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公開番号2025071129
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2025023148,2023116488
出願日2025-02-17,2019-03-15
発明の名称情報処理システム、進捗管理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06Q 10/0633 20230101AFI20250424BHJP(計算;計数)
要約【課題】複数の作業工程からなる複数のジョブの進捗に関する情報をユーザが確認しやすい情報処理システムを提供すること。
【解決手段】複数の作業工程からなるジョブの進捗を管理し、ユーザにジョブの進捗に関する情報を提供する情報処理システムであって、作業工程に対応付いたそれぞれの場所で、ジョブと対応付けられたコード画像が表示されている伝票を撮影する撮影手段と、撮影手段により撮影された伝票のコード画像からジョブを認識する認識手段と、伝票が撮影された場所に対応付いた作業工程と認識手段により認識されたジョブとに基づき、ジョブの進捗に関する情報と伝票を撮影したときの撮影データとを対応付けて管理する管理手段と、複数のジョブの進捗に関する情報、伝票を撮影したときの撮影データをユーザに提供する提供手段と、を有することにより上記課題を解決する。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
複数の作業工程からなるジョブの進捗を管理し、ユーザに前記ジョブの進捗に関する情報を提供する情報処理システムであって、
前記作業工程に対応付いたそれぞれの場所で、前記ジョブと対応付けられたコード画像が表示されている伝票を撮影する撮影手段と、
前記撮影手段により撮影された前記伝票のコード画像から前記ジョブを認識する認識手段と、
前記伝票が撮影された場所に対応付いた前記作業工程と前記認識手段により認識された前記ジョブとに基づき、前記ジョブの進捗に関する情報と前記伝票を撮影したときの撮影データとを対応付けて管理する管理手段と、
複数の前記ジョブの進捗に関する情報、前記伝票を撮影したときの撮影データをユーザに提供する提供手段と、
を有する情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記認識手段は、前記撮影手段により撮影された前記伝票に表示されている、隣接して接続されるセル間の色の遷移を用いて値が表現されたカラーコード画像から前記ジョブを認識すること
を特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記提供手段は、複数の前記ジョブの進捗に関する情報を一覧表示する一覧画面を表示装置に表示させると共に、前記一覧画面からユーザにより選択された一つの前記ジョブの履歴に関する情報を表示する詳細画面を表示装置に表示させること
を特徴とする請求項1又は2記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記提供手段は、前記一覧画面からユーザにより選択された一つの前記ジョブの履歴に関する情報に基づき、前記ジョブの履歴をマップ上に動線で表示させること
を特徴とする請求項3記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記提供手段は、前記詳細画面でユーザにより選択された前記作業工程に基づき、前記作業工程に対応付いた場所で前記伝票を撮影したときの撮影データを前記表示装置に表示させること
を特徴とする請求項3又は4記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記提供手段は、複数の前記ジョブの進捗に関する情報を、前記ジョブのマップ上における所在と、前記所在ごとの前記ジョブの数とを表す、表示オブジェクトにより前記一覧画面を表示すること
を特徴とする請求項3乃至5何れか一項記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記ジョブと対応付けられたコード画像が表示されている伝票は、前記ジョブの中間生成物又は材料に貼付されていること
を特徴とする請求項1乃至6何れか一項記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記提供手段は、前記作業工程が前記ジョブの中間生成物又は材料の一時保管場所への保管である場合に、前記伝票を撮影したときの撮影データを背景として、前記背景に重ねて前記一時保管場所における前記ジョブの中間生成物又は材料の位置を表示装置に表示させること
を特徴とする請求項1乃至7何れか一項記載の情報処理システム。
【請求項9】
前記管理手段は、前記ジョブの進捗に関する情報が前記ジョブの中間生成物又は材料の一時保管場所への保管の前記作業工程である場合、前記ジョブの進捗に関する情報が変化せずに所定時間が経過すると前記提供手段にアラートを表示させること
を特徴とする請求項8記載の情報処理システム。
【請求項10】
前記管理手段は、前記ジョブの進捗に関する情報が前記ジョブの中間生成物又は材料の一時保管場所への保管の前記作業工程である場合、前記一時保管場所を撮影する前記撮影手段により撮影された撮影データから前記ジョブと対応付けられたコード画像を認識できなくなっても、前記一時保管場所を撮影する前記撮影手段により撮影された撮影データから前記ジョブと対応付けられたコード画像を認識できない状態が所定回数連続して発生するまで、前記ジョブの進捗に関する情報を更新しないこと
を特徴とする請求項8又は9記載の情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、進捗管理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
複数の作業工程からなるジョブの進捗を作業指示書に印刷されたバーコード等を活用することにより管理することは、従来から行われている。
【0003】
また、作業者と作業を行う対象(工場での材料、仕掛品、製品など)にRFIDタグを付与し、加工場入り口の入門ゲートと加工場出口の出門ゲートでRFIDタグを読み取ることで、作業者の作業時間と作業を行う対象の流れ(作業場への入りと出)を管理するシステムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
複数の作業工程からなるジョブの進捗を作業指示書に印刷されたバーコード等を活用することにより管理する従来の既存システムでは、それぞれのジョブの進捗をユーザが確認しづらいという問題があった。
【0005】
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、複数の作業工程からなる複数のジョブの進捗に関する情報をユーザが確認しやすい情報処理システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成する為、本願請求項1は、複数の作業工程からなるジョブの進捗を管理し、ユーザに前記ジョブの進捗に関する情報を提供する情報処理システムであって、前記作業工程に対応付いたそれぞれの場所で、前記ジョブと対応付けられたコード画像が表示されている伝票を撮影する撮影手段と、前記撮影手段により撮影された前記伝票のコード画像から前記ジョブを認識する認識手段と、前記伝票が撮影された場所に対応付いた前記作業工程と前記認識手段により認識された前記ジョブとに基づき、前記ジョブの進捗に関する情報と前記伝票を撮影したときの撮影データとを対応付けて管理する管理手段と、複数の前記ジョブの進捗に関する情報、前記伝票を撮影したときの撮影データをユーザに提供する提供手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施の形態によれば、複数の作業工程からなる複数のジョブの進捗に関する情報をユーザが確認しやすい情報処理システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るジョブ管理システムの一例の構成図である。
本実施形態に係るジョブ管理システムで利用する作業指示書の一例のイメージ図である。
コンピュータの一例のハードウェア構成図である。
作業工程管理システムの一例の機能構成図である。
印刷工場におけるジョブの作業工程の一例を示したイメージ図である。
カラーコード付き作業指示書を作成する処理の一例のフローチャートである。
カラーコード画像を生成する処理の一例のフローチャートである。
3進数を表現可能なコード化ルールについて説明するための図である。
光学シンボルにコード化するための情報の例を示す図である。
光学シンボルの各セルに割り当てる色数を4色とした場合の光学シンボルの例を示す図である。
カラーコード付き作業指示書を作成する処理イメージを示す図である。
バーコード画像を含む画像を縮小する処理の一例のフローチャートである。
バーコード画像の一例のイメージ図である。
縦方向に縮小する前のバーコード画像の一例のイメージ図である。
縦方向に縮小した後のバーコード画像の一例のイメージ図である。
横方向に縮小する前のバーコード画像の一例のイメージ図である。
横方向に縮小した後のバーコード画像の一例のイメージ図である。
変化回数確認処理の一例の説明図である。
バーコード画像の一例のイメージ図である。
変化回数確認処理の一例の説明図である。
ゲート通過時のジョブステータス更新処理の一例のフローチャートである。
一時保管場所への保管時のジョブステータス更新処理の一例のフローチャートである。
作業工程管理システムが表示するUI画面の一例の遷移図である。
UI画面におけるグルーピング処理の一例の説明図である。
UI画面における検索条件指定処理の一例の説明図である。
一時保管場所のマップ表示画面の一例のイメージ図である。
1つ以上の作業工程の進捗情報をマーカで表現した一例の説明図である。
ジョブステータス一覧画面とダッシュボード表示画面とを切り替える様子を示した一例の説明図である。
ダッシュボード表示画面の一例のイメージ図である。
マーカの一例の説明図である。
動線表示画面の一例のイメージ図である。
作業工程管理システムの他の例の機能構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、本実施形態では印刷工場におけるジョブの作業工程の管理を、作業指示書(伝票)を利用した機能(作業指示書の機能)により実現するジョブ管理システムを例に説明する。
【0010】
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は、本実施形態に係るジョブ管理システムの一例の構成図である。図2は、本実施形態に係るジョブ管理システムで利用する作業指示書の一例のイメージ図である。図1のジョブ管理システム1は、顧客システム10、作業工程管理システム14、プリンタ16及び1台以上のカメラ18がインターネットやLANなどのネットワーク20を介してデータ通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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