができるか判断する、請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記タスク割り振り部が前記インシデント対応タスクを割り振った新しいスケジュール情報を、前記通信部が各スタッフの前記端末装置に送信し、
各スタッフの前記端末装置は、前記新しいスケジュール情報を表示する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記通信部が、第一の端末装置において入力された前記インシデント対応タスクを移譲する旨を受信した場合、
第二の端末装置に、前記インシデント対応タスクの移譲を受けるか否かの問い合わせを送信し、
前記第二の端末装置から前記インシデント対応タスクの移譲を受ける旨を受信した場合、前記タスク割り振り部は、前記第一の端末装置のスタッフのスケジュール情報から前記インシデント対応タスクを削除し、前記第二の端末装置のスタッフに前記インシデント対応タスクを割り振る、請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記通信部が、前記インシデント対応タスクが分解された分解タスクを各スタッフに送信し、
前記第一の端末装置において入力された前記分解タスクを移譲する旨を受信した場合、
前記第二の端末装置に、前記分解タスクの移譲を受けるか否かの問い合わせを送信する、請求項8に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記優先度情報記憶部では、一部の前記通常タスクの優先度が夜間と昼間によって異なる、請求項1に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、プログラム、タスク調整方法、及び、タスク調整システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
介護施設ではスタッフが、被介護者の食事、レクリエーション、リネン交換等、日常的な介護のタスクを行う。このような通常タスクを情報処理システムがスタッフに割り振りする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、スタッフが活動タスクを行う能力及び/又は見込みを示す見込み指標値と介護ニーズに応じて、個々の通常介護業務を個々のスタッフに割り振る技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来の技術では、インシデント発生時にインシデント対応タスクをスタッフに適切に割り振ることが困難であるという問題があった。インシデント対応タスクとは、インシデントの発生時にスタッフが行うべきタスクである。介護施設では被介護者の転倒などのインシデントが発生する場合がある。スタッフは通常タスクを行いながら、インシデント対応タスクを複数のスタッフに割り振り、更に、インシデント対応タスクを遂行する必要等があるためスタッフの負担が大きい。
【0004】
本発明は、上記課題に鑑み、インシデント発生時にインシデント対応タスクをスタッフに適切に割り振る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題に鑑み、本発明は、施設のスタッフが携帯する端末装置とネットワークを介して通信できる情報処理システムであって、通常タスクが各スタッフに時系列に割り振られたスケジュール情報を記憶するスケジュール情報記憶部と、タスクの優先度が登録された優先度情報記憶部と、前記端末装置からインシデントが発生した旨の通知を受信する通信部と、前記通信部が受信した前記インシデントに対応するインシデント対応タスクの優先度及び前記通常タスクの優先度に応じて、複数のスタッフに1つ以上の前記インシデント対応タスクを割り振るタスク割り振り部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、インシデント発生時にインシデント対応タスクをスタッフに適切に割り振ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態のタスク調整方法を模式的に説明する図である。
タスク調整システムのシステム構成図の一例である。
情報処理システムの一例のハードウェア構成を示す図である。
端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。
タスク調整システムの機能構成の一例を示す図である。
スケジュール情報記憶部に記憶されているスケジュール情報の一例を示す図である。
タスク対応情報記憶部に記憶されているタスク対応情報の一例を示す図である。
優先度情報記憶部に記憶されている優先度情報の一例を示す図である。
インシデントの種類と通常タスクの優先度との関係の一例を示す図である。
インシデント発生時に調整されるスケジュールを説明する図である。
インシデントが発生する前の各スタッフのスケジュールの一例を示す図である。
タスクの優先度と、転倒骨折のインシデントが発生した際に通常タスクがインシデント対応タスクに置き換えられる処理を説明する図である。
端末装置が表示する画面を説明する図である。
タスク調整システムがインシデント対応タスクを各スタッフに割り振る処理を説明するシーケンス図の一例である。
図14のステップS3の処理の詳細を説明するフローチャート図の一例である。
図15AのステップS17の処理の詳細を説明するフローチャート図の一例である。
スタッフの端末装置が表示するインシデント後タスク表示画面の一例を示す図である。
1つのタスクの分解を模式的に示す図である。
移譲ボタンが分解タスクごとに表示されたインシデント後タスク表示画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態の一例として情報処理システムと、情報処理システムが行うタスク調整方法について図面を参照しながら説明する。
【0009】
<介護業務に関する補足>
介護施設ではスタッフが通常タスクを遂行中に、インシデント又はアクシデントが発生することが多い。インシデントとは、事故や事件になるおそれがあった業務上の事例をいい、アクシデントとは、実際に事故や事件が起きて被害が生じたことをいう。インシデントとアクシデントの区別は必ずしも明確でないが、本実施形態では、両者をまとめてインシデントという。
【0010】
一方、スタッフには通常業務に関するタスク(以下、通常タスクという)が時間と対応付けて割り振られており、このスケジュールにしたがって通常タスクを遂行している。インシデント発生時には、スタッフが、通常タスクとインシデントに対応するためのタスク(以下、インシデント対応タスクという)を誰がどのように遂行するかを都度判断している。
(【0011】以降は省略されています)
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