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公開番号
2025081431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-27
出願番号
2025021780,2021016803
出願日
2025-02-13,2021-02-04
発明の名称
情報処理装置、システム、処理方法及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
50/06 20240101AFI20250520BHJP(計算;計数)
要約
【課題】アセットの生産方法の証明書を発行する際の二重発行を防止することを目的とする。
【解決手段】画像処理装置7(情報処理装置の一例)は、アセットの生産方法の種類を示すと共に、生産方法を証明するための証明書の発行を要求する旨を示す発行要求情報を、画像処理装置7への証明書の発行を仲介する仲介システム1000に対して送信し、送信された発行要求情報に基づいて生成された証明書データを、仲介システム1000から受信し、受信された証明書データを出力する。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
アセットの生産方法の種類を示すと共に、前記生産方法を証明するための証明書の発行を要求する旨を示す発行要求情報を、前記証明書の発行を仲介する仲介システムに対して送信する送信手段と、
送信された前記発行要求情報に基づいて生成された証明書データを、前記仲介システムから受信する受信手段と、
受信された前記証明書データを出力する出力手段と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記受信手段は、送信された前記発行要求情報に対応するアセットの発行状況が未発行である場合、前記証明書データを前記仲介システムから受信し、送信された前記発行要求情報に対応するアセットの発行状況が発行済である場合、前記証明書が発行済であることを示す発行済通知を前記仲介システムから受信する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記受信手段は、ブロックチェーンネットワークにおけるノードで記憶されている前記証明書の発行状況に基づいて前記仲介システムによって生成された証明書データを、前記仲介システムから受信する請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記受信手段は、ブロックチェーンネットワークにおけるノードで記憶されている前記証明書の発行状況に基づいて当該ノードによって生成された証明書データを、前記仲介システムから受信する請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置であって、更に、
前記証明書の発行を申請する申請者を識別する申請者情報の入力を受け付ける受付手段と、
前記入力が受け付けられた前記申請者情報を含む前記申請者情報を含む前記発行要求情報を生成する生成手段と、備え、
前記送信手段は、生成された前記発行要求情報を、前記仲介システムに対して送信する情報処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の情報処理装置であって、更に、
前記申請者が発行可能な取引データの一覧を表示させる表示制御手段を備え、
前記受付手段は、表示された前記一覧から前記取引データの選択を受け付け、
前記送信手段は、前記選択が受け付けられた取引データに対応する前記証明書の発行を要求する旨を示す前記発行要求情報を生成する情報処理装置。
【請求項7】
前記証明書データは、当該証明書データに係る証明書が発行された取引を識別するための取引識別画像を含むことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記出力手段は、印刷処理を行うことによって前記証明書データを出力する請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記出力手段は、前記証明書データを示す表示画像を表示させることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記アセットは電力であり、前記生産方法の種類は、再生可能エネルギーを利用する生産方法、化石燃料を利用する生産方法、又は原子力を利用する生産方法であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、システム、処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、再生可能エネルギーによって生産された電力(日本では「グリーン電力」という)が注目されている。この電力は、太陽光、太陽熱、風力、バイオマス、地熱、水力、大気中の熱等の再生可能エネルギーである資源を利用することで生産される。再生可能エネルギーによる発電は、石油、石炭、液化天然ガス等の化石燃料による発電に比べて、地球温暖化の原因となっているCO
2
をほとんど排出しないため、電力の生産に利用される資源の中でも、再生可能エネルギーは、環境に優しいエネルギー源である。このような環境に優しいグリーン電力を利用して工場などを稼働させることで、企業価値を向上させることができる。また、再生可能エネルギー等によって生産された電力の取引にブロックチェーンを利用する方法がある(特許文献1参照)。
【0003】
ここで、電力等のアセットの生産に利用される資源の種類が異なる等、アセットの生産方法が異なる場合であっても、最終的に使用者に届く電気等のアセットの質は同じであるため、使用者は、届いた電気が再生可能エネルギーを利用して生産されたか否かは分からない。そこで、再生可能エネルギーによって生産された電力等のアセットの取引を証明するため、国や地方公共団体等の認可を受けた証明書発行事業者等の証明機関が発行する証明書が利用されている。企業は、例えば、証明書の発行の申請を行い、発行された証明書を環境への付加価値の証明に用いて企業価値を向上させることができる。また、証明書と似た性質を有する証券の取引において、ブロックチェーンを利用する方法も知られている(特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-144851号公報
特表2018-521437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、証明機関によって発行される証明書の不正利用を避けるため、同じ内容の証明書が何度も発行されることを防止する必要があるが、従来の方法では、証明書が発行されたか否かがわからず、二重発行されてしまうおそれがあるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決すべく、請求項1に係る発明は、アセットの生産方法の種類を示すと共に、前記生産方法を証明するための証明書の発行を要求する旨を示す発行要求情報を、前記証明書の発行を仲介する仲介システムに対して送信する送信手段と、送信された前記発行要求情報に基づいて生成された証明書データを、前記仲介システムから受信する受信手段と、受信された前記証明書データを出力する出力手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本発明によれば、アセットの生産方法の証明書を発行する際の二重発行を防止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る取引システムの概略図である。
スマートフォンのハードウェア構成図である。
スマートメータのハードウェア構成図である。
仲介サーバ、証明書発行サーバ及びノードのハードウェア構成図である。
画像処理装置のハードウェア構成図である。
取引システムのうち、スマートフォン及びスマートメータの機能ブロック図である。
取引システムのうち、仲介サーバ、証明書発行サーバ及びノードの機能ブロック図である。
取引システムのうち、画像処理装置の機能ブロック図である。
使用者管理テーブルを示す概念図である。
提供者管理テーブルを示す概念図である。
取引内容管理テーブルの概念図である。
取引履歴管理テーブルの概念図である。
申請者管理テーブルの概念図である。
証明書種別管理テーブルの概念図である。
仲介者の登録処理を示したシーケンス図である。
仲介者登録画面の表示例である。
仲介者登録画面の表示例を示した図である。
アセットの取引内容の登録処理を示したシーケンス図である。
入力及び選択前の取引内容登録画面の表示例である。
入力及び選択後の取引内容登録画面の表示例を示した図である。
提供者が提供するアセットの所有権者を仲介者に設定する処理を示すシーケンス図である。
トランザクション情報及びアセット情報の概念図である。
仲介者が仲介するアセットの所有権者を使用者に設定する処理を示したシーケンス図である。
電力の取引が行われた場合のトランザクション情報及びアセット情報の概念図である。
アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
入力及び選択前の証明書発行画面の表示例を示した図である。
入力及び選択後の証明書発行画面の表示例を示した図である。
アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
証明書が発行された場合のトランザクション情報及びアセット情報の概念図である。
印刷された生産方法証明書の一例を示した図である。
変形例1に係る取引システムのうち、仲介サーバ、証明書発行サーバ及びノードの機能ブロック図である。
変形例1に係る取引システムにおける、アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
変形例1に係る取引システムにおける、アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
変形例2に係る取引システムのうち、画像処理装置の機能ブロック図である。
変形例2に係る取引システムにおける、アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
変形例2に係る取引システムにおける、アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
変形例3に係る取引システムにおける、アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
変形例3に係る取引システムにおける、アセットの生産方法証明書の発行処理を示したシーケンス図である。
申請者情報入力画面の表示例を示した図である。
証明書発行画面の表示例を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しながら、発明を実施するための形態を説明する。なお、図面の説明において同一要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
〔システムの構成の概略〕
まず、取引システム(トラッキングシステム)1の構成の概略について説明する。図1は、本実施形態に係る取引システムの概略図である。ここでは、アセットの一例としての電力を取り扱う場合について説明する。なお、アセットの所有権及びアセットの生産方法の種類は、後述のアセット情報で管理される。
(【0011】以降は省略されています)
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