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公開番号2025084208
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-03
出願番号2023197931
出願日2023-11-22
発明の名称情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250527BHJP(計算;計数)
要約【課題】通の区切りを区別するための図形が文書の内容に重なってしまうのを回避すること。
【解決手段】情報処理システムは、複数のページを含む文書データにおいて通の区切りとなるページを特定する区切り特定部と、それぞれの前記通に属するページを他の通と区別するために前記ページに付加される図形の範囲に、当該ページの内容の構成要素が存在するか否かの判定を行う重なり判定部と、前記判定の結果に応じて、前記ページに対して、当該ページが属する通に対して記憶部に記憶されている位置に前記図形を付加する付加部と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
複数のページを含む文書データにおいて通の区切りとなるページを特定する区切り特定部と、
それぞれの前記通に属するページを他の通と区別するために前記ページに付加される図形の範囲に、当該ページの内容の構成要素が存在するか否かの判定を行う重なり判定部と、
前記判定の結果に応じて、前記ページに対して、当該ページが属する通に対して記憶部に記憶されている位置に前記図形を付加する付加部と、
を有することを特徴とする情報処理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記付加部は、前記判定の対象とされたいずれのページについても前記図形の範囲に当該ページの内容の構成要素が存在しないと判定された場合には前記図形を付加する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記区切り特定部は、前記複数のページのうち、所定の位置に所定の文字列を含むページを通の区切りとなるページとして特定する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記重なり判定部は、前記図形が付加されるページを画像に変換し、当該ページにおいて前記図形の範囲の画素値が一定であるか否かに基づいて前記判定を行う、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記重なり判定部は、いずれかのページについて前記図形の範囲に当該ページの内容の構成要素が存在すると判定した場合、前記図形の位置に関する複数通りのパターンのうち、既に前記判定に用いたパターンとは異なるパターンに基づいて、前記判定を行う、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記付加部は、前記ページが属する通の順番の下一桁に対して前記記憶部に対して記憶されている位置に前記図形を付加する、
ことを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
【請求項7】
複数のページを含む文書データにおいて通の区切りとなるページを特定する区切り特定部と、
それぞれの前記通に属するページを他の通と区別するために前記ページに付加される図形の範囲に、当該ページの内容の構成要素が存在するか否かの判定を行う重なり判定部と、
前記判定の結果に応じて、前記ページに対して、当該ページが属する通に対して記憶部に記憶されている位置に前記図形を付加する付加部と、
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】
複数のページを含む文書データにおいて通の区切りとなるページを特定する区切り特定手順と、
それぞれの前記通に属するページを他の通と区別するために前記ページに付加される図形の範囲に、当該ページの内容の構成要素が存在するか否かの判定を行う重なり判定手順と、
前記判定の結果に応じて、前記ページに対して、当該ページが属する通に対して記憶部に記憶されている位置に前記図形を付加する付加手順と、
をコンピュータが実行することを特徴とする情報処理方法。
【請求項9】
複数のページを含む文書データにおいて通の区切りとなるページを特定する区切り特定手順と、
それぞれの前記通に属するページを他の通と区別するために前記ページに付加される図形の範囲に、当該ページの内容の構成要素が存在するか否かの判定を行う重なり判定手順と、
前記判定の結果に応じて、前記ページに対して、当該ページが属する通に対して記憶部に記憶されている位置に前記図形を付加する付加手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
複数の通から構成される文書データの印刷物に対して、各通を区別するためのサイドチェックバーが付加されることがある。サイドチェックバーとは、紙の端から目視で通の単位を把握可能とし、人手による通ごとの取り分けを容易にする目的で印刷物に印字される目印をいう。
【0003】
サイドチェックバーが付加されていないと、例えば、印刷物について通単位で封入封緘を行う者が印刷物の通の区切りを判断するために、印刷物を1枚ずつめくる必要があり、作業時間を要するばかりか、封入封緘でのミスの発生リスクも増加する。作業時間の短縮やミス発生リスクを低減させる意味でも、印刷物に対してサイドチェックバーを付加することが必要となる。
【0004】
特許文献1には、製本した後の書物の小口端部に対し、インデックス文字を付与することが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1では、マークが付与される箇所に何らかの印刷内容があった場合、当該マークが当該印刷内容に重なってしまう可能性が有る。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、通の区切りを区別するための図形が文書の内容に重なってしまうのを回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで上記課題を解決するため、情報処理システムは、複数のページを含む文書データにおいて通の区切りとなるページを特定する区切り特定部と、それぞれの前記通に属するページを他の通と区別するために前記ページに付加される図形の範囲に、当該ページの内容の構成要素が存在するか否かの判定を行う重なり判定部と、前記判定の結果に応じて、前記ページに対して、当該ページが属する通に対して記憶部に記憶されている位置に前記図形を付加する付加部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
通の区切りを区別するための図形が文書の内容に重なってしまうのを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。
本実施の形態における文書データを説明するための図である。
サイドチェックバーを説明するための図である。
バーの位置の決定方法を説明するための図である。
本発明の実施の形態における情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。
本発明の実施の形態における情報処理装置10の機能構成例を示す図である。
区切り条件の一例を説明するための図である。
重なり判定を説明するための図である。
バーの配置パターンを説明するための図である。
情報処理装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
通情報記憶部122の構成例を示す図である。
配置パターン記憶部123の構成例を示す図である。
重なり判定の処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図1が示すように、情報処理システムは、情報処理装置10と画像形成装置20とを含む。情報処理装置10は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットワークを介して画像形成装置20に接続する。
(【0011】以降は省略されています)

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