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公開番号
2025025832
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-21
出願番号
2023130987
出願日
2023-08-10
発明の名称
画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
1/60 20060101AFI20250214BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ライト系色材の使用の仕方をユーザが変更可能とすること。
【解決手段】画像処理装置は、印刷対象の画像データの各画素のプロセスカラーごとの階調値の第1の集合を、或るプロセスカラーの階調値と、当該プロセスカラーよりも濃度が低いライト系色材を使用した場合の当該プロセスカラーの階調値及び当該ライト系色材の階調値の組との対応関係を示す情報に基づいて、プロセスカラーごと及びライト系色材ごとの階調値の第2の集合に変換する変換部と、第2の集合に係る画素のうち色域が減少する画素を特定する色域減少画素特定部と、特定した画素を識別可能な情報を出力する出力部と、対応関係の変更指示をユーザから受け付ける設定変更受付部と、変更指示に応じた対応関係に基づいて変換部が画像データの各画素の第1の集合を第2の集合に変換した結果に基づいて、印刷装置に印刷させる画像データを生成する印刷データ生成部と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷対象の画像データの各画素のプロセスカラーごとの階調値の第1の集合を、或るプロセスカラーの階調値と、当該プロセスカラーよりも濃度が低いライト系色材を使用した場合の当該プロセスカラーの階調値及び当該ライト系色材の階調値の組との対応関係を示す情報に基づいて、プロセスカラーごと及び前記ライト系色材ごとの階調値の第2の集合に変換する変換部と、
前記第2の集合に係る画素のうち色域が減少する画素を特定する色域減少画素特定部と、
特定した画素を識別可能な情報を出力する出力部と、
前記対応関係の変更指示をユーザから受け付ける設定変更受付部と、
前記変更指示に応じた前記対応関係に基づいて前記変換部が前記画像データの各画素の前記第1の集合を前記第2の集合に変換した結果に基づいて、印刷装置に印刷させる画像データを生成する印刷データ生成部と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記色域減少画素特定部は、前記第2の集合に係る階調値の合計が閾値を超える画素を特定する、
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記設定変更受付部は、前記対応関係における前記ライト系色材の最大値、又は前記対応関係において前記或るプロセスカラーの階調値の増加に応じた前記ライト系色材の増加の度合いの変更を受け付ける、
ことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
【請求項4】
階調値の合計が前記閾値を超えない全通りの前記第1の集合ごとに対応する色を示す情報に基づいて、当該第1の集合によって再現可能な第1の色の集合を特定する第1色域特定部と、
前記変換部が用いた前記対応関係に基づいて濃色インク及び淡色インクを使用した場合の全通りの前記第2の集合のうち階調値の合計が前記閾値を超えない前記第2の集合ごとに対応する色を示す情報に基づいて、当該第2の集合によって再現可能な第2の色の集合を特定する第2色域特定部と、
を有し、
前記出力部は、前記第1の色の集合と前記第2の色の集合とを示す情報を出力する、
ことを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
【請求項5】
印刷対象の画像データの各画素のプロセスカラーごとの階調値の第1の集合を、或るプロセスカラーの階調値と、当該プロセスカラーよりも濃度が低いライト系色材を使用した場合の当該プロセスカラーの階調値及び当該ライト系色材の階調値の組との対応関係を示す情報に基づいて、プロセスカラーごと及び前記ライト系色材ごとの階調値の第2の集合に変換する変換手順と、
前記第2の集合に係る画素のうち色域が減少する画素を特定する色域減少画素特定手順と、
特定した画素を識別可能な情報を出力する出力手順と、
前記対応関係の変更指示をユーザから受け付ける設定変更受付手順と、
前記変更指示に応じた前記対応関係に基づいて前記変換手順が前記画像データの各画素の前記第1の集合を前記第2の集合に変換した結果に基づいて、印刷装置に印刷させる画像データを生成する印刷データ生成手順と、
をコンピュータが実行することを特徴とする画像処理方法。
【請求項6】
印刷対象の画像データの各画素のプロセスカラーごとの階調値の第1の集合を、或るプロセスカラーの階調値と、当該プロセスカラーよりも濃度が低いライト系色材を使用した場合の当該プロセスカラーの階調値及び当該ライト系色材の階調値の組との対応関係を示す情報に基づいて、プロセスカラーごと及び前記ライト系色材ごとの階調値の第2の集合に変換する変換手順と、
前記第2の集合に係る画素のうち色域が減少する画素を特定する色域減少画素特定手順と、
特定した画素を識別可能な情報を出力する出力手順と、
前記対応関係の変更指示をユーザから受け付ける設定変更受付手順と、
前記変更指示に応じた前記対応関係に基づいて前記変換手順が前記画像データの各画素の前記第1の集合を前記第2の集合に変換した結果に基づいて、印刷装置に印刷させる画像データを生成する印刷データ生成手順と、
をコンピュータに実行することを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷において、一般に利用されているプロセスカラー(CMYK)の色材(インクやトナー等)のいずれか1以上の色について、当該色よりも濃度が低いライト系色材を使うことによって中間調の粒状性を向上させるという技術がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、印刷前に「コスト優先モード」をユーザが選択することによって、淡色インク(ライト系色材に対応するインク)を使った印刷とプロセスカラー(CMYK)のみを使った印刷とを、ユーザの意志によって切り替えることができる技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ライト系色材を多く使うと、粒状性(見た目での細かさ)は向上するが、使用する色材の総量が増加してしまうことによるコスト増加や、色材を多く使って表現する暗い色の色域が色材の使用量の強制的な抑制により減少してしまうことなどが問題として生じる。
【0005】
従来の技術では、ライト系色材を使用するか否かをユーザが決めることができるに過ぎず、ライト系色材の使用の仕方(或る階調値に対してどの程度の量のライト系色材を使用するのか)を印刷対象の画像データに合わせてユーザが変更することはできない。
【0006】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、ライト系色材の使用の仕方をユーザが変更可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで上記課題を解決するため、画像処理装置は、印刷対象の画像データの各画素のプロセスカラーごとの階調値の第1の集合を、或るプロセスカラーの階調値と、当該プロセスカラーよりも濃度が低いライト系色材を使用した場合の当該プロセスカラーの階調値及び当該ライト系色材の階調値の組との対応関係を示す情報に基づいて、プロセスカラーごと及び前記ライト系色材ごとの階調値の第2の集合に変換する変換部と、前記第2の集合に係る画素のうち色域が減少する画素を特定する色域減少画素特定部と、特定した画素を識別可能な情報を出力する出力部と、前記対応関係の変更指示をユーザから受け付ける設定変更受付部と、前記変更指示に応じた前記対応関係に基づいて前記変換部が前記画像データの各画素の前記第1の集合を前記第2の集合に変換した結果に基づいて、印刷装置に印刷させる画像データを生成する印刷データ生成部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
ライト系色材の使用の仕方をユーザが変更可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。
本発明の実施の形態における画像処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。
本発明の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を示す図である。
分解設定の一例を示す図である。
分解設定の他の選択肢の例を示す図である。
インクリミットを説明するための図である。
画像処理装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
濃色インク色域及び淡色使用時色域の出力例を示す図である。
色域減少画素識別情報の出力例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本実施の形態では、インクを色材の具体例として説明する。ライト系色材とは、プロセスカラー(CMYK)の色材よりも濃度が低い色材をいう。本実施の形態において、プロセスカラーのインクを「濃色インク」といい。ライト系色材に相当するインクを「淡色インク」という。
(【0011】以降は省略されています)
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