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公開番号
2025157066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-15
出願番号
2024181963
出願日
2024-10-17
発明の名称
端末
出願人
株式会社NTTドコモ
代理人
個人
,
個人
主分類
H04W
74/0833 20240101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】separate SSB-to-ROマッピングにおいても、適切にROを選択することができる端末を提供する。
【解決手段】端末は、ランダムアクセスをトリガする下りリンク制御情報を受信する受信部と、前記下りリンク制御情報に含まれるマスクインデックスに基づいて、時分割複信を適用する第1時間単位に対する第1ランダムアクセスチャネル設定に基づいて設定される第1ランダムアクセス機会と、前記時分割複信のバンドを構成する複数のサブバンドを利用可能な第2時間単位に対する第2ランダムアクセスチャネル設定に基づいて設定される第2ランダムアクセス機会とのうち、少なくとも一方を選択する制御部と、選択した前記第1ランダムアクセス機会または前記第2ランダムアクセス機会において、前記ランダムアクセスのプリアンブルを送信する送信部と、を備える。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
ランダムアクセスをトリガする下りリンク制御情報を受信する受信部と、
前記下りリンク制御情報に含まれるマスクインデックスに基づいて、時分割複信を適用する第1時間単位に対する第1ランダムアクセスチャネル設定に基づいて設定される第1ランダムアクセス機会と、前記時分割複信のバンドを構成する複数のサブバンドを利用可能な第2時間単位に対する第2ランダムアクセスチャネル設定に基づいて設定される第2ランダムアクセス機会とのうち、少なくとも一方を選択する制御部と、
選択した前記第1ランダムアクセス機会または前記第2ランダムアクセス機会において、前記ランダムアクセスのプリアンブルを送信する送信部と、
を備える端末。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記第1ランダムアクセス機会と、前記第2ランダムアクセス機会とのうち、時間的に前のランダムアクセス機会を選択する、
請求項1に記載の端末。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1ランダムアクセス機会と、前記第2ランダムアクセス機会とのうち、時間的に後のランダムアクセス機会を選択する、
請求項1に記載の端末。
【請求項4】
前記制御部は、無線リソース制御レイヤの設定に基づいて、前記第1ランダムアクセス機会と、前記第2ランダムアクセス機会とのうち、一方を選択する、
請求項1に記載の端末。
【請求項5】
前記受信部は、前記第2時間単位において前記下りリンク制御情報を受信し、
前記制御部は、前記第2ランダムアクセス機会を選択する、
請求項1に記載の端末。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1ランダムアクセス機会及び前記第2ランダムアクセス機会の両方を選択し、
前記送信部は、選択した前記第1ランダムアクセス機会及び前記第2ランダムアクセス機会の両方において、前記ランダムアクセスのプリアンブルを送信する、
請求項1に記載の端末。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、subband non-overlapping full duplex(SBFD)をサポートする端末に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
3rd Generation Partnership Project(3GPP(登録商標))は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)またはNext Generation(NG)とも呼ばれる。)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolutionあるいは6Gと呼ばれる次世代の移動通信システムの仕様化も進めている。
【0003】
Release 18において、時分割複信(TDD)のバンドを構成する複数のサブバンドを利用することにより、下りリンク(DL)と上りリンク(UL)との同時使用を可能にする複信方式が議論されている。このような複信方式は、subband non-overlapping full duplex(SBFD)と呼ばれている。なお、SBFDが適用されるシンボルは、SBFDシンボルと呼ばれてもよい。また、SBFDシンボルにおいて、DLに使用されるサブバンドはDLサブバンドと呼ばれてもよいし、ULに使用されるサブバンドはULサブバンドと呼ばれてもよい。
【0004】
さらに、Release 19に向けて、SBFDにおけるランダムアクセス(RA)のサポートが検討されている(非特許文献1)。具体的には、ランダムアクセスチャネル(RACH)に係る設定(RACH設定)を、SBFDシンボルに拡張することが検討されている。
【0005】
なお、端末(以下、ユーザ装置(UE)ともいう。)は、基地局(以下、gNodeB(gNB)ともいう。)からのRACH設定に基づいて、ランダムアクセス(RA)を開始するプリアンブルを送信するランダムアクセス機会(RO)を決定し、さらに、決定したROのうちから、ROとして有効なvalid RO(及びROとして無効なinvalid RO)を決定する。また、valid ROは、SSB-to-ROマッピングに基づいて、同期信号ブロックのインデックス(SSBインデックス)にマッピングされる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0006】
“New WID: Evolution of NR duplex operation: Sub-band full duplex (SBFD)”, RP-234035, 3GPP TSG RAN Meeting #102, 3GPP, December 11-15, 2023
【発明の概要】
【0007】
SBFD動作をサポートするgNBが形成するセルには、SBFD動作をサポートするUEがアクセスする場合もあれば、SBFD動作をサポートしないUEがアクセスする場合もある。以下では、前者をSBFD-aware UE、後者をLegacy UEともいう。例えば、DLシンボルにSBFDが適用される場合、SBFD-aware UEは、このSBFDシンボルにおけるULサブバンド(及びDLサブバンド)を認識することが出来るが、Legacy UEは、このSBFDシンボルを、通常のDLシンボルとして認識する。
【0008】
SBFD-aware UEとLegacy UEとの間で、SSB-to-ROマッピングの理解(認識)が同じになることが望ましい。このため、SBFDシンボルとnon-SBFDシンボルとで、別々のRACH設定が適用されてもよい。以下では、SBFDシンボルに適用されるRACH設定をadditional RACH設定(追加のRACH設定)、non-SBFDシンボルに適用されるRACH設定をレガシーRACH設定ともいう。これにより、SBFDシンボル(SBFDシンボル内のULサブバンド)に重複するRO(additional RO)と、non-SBFDシンボル(FLシンボルまたはDLシンボル)に重複するRO(legacy RO)とが、別々に設定されてもよい。換言すれば、SBFDシンボルに重複するROは、non-SBFDシンボルに重複するROとは別に、SSBにマッピングされてもよい。このようなSSB-to-ROマッピングは、separate SSB-to-ROマッピングと呼ばれる。
【0009】
ところで、DCI(DCI format 1_0)によってUEのランダムアクセスをトリガするPDCCH orderによるRA(PDCCH order RACH)では、PRACHマスクインデックスが用いられる。PRACHマスクインデックスは、3GPP TS38.212で説明されるように、SSBインデックスによって示されるSSBに関連付けられるRO(ROインデックス)を示すフィールドである。
【0010】
しかしながら、separate SSB-to-ROマッピングにおいては、二種類のRACH設定(追加のRACH設定/レガシーRACH設定)が適用されるため、PDCCH order RACHにおけるPRACHマスクインデックスが、additional RO(ROインデックス)を示すものであるのか、それともlegacy RO(ROインデックス)を示すものであるのかが明確でなかった。このような場合であっても、UEは、PDCCH order RACHにおけるPRACH送信のために、適切にROを選択しなければならなかった。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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