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公開番号2025157022
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-15
出願番号2024083324
出願日2024-05-22
発明の名称端末
出願人株式会社NTTドコモ
代理人個人,個人
主分類H04W 72/1268 20230101AFI20251007BHJP(電気通信技術)
要約【課題】SBFDを適用しつつ、適切なUCIのPUSCHへの多重を実現し得る端末を提供する。
【解決手段】端末は、時分割複信を基準とした規定時間内において、上りリンクサブバンド及び下りリンクサブバンドが周波数方向において非重複に割り当てられるサブバンド全二重通信方式に従った無線信号を送受信する。端末は、上り共有チャネルを伴う上りデータチャネルを介して上りリンク制御情報を送信する場合、上りリンク制御情報の送信に用いられ、サブバンド全二重通信方式が適用される時間単位の数量を、上りリンクサブバンドとして利用可能な利用可能リソースブロック内のサブキャリア数または周波数領域リソース割当に従ったサブキャリア数に基づいて決定する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
時分割複信を基準とした規定時間内において、上りリンクサブバンド及び下りリンクサブバンドが周波数方向において非重複に割り当てられるサブバンド全二重通信方式に従った無線信号を送受信する通信部と、
上り共有チャネルを伴う上りデータチャネルを介して上りリンク制御情報を送信する場合、前記上りリンク制御情報の送信に用いられ、前記サブバンド全二重通信方式が適用される時間単位の数量を、前記上りリンクサブバンドとして利用可能な利用可能リソースブロック内のサブキャリア数または周波数領域リソース割当に従ったサブキャリア数に基づいて決定する制御部と
を備える端末。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
時分割複信を基準とした規定時間内において、上りリンクサブバンドまたは下りリンクサブバンドが周波数方向において非重複に割り当てられるサブバンド全二重通信方式に従った無線信号を送受信する通信部と、
上り共有チャネルを伴う上りデータチャネルを介して上りリンク制御情報を送信する場合、前記上りリンク制御情報の送信に用いられ、前記サブバンド全二重通信方式が適用される時間単位の数量、及び前記上りデータチャネルの繰り返し送信において前記上りリンク制御情報の送信に用いられ、前記サブバンド全二重通信方式が適用される時間単位の数量を、前記上りリンクサブバンドとして利用可能な利用可能リソースブロック内のサブキャリア数または周波数領域リソース割当に従ったサブキャリア数に基づいて決定する制御部と
を備える端末。
【請求項3】
時分割複信を基準とした規定時間内において、上りリンクサブバンドまたは下りリンクサブバンドが周波数方向において非重複に割り当てられるサブバンド全二重通信方式に従った無線信号を送受信する通信部と、
上り共有チャネルを伴う上りデータチャネルの繰り返し送信を介して上りリンク制御情報を送信する場合、前記上りリンク制御情報の送信に用いられ、前記サブバンド全二重通信方式が適用される時間単位の数量を、前記上りリンクサブバンドとして利用可能な利用可能リソースブロック内のサブキャリア数または周波数領域リソース割当に従ったサブキャリア数に基づいて決定する制御部と
を備える端末。
【請求項4】
時分割複信を基準とした規定時間内において、上りリンクサブバンドまたは下りリンクサブバンドが周波数方向において非重複に割り当てられるサブバンド全二重通信方式に従った無線信号を送受信する通信部と、
上り共有チャネルを伴わない上りデータチャネルを介して上りリンク制御情報を送信する場合、前記上りデータチャネルの繰り返し送信において前記上りリンク制御情報の送信に用いられ、前記サブバンド全二重通信方式が適用される時間単位の数量を、前記上りリンクサブバンドとして利用可能な利用可能リソースブロック内のサブキャリア数または周波数領域リソース割当に従ったサブキャリア数に基づいて決定する制御部と
を備える端末。
【請求項5】
前記制御部は、前記上りリンク制御情報のリソースエレメント数が前記上りリンクサブバンドとして利用可能な利用可能リソースブロックのリソースエレメント数を超えないように制限する請求項1乃至4の何れか一項に記載の端末。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、SBFDをサポートする端末に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
3rd Generation Partnership Project(3GPP:登録商標)は、5th generation mobile communication system(5G、New Radio(NR)またはNext Generation(NG)とも呼ばれる)を仕様化し、さらに、Beyond 5G、5G Evolution或いは6Gと呼ばれる次世代の仕様化も進めている。
【0003】
例えば、3GPP Release 19では、複信方式(Duplex)の拡張が検討されている(非特許文献1)。具体的には、時分割複信(TDD)バンドのキャリア内において、下りリンク(DL)と上りリンク(UL)の同時使用を可能にする複信(二重化)方式であるSBFD(Sub-Band non-overlapping Full Duplex)に関して、SBFDシンボルと非SBFDシンボルとに跨がった送受信について検討されている。
【0004】
例えば、異なるスロットにおいて、SBFDシンボルと非SBFDシンボルとを用いた物理チャネルまたは信号の送受信が検討されている(非特許文献2)。このようなSBFDシンボルと非SBFDシンボルとを用いた物理チャネルの送受信は、上りデータチャネル、具体的には、PUSCH(Physical Uplink Shared Channel)も対象となり得る。
【0005】
PUSCHについては、カバレッジ拡張のため、端末(User Equipment, UE)による繰り返し送信(PUSCHrepetition)や、複数スロットに割り当てられたPUSCHを介してトランスポートブロック(TB)を処理するTB processing over multi-slot PUSCH(TBoMS)が可能である。
【0006】
3GPPは、このようなSBFDシンボルと非SBFDシンボルとを用いたPUSCH送信に関して、幾つかのオプションを提示している(非特許文献3)。例えば、FDRA(Frequency Domain Resource Assignment)によるシンボル種類(SBFDシンボルまたは非SBFDシンボル)の設定及び指示、PUSCH repetitionが他のリソース割当と重複した場合の当該PUSCHの取り扱いなどが提示されている。
【0007】
また、ULサブバンド及びDLサブバンド(SBFDサブバンドと呼ばれてもよい)として利用可能なUL及びDLのPRB(Physical Resource Block)、具体的には、UL usable PRBが、SBFDシンボル内のアクティブな帯域幅部分(active UL BWP)とULサブバンドとが交差する位置に基づいて決定され、DL usable PRBが、SBFDシンボル内のアクティブな帯域幅部分(active DLBWP)とDLサブバンドとが決定されるオプションと、UL usable PRB及びDL usable PRBが、active UL BWP及びactive DL BWPにおいて明示的に設定されるオプションとが合意されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0008】
3GPP TR 38.858 V1.0.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Study on Evolution of NR Duplex Operation (Release 18)、3GPP、2023年9月
"New WID: Evolution of NR duplex operation: Sub-band full duplex (SBFD)", RP-234035, 3GPP TSG RAN Meeting #102, 3GPP, 2023年12月
"Draft Report of 3GPP TSG RAN WG1 #116b v0.3.0", 3GPP, 2024年4月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
SBFDシンボルにおいてPUSCHがUL usable PRB外(例えば、DL usable PRB)と重複する場合、UL usable PRBのみがPUSCH送信として有効となる。このような場合、実際にPUSCH送信が可能なPRBの数は、FDRAによって指示される数よりも少なくなる。
【0010】
さらに、このような状況に鑑みると、PUSCHにおいて上りリンク制御情報(UCI)が多重化される場合についても考慮する必要があると考えられる。既存の3GPPの仕様によれば、UCI用に割り当てられるリソースは、UL usable PRB内のPUSCHリソースよりも多くなってしまう可能性がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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