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公開番号
2024162207
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077532
出願日
2023-05-09
発明の名称
押しボタン式側圧調整器
出願人
個人
代理人
主分類
H04R
1/10 20060101AFI20241114BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ヘッドホンにおいて、簡単な機構でヘッドホンの側圧の微調整を可能とした、ヘッドホンの押しボタン式側圧調整器を提供する。
【解決手段】本発明のヘッドホンの側圧調整器は、誰でも簡単にヘッドホンの側圧の微調整を可能とし、ウエブ会議や音楽鑑賞、スポーツ中継などの様々な使用状況に於いて、ヘッドホンの側圧を簡単に調整出来る機能を持って、しかも、ユーザーがヘッドホンを使用中に睡眠して、ヘッドホンを頭から落とした場合などでも怪我をしなくてすむ、全体に角の無い略直方体の形をし、使用者が簡単にヘッドホンの側圧調整器を提供できるところのヘッドホンの押しボタン式側圧調整器
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ヘッドホンのヘッドバンド中央域において、左右両側でヘッドホンに接続されて成る側圧調整器であって、上部と下部が上下に嵌合して略直方体の筐体を成して本体と称し、上部を本体上部、下部を本体下部と称し、
前記本体において、
前面側を前面壁と称し、後面側を後面壁と称し、この前後の壁面を両側で連繋する壁面を側面壁と称し、
前記本体上部の上方面を天面と称し、前記本体下部の下方面を底面と称し、
前記前面壁と前記側面壁と前記後面壁は連続的な曲面状を成し、
前記前面壁の内側は、凹みが底面から上方に伸びて連続的な複数の山谷が波形状に、左右対称前後対称に複数個在って本体壁三角ラック部と称し、
前記本体下部の底面中心部には突起が在って中央突起と称し、
前記前面壁と前記後面壁には、各々左右対称、前後対称に、複数個の角窓があってボタン用角窓と称し、前記側面壁にも角窓があってボタンコマ用角窓と称し、
筐体内部でこれら諸々の諸部位に囲まれる形で、ずんぐりした柄と歯で成る三叉フォーク状に設けられた弾性部位が在って押しボタンコマと称し、筐体内部中央部から柄状と歯状に前後に伸びて、前面側を前側枝角棒、後面側を後側枝角棒と称し、
前記前側枝角棒の左手前には、本前記体壁三角ラック部と嵌合する形で複数の波形柱状に枝角棒三角ラックが在り、前記枝角棒三角ラックの中心付近に円柱状に全面側に伸びて押しボタンを成し、前記前記後側枝角棒にも前後対称に前記枝角棒三角ラックと前記押しボタンが在り、
ヘッドバンド中央域において、本体の左右両側で、左右各々の前記押しボタンコマがヘッドホンに接合されて、左右のヘッドホンが同一のボタン付きヘッドホンと成り、前記押しボタンコマの前記枝角棒三角ラックを介して、前記本体壁三角ラック部と嵌合して固定されているのであって、
左右の前記押しボタンコマの位置を動かすには、前記押しボタンを押せば、前記前側枝角棒と前記後側枝角棒がそれぞれ内側にたわむことにより、前記枝角棒三角ラックと前記本体壁三角ラックとの嵌合が外れて、左右の前記ボタン付きヘッドホンは前記本体の内部で自由に動くことが出来、
斯くしてヘッドホンの側圧調整が誰でも簡単にできることを特徴とする、押しボタン式側圧調整器。
続きを表示(約 210 文字)
【請求項2】
前記本体壁三角ラック部、前記押しボタン用角窓、前記枝角棒三角ラック及び前記押しボタンを、前面側だけに配置し、片手で操作できることを特徴とする、請求項1に記載の押しボタン式側圧調整器。
【請求項3】
前記本体壁三角ラック部、前記押しボタン用角窓、前記枝角棒三角ラック及び前記押しボタンを、天面側に設け、天面側だけで操作できることを特徴とする、請求項1に記載の押しボタン式側圧調整器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘッドホンの押しボタン式側圧調整器に関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、ヘッドホンは、音源ユニットがそれぞれ搭載された左右一対の筐体(ハウジング)の外側をヘッドバンドと呼ばれる板ばね内蔵の支持部材で結合し、かかる筐体を使用者の両耳に挟み込むようにして保持させる構造となっている。
通常使われるヘッドホンでは、ヘッドホンの耳当て部の左右の間隔を、多くの人に合わせるように作っているが、頭の大きな人ではヘッドホンの耳当て部の左右の間隔が狭すぎて長時間使用すると頭痛の起こる事が多かった。
使用中に、ヘッドホンの側圧の強弱を押しボタン式で簡単に調整できる物は無かった。
【0003】
ヘッドバンドと側圧調整器が一体化したヘッドホン用のヘッドバンド、及びヘッドホンが知られているが、このような従来製品では、使用者が手持ちのヘッドホンに側圧調整器のみを付け外して使うことが出来ない。
本発明はこれらの欠点を克服したものであり、押しボタンを押すことで、簡単に側圧調整することを可能としたものである。(特許文献1参照)。
発明者自身が以前に出願した発明では、使用者が手持ちのヘッドホンに側圧調整器を取り付けて、
ヘッドホンの側圧調整を行うことができるが、側圧調整を押しボタン式のようにスムーズに調整する事は出来ない。
本発明はこれらの欠点を克服したものであり、押しボタンを押すことで、簡単に側圧調整する事を可能としたものである(特許文献2参照)。
発明者自身が以前に出願した発明では、構造が複雑で、重量が重くなり、簡単に側圧調整する事が出来ない。
本発明はこれらの欠点を克服したものであり、全体に角が無い略直方体であり、押しボタンを押すことで、簡単に側圧調整することを可能としたものである。(特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開 2021-040281号公報
特願 2021-181547号公報
特願 2022-063637号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
消費者が手持ちのヘッドホンに装着できて、誰でも簡単にヘッドホンの側圧の微調整を可能にして、動画視聴や音楽鑑賞、スポーツ鑑賞などの個人的な使用場面に始まり、ウエブ会議や動画作成のビジネスにおける作業などの様々な使用状況に於いて、ヘッドホンの側圧を簡単に調整出来る機能を持ち、更に、ユーザーがヘッドホンを使用中に睡眠して、ヘッドホンを頭から落とした場合などでも怪我をしなくてすみ、使用者の髪の毛を巻き込んで抜ける事を減らし、全体に角の無い略直方体であり、廉価に提供できる簡単な構造で、ヘッドホンの側圧調整機能を押しボタン式で簡単に調整できる、ヘッドホンの押しボタン式側圧調整器を提供する事にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、 押しボタン式側圧調整器と称し、
後述する本体上部と称する物、と本体下部と称する物、とで本体と称する物は構成される。
本体の内部に入る押しボタンコマと称する物と接合するヘッドホン右側と称する物とヘッドホン左側と称する物とで、押しボタン式側圧調整器は構成される。
【0007】
本体下部と称する物は、左右約160mm、前後約60mm、高さ約15mmで上部が開口した函体であり、本体下部と称し、本体下部を横長に置いた状態で以下説明する。
本体下部の前面の壁は厚さが約9mmあり前面壁と称し、側面の壁を厚さが約7mmあり、側面壁と称し、後面の壁は厚さが約9mmあり後面壁と称し、前面壁、側面壁及び後面壁は半径約10mmの曲面によって接続されており、本体下部の底面の厚さは約5mmである。
【0008】
本体下部の前面壁と後面壁の内側には左右の中心から約9.6mmの位置から幅約6.4mm、高さ約4mmの三角形の凹みが底面から上方に伸びた形状が約8個連続した波形の形状が在り、それぞれ、左右対称と前後対称に合計4個在り、本体壁三角ラック部と称する。
【0009】
前面壁には左右の中心から約9.5mm幅、約38.5mm壁の上端からの深さ約5mmの凹みがそれぞれ、左右対称と前後対称に合計4個開いており、押しボタン用凹みと称する。
【0010】
側面壁には前後の中心から幅約22mm、壁の上端からの深さ約10mmの凹みがそれぞれ、左右対称に合計2個開いており、ボタンコマ用凹みと称する
(【0011】以降は省略されています)
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