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公開番号
2024165692
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2023082089
出願日
2023-05-18
発明の名称
SoTモジュール
出願人
株式会社ミチヒロ
代理人
個人
主分類
H04R
17/00 20060101AFI20241121BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】複数の圧電素子の振動を振動板の特定の領域で増幅させて出力することで特定の周波数帯の音圧を向上できるSoTモジュールを提供する。
【解決手段】SoTモジュール100は、交流電圧の印加により振動を発生させる平板状の複数の圧電素子111~114と、圧電素子111~114の振動が伝わる第1の振動板130と、を備え、第1の振動板130の特定の領域において、複数の圧電素子111~114の振動を増幅させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
交流電圧の印加により振動を発生させる平板状の複数の圧電素子と、
前記圧電素子の振動が伝わる第1の振動板と、を備え、
前記第1の振動板の特定の領域において、複数の前記圧電素子の振動を増幅させることを特徴とするSoTモジュール。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
複数の前記圧電素子のうち、一つの圧電素子から前記第1の振動板への振動伝達経路と、他の圧電素子から前記第1の振動板への振動伝達経路とは、異なることを特徴とする請求項1記載のSoTモジュール。
【請求項3】
複数の前記圧電素子は、前記第1の振動板に対し、重畳して配置されていることを特徴とする請求項2記載のSoTモジュール。
【請求項4】
複数の前記圧電素子は矩形に形成されており、
複数の前記圧電素子の中心軸が一致していることを特徴とする請求項3記載のSoTモジュール。
【請求項5】
複数の前記圧電素子は、各々の矩形の辺に沿った方向が異なる配置で設けられていることを特徴とする請求項4記載のSoTモジュール。
【請求項6】
複数の前記圧電素子は、互いに重複していない領域のある配置で設けられていることを特徴とする請求項4記載のSoTモジュール。
【請求項7】
前記一つの圧電素子を駆動する位相と前記他の圧電素子を駆動する位相とが異なることを特徴とする請求項2記載のSoTモジュール。
【請求項8】
前記一つの圧電素子は、前記他の圧電素子に貼り付けられている部分を有し、前記貼り付けられている部分は、いずれも圧電素子が連結して構成されている圧電複合体の重心にならないことを特徴とする請求項2記載のSoTモジュール。
【請求項9】
前記一つの圧電素子は、弾性体により前記第1の振動板に連結され、
前記他の圧電素子は、前記第1の振動板に貼り付けられていることを特徴とする請求項2記載のSoTモジュール。
【請求項10】
前記他の圧電素子が直接連結される第2の振動板をさらに備え、
前記第2の振動板は、前記一つの圧電素子と弾性体により連結されていることを特徴とする請求項2記載のSoTモジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、矩形平板に形成された圧電素子を備えるSoTモジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
音響分野では、一般的にコイルによるダイナミックスピーカが用いられる。ダイナミックスピーカは、低音域であっても十分な音圧を発生させることができるが、その重量や容積が大きくなり、消費電力も大きいため、用途が限定される。一方、圧電素子を用いた圧電スピーカの応用が進められている(例えば特許文献1参照)。圧電スピーカは、嵩張らず、重量も小さく、消費電力も小さいため、ダイナミックスピーカの適用が難しい用途にも使える。
【0003】
特許文献1記載の音響発生器は、長手方向を互いに直交させて2つの屈曲型の圧電素子を重畳させている。そして、弾性支持部が圧電素子の長手方向の端部または中央部に設けられ、弾性支持部が振動を振動板に伝達している。特許文献1には、音響発生器を表示パネル自体をスピーカとして機能させる応用も開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-106029号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記のように、様々なアプローチで圧電素子のスピーカへの応用が検討されている。しかしながら、圧電素子そのものは硬い材料で構成されるため、それ自体では中低音域で十分な音圧が得られ難く、全体的に音圧も小さくなる場合が多い。この弱点を克服できれば、圧電モジュールの応用分野が広がる。このような圧電モジュールは、従来の圧電モジュールとは全く異なる可能性を有しており、SoT(Soundof Things)モジュールと呼ぶべきものである(以下、特定音域の音圧を向上できる圧電モジュールをSoTモジュールと呼ぶ)。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数の圧電素子の振動を振動板の特定の領域で増幅させて出力することで特定の周波数帯の音圧を向上できるSoTモジュールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)上記の目的を達成するために、本発明は、以下のような手段を講じている。すなわち、本発明のSoTモジュールは、交流電圧の印加により振動を発生させる平板状の複数の圧電素子と、前記圧電素子の振動が伝わる第1の振動板と、を備え、前記第1の振動板の特定の領域において、複数の前記圧電素子の振動を増幅させることを特徴としている。
【0008】
(2)また、上記(1)記載のSoTモジュールにおいて、複数の前記圧電素子のうち、一つの圧電素子から前記第1の振動板への振動伝達経路と、他の圧電素子から前記第1の振動板への振動伝達経路とは、異なることを特徴としている。
【0009】
(3)また、上記(1)または(2)記載のSoTモジュールにおいて、複数の前記圧電素子は、前記第1の振動板に対し、重畳して配置されていることを特徴としている。
【0010】
(4)また、上記(3)記載のSoTモジュールにおいて、複数の前記圧電素子は矩形に形成されており、複数の前記圧電素子の中心軸が一致していることを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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