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公開番号
2025080868
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2023194217
出願日
2023-11-15
発明の名称
読取装置、画像処理装置および読取方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250520BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】不可視光を可視光に比べて低い反射率で反射する背景部でありながら、白色度および輝度を高める。
【解決手段】被写体に可視光と不可視光とを照射する照明部と、前記被写体により反射された可視光及び不可視光を受光し、可視画像と不可視画像とを撮像する撮像部と、前記撮像部の撮像範囲に設けられ、少なくとも可視光を反射する背景部と、を備え、前記背景部は、不可視光を吸収する不可視光吸収層と、前記不可視光吸収層に対する前記照明部からの光の入射方向下流側に設けられる複数の白色樹脂層と、を備え、前記複数の白色樹脂層のうち前記照明部からの光の入射方向最上流側に設けられる白色樹脂層は、他の白色樹脂層よりも可視光に対する耐光性が高い。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体に可視光と不可視光とを照射する照明部と、
前記被写体により反射された可視光及び不可視光を受光し、可視画像と不可視画像とを撮像する撮像部と、
前記撮像部の撮像範囲に設けられ、少なくとも可視光を反射する背景部と、
を備え、
前記背景部は、不可視光を吸収する不可視光吸収層と、前記不可視光吸収層に対する前記照明部からの光の入射方向下流側に設けられる複数の白色樹脂層と、を備え、
前記複数の白色樹脂層のうち前記照明部からの光の入射方向最上流側に設けられる白色樹脂層は、他の白色樹脂層よりも可視光に対する耐光性が高い、
ことを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記複数の白色樹脂層は、ベース部材に対する前記照明部からの光の入射方向上流側に接着される第1の白色樹脂層と、前記第1の白色樹脂層に対する前記光の入射方向上流側に設けられる第2の白色樹脂層と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記第2の白色樹脂層は、前記第1の白色樹脂層よりも可視光に対する耐光性が高い、
ことを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
【請求項4】
前記第2の白色樹脂層は、前記第1の白色樹脂層よりも可視光に対する反射特性が高い、
ことを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
【請求項5】
前記第1の白色樹脂層は、前記ベース部材を兼ねる、
ことを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
【請求項6】
前記不可視光吸収層ないし前記複数の白色樹脂層には、黄変防止剤を添加する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項7】
前記可視画像及び前記不可視画像において、少なくとも一方から前記被写体ないし前記背景部の特徴量を検出する画像処理部を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項8】
前記画像処理部は、前記可視画像または前記不可視画像の特徴量として、前記被写体と前記背景部の間のエッジを検出する、
ことを特徴とする請求項7に記載の読取装置。
【請求項9】
前記照明部は、前記不可視光として赤外光を照射し、
前記撮像部は、前記不可視画像として赤外画像を撮像し、
前記不可視光吸収層は、前記不可視光の吸収成分として赤外光吸収成分を配合する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項10】
前記被写体は、運搬物である、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、読取装置、画像処理装置および読取方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、原稿を読み取る画像読取装置では、読み取った原稿画像から検出した原稿と背景との間のエッジを基に、原稿の傾きおよび原稿の位置を補正したり、原稿サイズに切り出したりする画像処理技術が知られている。
【0003】
引用文献1には、原稿と背景との間のエッジの検出を目的として、白色の原稿押圧面の上に赤外吸収剤を塗布することにより、不可視光(赤外光)を可視光に比べて低い反射率で反射する背景部を設ける技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、背景部は、透明な不可視光吸収層の下に白色樹脂層を設けることで、不可視光を可視光に比べて低い反射率で反射する構成とすることも考えられる。しかしながら、板金などと接着する白色樹脂層の塗膜膜厚を厚くすると剥離など副作用があるため、可視波長域の白色度および輝度を高めることができない、という問題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、不可視光を可視光に比べて低い反射率で反射する背景部でありながら、白色度および輝度を高めることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被写体に可視光と不可視光とを照射する照明部と、前記被写体により反射された可視光及び不可視光を受光し、可視画像と不可視画像とを撮像する撮像部と、前記撮像部の撮像範囲に設けられ、少なくとも可視光を反射する背景部と、を備え、前記背景部は、不可視光を吸収する不可視光吸収層と、前記不可視光吸収層に対する前記照明部からの光の入射方向下流側に設けられる複数の白色樹脂層と、を備え、前記複数の白色樹脂層のうち前記照明部からの光の入射方向最上流側に設けられる白色樹脂層は、他の白色樹脂層よりも可視光に対する耐光性が高い、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、不可視光を可視光に比べて低い反射率で反射する背景部でありながら、白色度および輝度を高めることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例の構成を示す図である。
図2は、画像読取装置の装置構成の一例を示す図である。
図3は、読取部の構成の一例を説明する図である。
図4は、背景部の構成を例示的に示す図である。
図5は、画像読取装置を構成する各部の電気的接続を示すブロック図である。
図6は、画像処理部の機能構成を示すブロック図である。
図7は、媒質による分光反射特性の違いを示す図である。
図8は、可視画像と不可視画像の違いを例示的に示す図である。
図9は、被写体のエッジ検出例を示す図である。
図10は、原稿の傾きと位置の補正例を示す図である。
図11は、被写体のエッジから得られる情報を示す図である。
図12は、エッジ検出の手法を例示的に示す図である。
図13は、エッジを利用した特徴量の例を示す図である。
図14は、回帰直線式における直線式の選択を示す図である。
図15は、第2の実施の形態にかかる背景部の構成を例示的に示す図である。
図16は、画像読取装置の変形例を示す図である。
図17は、画像読取装置の別の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、読取装置、画像処理装置および読取方法の実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置1の一例の構成を示す図である。図1において、画像処理装置である画像形成装置1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機と称されるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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