TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025083026
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2023196667
出願日2023-11-20
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報管理システム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 16/16 20190101AFI20250523BHJP(計算;計数)
要約【課題】事前に保存場所への格納条件等を設定することなく保存場所の再構成を実施するかどうか判断すること。
【解決手段】本発明は、ワークスペース情報に対応付けられた複数の文書データを保存場所に保存して管理する情報処理装置であって、前記文書データから変換されたベクトル情報を用いて、前記保存場所に保存されている前記複数の文書データのばらつき情報を算出するばらつき情報制御部と、前記ばらつき情報に基づいて前記保存場所の再構成を実施するか否か判断する判断部と、を有する。
【選択図】図10

特許請求の範囲【請求項1】
ワークスペース情報に対応付けられた複数の文書データを保存場所に保存して管理する情報処理装置であって、
前記文書データから変換されたベクトル情報を用いて、前記保存場所に保存されている前記複数の文書データのばらつき情報を算出するばらつき情報制御部と、
前記ばらつき情報に基づいて前記保存場所の再構成を実施するか否か判断する判断部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記判断部は、前記文書データが追加された保存場所と他の保存場所との間の前記ばらつき情報の差異に基づいて、少なくとも前記ばらつき情報が大きい方の前記保存場所の再構成を実施するか否か判断する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記判断部は、前記文書データが追加された前記保存場所の前記ばらつき情報が閾値を超えていた場合、少なくとも前記ばらつき情報が前記閾値を超えた前記保存場所の再構成を実施すると判断する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記判断部が前記保存場所の再構成を実施すると判断した場合、再構成に至った理由を表示する表示画面生成部を有する請求項1~3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記表示画面生成部は、前記再構成に至った理由として、閾値以上の前記ばらつき情報をもたらした単語を表示する請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
ワークスペース内において再構成の対象とする前記保存場所の規模に関する変更規模情報が予め設定されており、
前記変更規模情報に応じて前記保存場所の再構成を実施する再構成実施部を有する請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記表示画面生成部は、再構成前の前記保存場所の構造と再構成後の前記保存場所の構造を表示する請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記判断部が前記保存場所の再構成を実施すると判断した場合、
前記表示画面生成部は、前記保存場所の再構成を実施するか否かを確認するメッセージ及び前記保存場所の再構成を実施するか否かを受け付ける表示部品を表示する請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項9】
閾値の設定を受け付ける設定画面を表示する表示画面生成部を有し、
前記判断部は、文書データが追加された保存場所と他の保存場所との間の前記ばらつき情報の差異と前記閾値を比較して、少なくとも前記ばらつき情報が大きい方の前記保存場所の再構成を実施するか否か判断する請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記判断部は、階層構造にある一方の前記保存場所と他方の前記保存場所との間の前記ばらつき情報の差異に基づいて、前記階層構造にある複数の前記保存場所の再構成を実施するか否か判断する請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、プログラム、及び情報管理システムに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
種々の業務に関し、自身の業務に有用な資料、人材情報、又は組織の知見など様々な文書データを収集して活用したいことがある。例えば開発テーマに関係する文書データをワークスペースと呼ばれるデータベースに保存しておけば、ワークスペースから開発に使用する文書データを取得できる。ユーザが文書データを収集してワークスペースに保存する際、収集した文書データや追加した文書データに対して適切な保存場所(例えばフォルダ)を割り当てるが、追加する文書データの種類や量によっては、全体のフォルダ構成を見直す必要が生じうる。
【0003】
ファイル名に基づいて格納先のフォルダを判断する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、追加するファイル名とフォルダ格納条件により、適切なフォルダ格納場所の提示やフォルダ階層構造の修正判断を行う技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、事前にユーザが保存場所への格納条件等を設定しておかなければ、保存場所を再構成するかどうかの判断が行われていなかった。保存場所を再構成するかどうかを自動で判断するためには、ユーザが格納条件を予め設定しておく必要があり手間となっていた。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、事前に保存場所への格納条件等を設定することなく保存場所の再構成を実施するかどうか判断する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、ワークスペース情報に対応付けられた複数の文書データを保存場所に保存して管理する情報処理装置であって、前記文書データから変換されたベクトル情報を用いて、前記保存場所に保存されている前記複数の文書データのばらつき情報を算出するばらつき情報制御部と、前記ばらつき情報に基づいて前記保存場所の再構成を実施するか否か判断する判断部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、事前に保存場所への格納条件等を設定することなく保存場所の再構成を実施するかどうか判断できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
フォルダ再構成のタイミングを判断する処理の概略を説明する図である。
情報管理システムの概略構成図の一例である。
図2の概略構成に基づいて構成されたクラウド形式の情報管理システムのシステム構成例を示す図である。
図2の概略構成に基づいて構成されたオンプレミス形式の情報管理システムのシステム構成例を示す図である。
図2の概略構成に基づいて構成されたクラウド/オンプレミス併用形式の情報管理システムのシステム構成例を示す図である。
図2の概略構成に基づいて構成されたインストールアプリ形式の情報管理システムのシステム構成例を示す図である。
情報処理装置及び利用者端末の一例のハードウェア構成を示す図である。
情報処理装置の機能ブロック図の一例である。
ワークスペース情報の一例を示す図である。
情報処理装置がフォルダ内の文書データのばらつきに基づいてフォルダを再構成する処理を説明する一例のフローチャート図である。
複数のフォルダを有するワークスペースにおいてフォルダ再構成の具体的な事例を説明する図である。
モジュールa開発フォルダへの、検索に適合した「モジュールaのI/F仕様」という文書データのリンクの追加を模式的に示す図である。
モジュールa開発フォルダとモジュールb開発フォルダが再構成されたワークスペースにおけるフォルダ構成を示す図の一例である。
「モジュールa I/F仕様文書」が追加される前に、利用者端末が表示するワークスペース詳細画面の一例を示す図である。
「モジュールa I/F仕様文書」が検索に適合し、フォルダ再構成を行うと情報処理装置が判断した場合に表示される一例のメッセージを示す図である。
ユーザがはいボタンを押下した場合に表示されるワークスペース詳細画面の一例を示す図である。
フォルダ再構成の前と後の変更比較ビューの表示例を示す図である。
フォルダ再構成の前と後の変更比較ビューの表示例を示す図である。
利用者端末が表示するフォルダ構成履歴画面の一例を示す図である。
情報処理装置がフォルダ内の文書データのばらつきに基づいてフォルダを再構成する処理を説明する一例のフローチャート図である。
情報処理装置と利用者端末の機能ブロック図の一例である。
情報処理装置がフォルダ内の文書データのばらつきに基づいてフォルダを再構成する処理を説明する一例のフローチャート図である。
ステップS40で利用者端末が表示する、フォルダ再構成に至る理由を含む一例のメッセージを示す図である。
ステップS40で利用者端末が表示する、フォルダ再構成に至る理由として単語を含む一例のメッセージを示す図である。
情報処理装置がフォルダ内の文書データのばらつきに基づいてフォルダ階層を再構成する処理を説明する一例のフローチャート図である。
ワークスペースにおけるフォルダ階層間のばらつきの差異について説明する図である。
情報処理装置がフォルダ内の文書データのばらつきに基づいてフォルダを再構成する処理を説明する一例のフローチャート図である。
情報処理装置と利用者端末の機能ブロック図の一例である。
情報処理装置がフォルダ内の文書データのばらつきと文書データ数に基づいてフォルダを再構成する処理を説明する一例のフローチャート図である。
情報処理装置がフォルダ内の文書データのばらつきに基づいてフォルダを再構成する処理を説明する一例のフローチャート図である。
利用者端末が表示するフォルダ再構成設定画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、情報処理装置と情報処理装置が行う情報処理方法について説明する。
【0010】
[第1実施形態]
<フォルダ再構成の必要性の判断例>
本実施形態では、ワークスペース内のフォルダを再構成するタイミングを自動で判断する情報処理装置について説明する。ワークスペースとは、過去において情報処理装置を利用して行われたデータの収集結果(検索結果)や、当該収集結果が編集されたデータベースである。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
電子機器
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
画像形成装置
1日前
株式会社リコー
画像形成装置
6日前
株式会社リコー
多関節ロボット
6日前
株式会社リコー
故障予測システム
2日前
株式会社リコー
結合部品及び包装箱
5日前
株式会社リコー
現像装置及び画像形成装置
1日前
株式会社リコー
画像形成装置及び画像形成方法
6日前
株式会社リコー
塗布装置、及び、画像形成システム
6日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置、および画像形成装置
1日前
株式会社リコー
処理剤液塗布装置および画像形成装置
6日前
株式会社リコー
画像投影システムおよび画像投影方法
1日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
2日前
株式会社リコー
乾燥装置、乾燥システム、及び画像形成装置
2日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド装置及び液体を吐出する装置
5日前
株式会社リコー
熱転写プリントシートの作製方法、及び印刷方法
2日前
株式会社リコー
金型成形品、押圧装置、シート搬送装置及び画像形成装置
1日前
株式会社リコー
情報処理システム、アプリケーション作成方法、プログラム
7日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、情報管理システム
5日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1日前
株式会社リコー
シート剥離装置、ラミネート処理装置、及び、画像形成システム
1日前
株式会社リコー
トナー、現像剤、トナー収容ユニット、画像形成装置、及び、画像形成方法
2日前
株式会社リコー
ズームレンズ、レンズ鏡筒及び撮像装置
5日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット、液体を吐出する装置、液体吐出方法およびプログラム
5日前
株式会社リコー
仲介サーバ、取引システム、仲介方法、及びプログラム
8日前
個人
物品給付年金
20日前
個人
非正規コート
1か月前
個人
政治のAI化
15日前
個人
RFタグ読取装置
1か月前
個人
在宅介護システム
1か月前
個人
人物再現システム
1か月前
個人
プラグインホームページ
6日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
1か月前
続きを見る