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公開番号
2024165612
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023081948
出願日
2023-05-18
発明の名称
秘匿通信
出願人
日本無線株式会社
代理人
主分類
H04L
9/34 20060101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】インターネット等のネットワークや無線通信ネットワーク等において、セキュリティを向上させる秘匿通信方式を提供する。
【解決手段】任意の人数によるローカルなグループのデジタル通信において、ビット列の並びを操作するビット列操作部の動作により、当該ローカルなグループ外に対する秘匿を実現する秘匿通信方式であって、ビット列操作部203はその操作内容が、ビット規則設定部205に設定されており、任意のビットと任意のビットを入れ替える。送信信号処理部は、ビット列操作部が変換した入力部の入力信号及びその変換の規則をビット規則設定部に格納し、送信信号に変換して送信部から送信する。受信信号処理部は、受信部の受信信号をデジタル信号に変換し、ビット列操作部215で変換し、その変換の規則をビット規則設定部217に格納し、出力信号に変換する。出力部は、信号を出力する。また、ビット規則設定部は、外部メモリ上にある。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
任意の人数によるローカルなグループのデジタル通信において、ビット列の並びを操作するビット列操作部の動作により、当該ローカルなグループ外に対する秘匿を実現することを特徴とする秘匿通信方式
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記ビット列操作部の操作内容は、当該ビット列操作部に接続されたビット規則設定部に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の秘匿通信方式
【請求項3】
前記ビット規則設定部に設定された操作内容は、任意のビットと任意のビットを入れ替えるものであることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の秘匿通信方式
【請求項4】
前記ビット規則設定部によるルール化は、任意のビットの値を演算により変化させることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の秘匿通信方式
【請求項5】
信号入力部の入力信号をビット列操作部で変換し、なおかつその変換の規則を前記ビット規則設定部に格納し、送信信号に変換する送信信号処理部を有し、送信部から信号を送信することを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の秘匿通信方式
【請求項6】
信号受信部の受信信号を受信信号処理部でデジタル信号に変換し、ビット列操作部で変換し、なおかつその変換の規則を前記ビット規則設定部に格納し、出力信号に変換する出力部を有し、当該出力部からモニターやスピーカーから信号を出力することを特徴とする請求項1乃至請求項5に記載の秘匿通信方式
【請求項7】
前記ビット列操作部の操作内容を有する前記ビット規則設定部は当該装置に接続された外部メモリ上にあることを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の秘匿通信方式
【請求項8】
前記ビット規則設定部が有する前記操作内容はキーボード等の入力デバイスからの入力によって記載されるものであり、当該記載内容に沿って前記ビット列操作部が動作することを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載の秘匿通信方式
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はインターネット等のネットワークや無線通信ネットワーク等において、セキュリティを向上させる通信システムに関するものであり、特に、グループ単位での通信に有効な手段についてのものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記されているように、各国の諜報機関や詐欺集団、また海上においては海賊行為を行う集団などが電子メールやチャット、音声通話などの通信を傍受していることが広く知られている。これに対抗して通信元や通信先などの情報を通信網から秘匿することで通信の匿名性を確保するTor(The Onion Router)等の匿名化ツールが普及している。
【0003】
また、より高度な秘匿手法として、通信装置で複数回異なる公開鍵を用いて暗号化し、秘匿通信網内部の複数のサーバ装置間で復号を繰り返しながらメッセージをシャッフルすることで秘匿通信網に対する匿名性を確保する手法(mix-net)が知られている。
【0004】
また、近年、研究が盛んに行われているのが量子暗号を用いた通信である。これは伝送する符号を複雑化して解読しにくくするのみならず、盗聴者の痕跡を検出する能力に秀でており、盗聴の痕跡を見つけたセッションを破棄することで安全性を確保するものである(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-125957
【非特許文献】
【0006】
荒平 慎, “量子暗号を用いた秘匿通信”, Kensetsu Denki Gijyutsu Vol.178 2012.6
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
無線通信の暗号化として、例えば無線LANでは、OSI参照モデルにおけるデータリンク層でWPA2(Wi-Fi Protected Access 2)やWPA3(Wi-Fi Protected Access 3)と呼ばれる規格が使われていて、これらは強固な暗号化方式ではあるものの、近年、WPA3にも脆弱性が発見されており、より強固な暗号化通信の実現のためには、さらに2重3重の暗号化が必要である。
【0008】
なお、OSI(Open Systems Interconnection: 開放型システム間相互接続)参照モデルとは、コンピュータネットワークに求められる通信機能を7階層の構造に分割し、定義したものであり、その最下層は物理層と呼ばれる。
【0009】
本発明は前記OSI参照モデルにおける物理層の通信の秘匿性を強化することを目標とするものである。つまり、ローカルなグループ間通信に対して、そのグループ内で取り決めたやり方で秘匿通信を実現するものである。
【0010】
このような技術はSNS(Social Networking Service)の利用が盛んになってきた現在、秘匿に対する必要性が高まっているため、研究も盛んである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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