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公開番号2025082014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-28
出願番号2023195194
出願日2023-11-16
発明の名称情報処理システム、アプリケーション作成方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 8/35 20180101AFI20250521BHJP(計算;計数)
要約【課題】帳票等に設定される電子データを管理するためのアプリケーションを作成する技術を提供すること。
【解決手段】本発明は、電子データを管理するためのアプリケーションを作成する情報処理システムであって、前記電子データのひな型となるひな型ファイルを取得して、前記ひな型ファイルから前記電子データに関する情報を抽出するひな型情報抽出部と、前記電子データに関する情報と共に前記電子データの入力欄を表示する前記アプリケーションを作成するアプリケーション作成部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子データを管理するためのアプリケーションを作成する情報処理システムであって、
前記電子データのひな型となるひな型ファイルを取得して、前記ひな型ファイルから前記電子データに関する情報を抽出するひな型情報抽出部と、
前記電子データに関する情報と共に前記電子データの入力欄を表示する前記アプリケーションを作成するアプリケーション作成部と、
を有する情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記電子データに関する情報に基づいて、前記電子データに関する情報と共に表示される前記入力欄のデータ形式を判断するデータ形式判断部を有し、
前記アプリケーション作成部は、前記入力欄のデータ形式を、前記データ形式判断部が判断した前記データ形式に設定する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記情報処理システムは端末装置とネットワークを介して通信でき、
前記データ形式判断部が前記入力欄の前記データ形式を判断するための判断方法の設定画面を生成する画面生成部と、
前記設定画面の画面情報を前記端末装置に送信する通信部と、を有し、
前記通信部は、前記端末装置において設定された前記判断方法を受信し、
前記データ形式判断部は、前記判断方法に基づいて、前記電子データに関する情報と共に表示される前記入力欄のデータ形式を前記電子データに関する情報から判断する、請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記判断方法の設定画面は、前記電子データに関する情報が含む文字が設定される第1設定欄、前記電子データに関する情報における前記文字の配置が設定される第2設定欄、及び、前記文字が前記第2設定欄で設定された配置にある場合に適用される前記データ形式が設定される第3設定欄を有する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記ひな型情報抽出部は、前記ひな型ファイルにおける前記電子データに関する情報の位置情報を抽出し、
前記アプリケーション作成部は、前記位置情報に応じた位置に前記入力欄を表示する前記アプリケーションを作成する、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記ひな型情報抽出部は、前記ひな型ファイルにおける前記電子データに関する情報のサイズ情報を抽出し、
前記アプリケーション作成部は、前記サイズ情報に応じたサイズで前記入力欄を表示する前記アプリケーションを作成する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記情報処理システムは端末装置とネットワークを介して通信でき、
前記アプリケーション作成部は、前記電子データに関する情報と共に表示される前記入力欄のデータ形式を、所定の初期値に設定しておき、
前記電子データに関する情報と共に前記電子データの入力欄及びデータ形式の選択肢を表示するアプリケーション作成画面を生成する画面生成部と、
前記アプリケーション作成画面の画面情報を前記端末装置に送信する通信部と、を有し、
前記端末装置が表示した前記アプリケーション作成画面において選択された前記入力欄の前記データ形式を受信し、
前記アプリケーション作成部は、前記端末装置から送信されたデータ形式で前記入力欄のデータ形式を更新する、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記画面生成部は、前記入力欄に初期値の前記データ形式を表示するように前記アプリケーション作成画面を生成し、
前記端末装置は前記入力欄に初期値の前記データ形式が表示された前記アプリケーション作成画面を表示する、請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記ひな型ファイルは帳票のひな型ファイルであり、
前記ひな型ファイルに含まれる前記電子データに関する情報は、前記アプリケーションを用いて入力された前記電子データと置き換えられる、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記データ形式判断部は、前記電子データに関する情報の形式を判断し、
前記アプリケーション作成部は、前記入力欄のデータ形式を、前記データ形式判断部が判断した前記電子データに関する情報の形式に応じた前記データ形式に設定する、請求項2に記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、アプリケーション作成方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
受注書や見積書など従来は紙であった帳票が電子データとして作成されるようになっている。帳票はその帳票で決まった形式で作成される場合が多いので、帳票データを効率的に作成する技術が知られてる。
【0003】
例えば、ひな型ファイルを利用して帳票データを作成する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、予め格納されている複数のひな型の内、ユーザーが選択したひな型を指定し、データベースに格納された複数のデータの内、選択されたデータをひな型のファイルに埋め込むことにより帳票データを作成する帳票アプリ作成システムが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、帳票等に設定される電子データを管理するためのアプリケーションをユーザーが手作業で作成する必要があるという問題があった。ユーザーは、例えば、ひな型ファイルに含まれる項目のデータ形式に合わせて手作業で電子データの入力欄を追加し、この入力欄の名称、及び、データ形式を設定する必要があった。また、帳票に限らず、郵送物などに貼付される宛名ラベルにおいても、宛名ラベルに設定されるデータを管理するためのアプリケーションをユーザーが手作業で作成している。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、帳票等に設定される電子データを管理するためのアプリケーションを作成する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、電子データを管理するためのアプリケーションを作成する情報処理システムであって、前記電子データのひな型となるひな型ファイルを取得して、前記ひな型ファイルから前記電子データに関する情報を抽出するひな型情報抽出部と、前記電子データに関する情報と共に前記電子データの入力欄を表示する前記アプリケーションを作成するアプリケーション作成部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、帳票等に設定される電子データを管理するためのアプリケーションを作成する技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
帳票のひな型ファイルを使用した、データ管理のためのアプリケーションの作成方法を説明する図である。
帳票アプリ作成システムの一例のシステム構成を示す図である。
情報処理システム及び端末装置の一例のハードウェア構成を示す図である。
帳票アプリ作成システムの一例の機能ブロック図である。
ひな型ファイルの一例を示す図である。
比較技術において、端末装置が表示するアプリケーション作成画面の一例を示す図である。
図6のような作業でユーザーが作成したアプリケーションにユーザーがデータを登録するデータ登録画面の一例を示す図である。
アプリケーションに追加されたデータを端末装置が表示するデータリスト画面の一例を示す図である。
情報処理システムがひな型ファイルを用いてアプリケーションを作成する処理を説明するシーケンス図の一例である。
図9のステップS3において、ひな型情報抽出部がひな型ファイルからひな型文字列を抽出する処理を説明するフローチャート図の一例である。
図5のひな型ファイルから抽出されるアプリケーション作成データの一例を示す図である。
ユーザーがデータ形式を変更できるアプリケーション作成画面の一例を示す図である。
帳票のひな型ファイルを用いた帳票の作成を説明する図である。
帳票アプリ作成システムの一例の機能ブロック図である。
図9のステップS3において、ひな型情報抽出部がひな型ファイルからひな型文字列を抽出する処理を説明するフローチャート図の一例である。
機械学習を使用したデータ形式判断部の機能ブロック図の一例である。
端末装置が表示するデータ形式判断方法設定画面の一例を示す図である。
データ形式判断方法をユーザーが追加し、情報処理システムがひな型ファイルを用いてアプリケーションを作成する処理を説明するシーケンス図の一例である。
セルにより特定可能なひな型ファイルの一例を示す図である。
セルサイズ情報とセル位置情報が反映されたアプリケーション作成画面の一例を示す図である。
ワークフローアプリとそれを構成するコンポーネントについて説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、帳票アプリ作成システムと帳票アプリ作成システムが行うアプリケーション作成方法について説明する。
【0010】
[第一実施形態]
<アプリケーション作成の概略>
まず、図1を参照して、帳票の元となるデータを管理するアプリケーションの作成例を説明する。図1は、帳票のひな型ファイルを使用した、データ管理のためのアプリケーションの作成方法を説明する図である。ひな型ファイル20は例えば汎用的な表計算ソフト等により作成されたファイルでよい。図1に示すひな型ファイル20は、文字列フィールド202と${XXX}が格納されたひな型フィールド(セルともいう)201を有している。「${}」は帳票のデータのひな型文字列であることを表す記号である。ひな型はデータの入力欄名とデータ形式を表す。「XXX」は任意の文字、数字、記号、又はアルファベットなどの組み合わせである(以下、「XXX」をひな型文字列203という)。図1では、ひな型文字列203は「申請日時」「所属部署」「社員番号」「氏名」である。
(【0011】以降は省略されています)

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