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公開番号
2025024298
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128314
出願日
2023-08-07
発明の名称
情報処理システム、プログラム、データ登録方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250213BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザーが同じデータを外部システムに登録する際の負担を低減すること。
【解決手段】本発明は、ユーザーに提供するチャットサービスにおいて外部システムにデータを登録する情報処理システムであって、ユーザー端末から送信された前記データを受信する通信部と、複数の外部システムに対し共通に設定された1つのAPI設定情報に基づいて、前記データを複数の外部システムに登録するための通信メッセージを作成するメッセージ作成部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザーに提供するチャットサービスにおいて外部システムにデータを登録する情報処理システムであって、
ユーザー端末から送信された前記データを受信する通信部と、
複数の外部システムに対し共通に設定された1つのAPI設定情報に基づいて、前記データを複数の外部システムに登録するための通信メッセージを作成するメッセージ作成部と、
を有する情報処理システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記通信部は、前記データの登録を中継する中継サービスに前記通信メッセージを送信し、
前記中継サービスは、前記通信メッセージに基づいて前記複数の外部システムに前記データをそれぞれ登録する登録部、を有する請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記1つのAPI設定情報には、ユーザーにより指定された前記複数の外部システムが格納される第一の変数が設定されており、
前記メッセージ作成部は、前記ユーザー端末から送信された複数の外部システムの識別情報を前記第一の変数に格納することで、前記通信メッセージを作成する請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記1つのAPI設定情報には、前記データの名称を格納する第二の変数が設定されており、
前記メッセージ作成部は、前記ユーザー端末から送信された前記データの名称を前記第二の変数に格納して、前記データを送信する前記通信メッセージを作成する請求項2又は3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記1つのAPI設定情報には、前記登録部が前記外部システムに前記データを登録した旨を受け取る第三の変数と、前記外部システムが管理する第四の変数が設定されており、
前記メッセージ作成部は、前記第三の変数に前記第四の変数の値を設定する旨を含む前記通信メッセージを作成する請求項2に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記中継サービスは、
前記通信メッセージから、前記第一の変数に格納された前記複数の外部システムの識別情報を取り出すメッセージ解析部を有し、
前記登録部は、前記メッセージ解析部が取り出した前記複数の外部システムのAPIをそれぞれ呼び出す複数の通信メッセージを送信することで、前記複数の外部システムにそれぞれ前記データを登録する請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記通信部は、管理者端末と通信でき、
前記通信部は、前記複数の外部システムを格納する前記第一の変数の設定画面を前記管理者端末に表示させ、前記設定画面に対して入力された前記第一の変数を受信し、
前記1つのAPI設定情報に前記第一の変数を保存する請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項8】
前記通信部は、前記管理者端末に、前記通信メッセージのリクエストボディに関する設定画面の画面情報を送信する際、前記管理者端末から受信した前記第一の変数を前記設定画面の前記リクエストボディの設定欄に設定しておき、
前記第一の変数が設定された前記リクエストボディに関する設定を前記管理者端末から受信し、前記1つのAPI設定情報に前記リクエストボディに関する設定を保存する請求項7に記載の情報処理システム。
【請求項9】
ユーザーに提供するチャットサービスにおいて外部システムにデータを登録する情報処理システムを、
ユーザー端末から送信された前記データを受信する通信部と、
複数の外部システムに対し共通に設定された1つのAPI設定情報に基づいて、前記データを複数の外部システムに登録するための通信メッセージを作成するメッセージ作成部、
として機能させるためのプログラム。
【請求項10】
ユーザーに提供するチャットサービスにおいて外部システムにデータを登録する情報処理システムが行うデータ登録方法であって、
ユーザー端末から送信された前記データを受信する処理と、
複数の外部システムに対し共通に設定された1つのAPI設定情報に基づいて、前記データを複数の外部システムに登録するための通信メッセージを作成する処理と、
を行うデータ登録方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、プログラム、及びデータ登録方法に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ユーザーが行った入力文に対する回答や機器制御等をオペレータでなく、いわゆるチャットボットが行うチャットシステムが知られている。チャットシステムは、予め用意されているシナリオにしたがって入力文に対し回答を行ったり、API(Application Programing Interface)を利用してユーザー端末から送信された文書ファイル等のデータを外部システムに登録したりする。
【0003】
外部システムが提供するAPIを呼び出すチャットシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、氏名等の登録対象情報をユーザーに入力させ、ユーザー宛の資料請求を外部システムに登録する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、ユーザーが同じデータを外部システムに登録する場合でも外部システムの数だけ登録する操作が必要になるという問題がある。すなわち、チャットシステムは、外部システムにデータ登録をするためのAPIを外部システムごとに持っているため、ユーザーも外部システムごとにデータの登録操作が必要であった。また、APIが外部システムごとに用意されている場合、チャットシステムの管理者は外部システムごとに異なるAPIを呼び出すための設定を行う必要があり、管理者にとっても負担があった。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、ユーザーが同じデータを外部システムに登録する際の負担を低減する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、ユーザーに提供するチャットサービスにおいて外部システムにデータを登録する情報処理システムであって、ユーザー端末から送信された前記データを受信する通信部と、複数の外部システムに対し共通に設定された1つのAPI設定情報に基づいて、前記データを複数の外部システムに登録するための通信メッセージを作成するメッセージ作成部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、ユーザーが同じデータを外部システムに登録する際の負担を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
中継サービスが異なる外部システムに文書登録を行う処理の概略を説明する図である。
チャットシステムの全体構成例を示す図である。
コンピュータの一例のハードウェア構成図である。
ユーザー端末の機能構成例を示す図である。
管理者端末の機能構成例を示す図である。
情報処理システムの機能構成例を示す図である。
シナリオ情報の一例を示す図である。
カテゴリ情報の例を示す図である。
質問-回答情報の例を示す図である。
問い合わせ履歴情報の例を示す図である。
対話履歴情報の例を示す図である。
外部システムAPI設定情報の例を示す図である。
中継サービスの機能構成例を示す図である。
ユーザー端末が表示するチャット画面の一例を示す図である。
管理者端末が表示するカスタムシナリオ画面の一例を示す図である。
シナリオリスト画面の一例を示す図である。
共通項目の設定画面及びダイアログボックスの一例を示す図である。
比較技術におけるカスタムシナリオ詳細設定画面の一例を示す図である。
管理者端末が表示する文書登録開始画面とフォーム入力画面の一例を示す図である。
フォーム詳細設定画面の一例を示す図である。
ファイルアップロード画面の一例を示す図である。
アップロード詳細設定画面の一例を示す図である。
API設定画面の一例を示す図である。
API詳細設定画面の一例を示す図である。
登録完了通知画面の一例を示す図である。
ユーザーがチャットサービスを利用してチャットする際の画面遷移について説明する図である。
図19~図25の画面に対し、管理者が設定することで外部システムAPI設定DBに保存されるJSON形式の外部システムAPI設定情報の一例を示す図である。
ユーザーがチャットサービスを経由して外部システムに文書ファイルを登録する処理を説明するシーケンス図の一例である。
中継サービスがリクエストメッセージを解析する処理を説明するフローチャート図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、発明を実施するための最適かつ最小限な形態として、チャットシステムとチャットシステムが行うデータ処理方法について、図面を参照して説明する。
【0010】
<APIを介した文書保存の概略>
図1は、本実施形態の中継サービス8が異なる外部システムに文書登録を行う処理の概略を説明する図である。
(1) チャットサービス7と複数の外部システム6との間に中継サービス8が設けられる。管理者は、複数の外部システム6を呼び出すHTTPメッセージを作成するための1つのAPI設定情報4をチャットサービス7に設定する。このAPI設定情報4は複数の外部システムに共通なので、管理者は、外部システムが追加されるたびに別のAPI設定情報やシナリオを追加するなどの管理する手間を低減できる。
(2) ユーザーが文書ファイルの登録先の外部システムを選択し、文書ファイルの登録指示をチャットサービス7に行う。
(3) チャットサービス7は、API設定情報4を使用して、中継サービス8のAPIを呼び出すHTTPメッセージを作成する。HTTPメッセージにはユーザーが指定した複数の外部システムが設定されている。チャットサービスはHTTPメッセージを中継サービス8に送信する。
(4) 中継サービス8はHTTPメッセージを解析して、外部システムを1つずつ取り出し、複数の外部システム6に文書ファイルをそれぞれ登録する。
(【0011】以降は省略されています)
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