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公開番号
2024174366
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-17
出願番号
2023092163
出願日
2023-06-05
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20241210BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】裏汚れの発生およびクリーニング不良の発生を抑制することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、像担持体と、像担持体に接触して転写ニップを形成する転写部材と、像担持体上のトナー像を記録媒体に転写するための転写バイアスを転写ニップに印加するバイアス印加手段と、像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材とを備えている。画像形成装置は、転写ニップに少なくとも転写バイアスの極性とは逆極性の逆極性バイアスなどのプラスバイアスを印加し、転写部材に付着した付着物を像担持体へ移動させて転写部材をクリーニングするクリーニング動作を有する。そして、記録媒体に転写しないトナー像パターンなどの掻き取りパターンKpを、所定の間隔を開けて複数形成し、複数のトナー像パターンを、クリーニング動作における逆極性バイアス印加時に転写ニップを通過させる。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
像担持体と、
前記像担持体に接触して転写ニップを形成する転写部材と、
前記像担持体上のトナー像を記録媒体に転写するための転写バイアスを前記転写ニップに印加するバイアス印加手段と、
前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材とを備えた画像形成装置において、
前記転写ニップに少なくとも前記転写バイアスの極性とは逆極性の逆極性バイアスを印加し、前記転写部材に付着した付着物を前記像担持体へ移動させて前記転写部材をクリーニングするクリーニング動作を有し、
前記記録媒体に転写しないトナー像パターンを、所定の間隔を開けて複数形成し、
前記トナー像パターンの前記像担持体の表面移動方向の長さは、前記転写部材の周長よりも短く、前記トナー像パターンの間隔は、前記転写部材の周長以上であり、
複数の前記トナー像パターンを、前記クリーニング動作における前記逆極性バイアス印加時に前記転写ニップを通過させることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記像担持体の主走査方向の両端に配置され、前記トナー像のトナー付着量を検知する付着量検知手段を有し、
前記トナー像パターンは、主走査方向一端の前記付着量検知手段から主走査方向他端の前記付着量検知手段までの主走査方向の長さ以上の帯状パターンであることを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
請求項1に記載の画像形成装置において、
前記クリーニング動作は、前記転写ニップに交番バイアスを印加して、前記転写部材に付着した前記付着物を前記像担持体へ移動させるものであり、
前記交番バイアス印加時の逆極性バイアス印加中に一つの掻き取りパターンが前記転写ニップを通過することを特徴とする画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、像担持体と、像担持体に接触して転写ニップを形成する転写部材と、転写ニップに像担持体上のトナー像を記録媒体に転写するための転写バイアスを印加するバイアス印加手段と、像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材とを備えた画像形成装置が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記画像形成装置として、像担持体たる中間転写ベルトのフィルミングを除去するためのトナー像パターンを形成し、このトナー像パターンを、転写ニップを通過させて中間転写ベルトの移動によりクリーニング部材の像担持体との当接箇所に入力するものが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、記録媒体の裏面が汚れる裏汚れの発生や、クリーニング不良が発生するおそれがあった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、像担持体と、前記像担持体に接触して転写ニップを形成する転写部材と、前記像担持体上のトナー像を記録媒体に転写するための転写バイアスを前記転写ニップに印加するバイアス印加手段と、前記像担持体の表面をクリーニングするクリーニング部材とを備えた画像形成装置において、前記転写ニップに少なくとも前記転写バイアスの極性とは逆極性の逆極性バイアスを印加し、前記転写部材に付着した付着物を前記像担持体へ移動させて前記転写部材をクリーニングするクリーニング動作を有し、前記記録媒体に転写しないトナー像パターンを、所定の間隔を開けて複数形成し、前記トナー像パターンの前記像担持体の表面移動方向の長さは、前記転写部材の周長よりも短く、前記トナー像パターンの間隔は、前記転写部材の周長以上であり、複数の前記トナー像パターンを、前記クリーニング動作における前記逆極性バイアス印加時に前記転写ニップを通過させることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、裏汚れの発生およびクリーニング不良の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態に係る画像形成装置であるタンデム型カラー複写機(以下、単に複写機という)の概略構成図。
中間転写ベルト上の階調パターンを説明する模式図。
印刷動作と平行して画像調整を行う場合の中間転写ベルトに形成される画像調整パターンの一例を示す模式図。
中間転写ベルト上の掻き取りパターンの形成位置について説明する図。
上記掻き取りパターンの形成のフローチャートの一例を示す図。
クリーニング動作のタイミングチャートの一例を示す図。
本実施形態の掻き取りパターンの形成について説明する図。
検証実験における条件(1)~(3)の掻き取りパターンについて説明する図。
検証実験における条件(4)~(6)の掻き取りパターンについて説明する図。
クリーニング動作中における複数の掻き取りパターンの二次転写ニップの通過について説明するタイミングチャート。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。また、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
図1は、本実施形態に係る画像形成装置であるタンデム型カラー複写機(以下、単に複写機という)の概略構成図である。
図1において、画像形成装置としてのタンデム型カラー複写機1(以下、単に複写機という)は、原稿を原稿読込部に搬送する原稿搬送部3、原稿の画像情報を読み込む原稿読込部4を備えている。また、複写機は、出力画像が積載される排紙トレイ5、記録媒体たる用紙Pが収容される給紙部7を備えている。
【0010】
また、複写機1は、用紙Pの搬送タイミングを調整するレジストローラ9(タイミングローラ)、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)のトナー像を形成する作像部10を備えている。作像部10は、例えば、トナー像が形成される潜像担持体たる感光体ドラム11Y、11M、11C、11BK、書き込み部(露光部)6を備えている。また、作像部10は、各感光体ドラム11Y、11M、11C、11BKの周囲にそれぞれ配置した帯電装置12、現像装置13およびクリーニング部15等を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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