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公開番号
2025072062
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182566
出願日
2023-10-24
発明の名称
シート処理装置、画像形成装置、及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B65H
45/16 20060101AFI20250430BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】簡易な構成で多様の折り種類に対応可能であり、かつ、折り処理の質を向上させるシート処理装置を提供する。
【解決手段】シートを主搬送路に沿って搬送する搬送部と、主搬送路を挟んで対向配置された第一折りローラ及び第二折りローラと、シートの搬送方向において、第一折りローラよりもの上流側の分岐位置で主搬送路から分岐し、かつ、分岐位置よりも当該搬送方向の上流側の合流位置で主搬送路に合流する曲率を持った還流搬送路と、還流搬送路を挟むように第二折りローラと対向する位置に配置された第三折りローラと、を備え、シートを還流搬送路へと搬送させるときの、当該還流搬送路の内周側ローラである第三折りローラによるシートの搬送量は、当該還流搬送路の外周側ローラである第二折りローラによるシートの搬送量よりも少ない、シート処理装置による。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
シートを主搬送路に沿って搬送する搬送部と、
前記主搬送路を挟んで対向配置された第一折りローラ及び第二折りローラと、
前記シートの搬送方向において、前記第一折りローラよりもの上流側の分岐位置で前記主搬送路から分岐し、かつ、前記分岐位置よりも当該搬送方向の上流側の合流位置で前記主搬送路に合流する曲率を持った還流搬送路と、
前記還流搬送路を挟むように前記第二折りローラと対向する位置に配置された第三折りローラと、
を備え、
前記シートを前記還流搬送路へと搬送させるときの、当該還流搬送路の内周側ローラである前記第三折りローラによる前記シートの搬送量は、当該還流搬送路の外周側ローラである前記第二折りローラによる前記シートの搬送量よりも少ない、
ことを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記還流搬送路において、前記シートを前記分岐位置の方向から前記合流位置の方向へと搬送させる中継搬送部を備え、
前記中継搬送部に含まれる中継搬送ローラ対のうち、前記還流搬送路における内周側に位置する内周側ローラによる前記シートの搬送量は、当該還流搬送路における外周側に位置する外周側ローラによる搬送量よりも少ない、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記内周側ローラによる搬送量と前記外周側ローラによる搬送量は、前記還流搬送路における経路ギャップ及び前記シートの厚さ寸法に基づいて決定される、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記内周側ローラの径は、対をなす前記外周側ローラの径よりも小さい、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項5】
前記内周側ローラを回転させる駆動部材を構成する歯車の歯数又は当該歯車の径は、前記外周側ローラを回転させる駆動ギヤの歯数又は当該歯車の径よりも大きい、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記内周側ローラの表面摩擦係数は、対をなす前記外周側ローラの表面摩擦係数よりも低い、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項7】
前記内周側ローラと、対をなす前記外周側ローラを、相対的に接近又は離間させるローラ接離機構を備える、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項8】
前記内周側ローラと、当該内周側ローラと対をなす前記外周側ローラの駆動源は、それぞれに対応する個別の駆動源であって、
当該内周側ローラと当該外周側ローラのニップを前記シートが通過するとき、前記内周側ローラの駆動源の回転数は、前記外周側ローラの駆動源の回転数より少なく、
当該内周側ローラと当該外周側ローラのニップを前記シートが通過していないとき、前記内周側ローラの駆動源の回転数と前記外周側ローラの駆動源の回転数は同数である、
請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項9】
当該内周側ローラと当該外周側ローラのニップを前記シートが通過していないとき、前記内周側ローラの回転に前記外周側ローラの回転を従動させる、
請求項8に記載のシート処理装置。
【請求項10】
筐体と、
前記筐体に収容されてシートに画像を形成する画像形成部と、
前記筐体に着脱可能に支持されて、前記画像形成部によって画像が形成された前記シートに対し所定の処理をする請求項1に記載のシート処理装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート処理装置、画像形成装置、及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
シート状の媒体(以下「シート」とする。)に画像を形成する画像形成装置によって、画像が形成されたシートに対し、所定の処理を行うシート処理装置が知られている。従来から知られているシート処理装置には、画像が形成されたシートを所定の形状(例えば、Z折り、外三つ折り、二つ折り)に折る「折り処理」を行うものが知られている。
【0003】
画像形成装置の胴内に取り付け可能なシート処理装置も知られている。胴内型のシート処理装置において、折り位置の精度を向上させる目的で、積分ゲインを用いたフィードバック制御により折りモータの制御を行い、ループ搬送路を通過させて二つ折り処理を可能にする構成が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている胴内型のシート処理装置のように、曲率を有するループ搬送路を用いて、折り目を形成した後のシートを搬送すると、折り目の位置が搬送ローラ対のニップから外れる。折り目がニップから外れた状態でシートがニップに進入して通過すると、例えば二つ折りをした場合の正当な折り目とは異なる位置に不当な折り目が形成されてしまうことがある。
【0005】
すなわち、折り目を形成したシートを、曲率を有するループ搬送路によって搬送するとき、1枚のシートであっても部分によって搬送距離(搬送路長)が異なり、あたかも、部分同士の相対的な搬送方向の長さ(シート長)が異なるに等しい現象が生ずる。言い換えると、一枚のシートに折り目を形成した場合、その折り目を境にして捉えると、ループ搬送路の内周側に相当する経路を搬送される部分(片)と、ループ搬送路の外周側に相当する経路を搬送される部分(片)と、に区別される。
【0006】
この場合、ループ搬送路を通過したシート(折り目を先頭として搬送されたシート)の内周側の片の方が、外周側の片に対し、相対的には搬送距離が短くなるので、シート長が長くなり、折り目ではなく、折り目の近傍であって内周側の片が外周側の片よりも搬送方向の下流側へずれた部分が搬送方向の先頭になる。このように、先頭が折り目から外れた部分になっている状態で搬送ローラ対のニップを通過すると、正当な折り目とした部分とは異なる部分に不当な折り目が形成される。
【0007】
したがって、ループ搬送路を用いて折り処理を行うシート処理装置において、折り目が搬送に用いられる搬送ローラ対のニップ位置から外れることで、不当な折り目が形成されてしまい、いわゆる「箱折れ」が発生する、という課題がある。
【0008】
本発明は、折り処理の質を向上させるシート処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記技術的課題を解決するため、本発明の一態様は、シートを主搬送路に沿って搬送する搬送部と、前記主搬送路を挟んで対向配置された第一折りローラ及び第二折りローラと、前記シートの搬送方向において、前記第一折りローラよりもの上流側の分岐位置で前記主搬送路から分岐し、かつ、前記分岐位置よりも当該搬送方向の上流側の合流位置で前記主搬送路に合流する曲率を持った還流搬送路と、前記還流搬送路を挟むように前記第二折りローラと対向する位置に配置された第三折りローラと、を備え、前記シートを前記還流搬送路へと搬送させるときの、当該還流搬送路の内周側ローラである前記第三折りローラによる前記シートの搬送量は、当該還流搬送路の外周側ローラである前記第二折りローラによる前記シートの搬送量よりも少ない、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、折り処理の質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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