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公開番号
2025018572
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023122402
出願日
2023-07-27
発明の名称
加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250130BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】リード線の断線の発生を防止する。
【解決手段】無端状の筒状部材と、筒状部材を加熱する加熱体と、筒状部材の回転軸方向における端部を保持し、加熱体を保持する部分を開口するように橋渡しする橋渡し部を有する端部保持部材と、加熱体の温度を検知する少なくとも1以上の温度検知部材と、筒状部材の少なくとも回転軸方向の一端側外部から内部にはい回され、温度検知部材に接続するリード線と、加熱体を保持する加熱体保持部材と、加熱体保持部材を支える 補強部材と、を備え、補強部材およびリード線が、開口を通って回転軸方向で筒状部材よりも外側に延在し、加熱体もしくは補強部材が端部保持部材に接触する方向に寄ったときにギャップが形成され、ギャップは、リード線の大きさよりも小さい。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
回転可能であって回転軸方向を有する無端状の筒状部材と、
前記筒状部材を加熱する加熱体と、
前記筒状部材の前記回転軸方向における端部を保持し、前記加熱体を保持する部分を開口するように橋渡しする橋渡し部を有する端部保持部材と、
前記加熱体の温度を検知する少なくとも1以上の温度検知部材と、
前記筒状部材の少なくとも回転軸方向の一端側外部から内部にはい回され、前記温度検知部材に接続するリード線と、
前記加熱体を保持する加熱体保持部材と、
前記加熱体保持部材を支える補強部材と、を備え、
前記補強部材および前記リード線が、前記開口を通って前記回転軸方向で前記筒状部材よりも外側に延在し、
前記加熱体もしくは前記補強部材が前記端部保持部材に接触する方向に寄ったときにギャップが形成され、
前記ギャップは、前記リード線の大きさよりも小さいことを特徴とする加熱装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記リード線は複数あり、前記ギャップは、前記リード線のうちの最も小さい外径のものの大きさよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項3】
前記加熱装置は、複数の温度検知部材と、
前記複数の温度検知部材のうち第1の温度検知部材に接続する第1のリード線と、
前記複数の温度検知部材のうち第2の温度検知部材に接続し、前記第1のリード線よりも外径の小さい第2のリード線と、を有し、
前記回転軸方向の両端でそれぞれ前記第1のリード線と前記第2のリード線とがはい回わされていて、前記第1のリード線が位置する側は、前記ギャップの大きさが大きいことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項4】
前記加熱装置は、複数の温度検知部材と、
前記複数の温度検知部材のうち第1の温度検知部材に接続する第1のリード線と、
前記複数の温度検知部材のうち第2の温度検知部材に接続し、前記第1のリード線よりも外径の小さい第2のリード線と、を有し、
前記回転軸方向の一端に前記第1のリード線と前記第2のリード線とがはい回わされていて、
前記ギャップの大きさは、前記第1のリード線の外径の大きさよりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項5】
前記第1の温度検知部材は、サーモスタットであることを特徴とする請求項3または4に記載の加熱装置。
【請求項6】
前記第2の温度検知部材は、サーミスタであることを特徴とする請求項3または4に記載の加熱装置。
【請求項7】
前記ギャップは、前記加熱体が前記橋渡し部に接触する方向に寄ったときに前記加熱体と前記橋渡し部との間に形成されるものであることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項8】
前記ギャップは、前記補強部材が前記端部保持部材に接触する方向に寄ったときに前記補強部材と前記端部保持部材との間に形成されるものであることを特徴とする請求項1に記載の加熱装置。
【請求項9】
前記リード線は複数あり、前記ギャップは、前記リード線のうちの最も小さい外径のものの大きさよりも小さいことを特徴とする請求項7に記載の加熱装置。
【請求項10】
前記リード線は複数あり、前記ギャップは、前記リード線のうちの最も小さい外径のものの大きさよりは大きいことを特徴とする請求項7に記載の加熱装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、複写機、プリンタ等の画像形成装置における定着装置おいて、定着ベルトを加熱する加熱手段として面状ヒータ(発熱抵抗体)を用いたものが知られている。また、定着装置は、面状ヒータが何らかの異常により過昇温したときにヒータへの通電を遮断するサーモスタットと、面状ヒータの温度を検知し、面状ヒータが適切な温度になるように制御することを可能とするサーミスタとを有することが知られている。これらサーモスタットとサーミスタとには、電気部品と接続し、これらと通電可能とするリード線が接続している。
【0003】
例えば、特許文献1には、電気部品を有する機器に配設され電気部品間を電気的に相互接続するリード線を支持するためのリード線保持装置であって、リード線を収容可能な溝部を備えるホルダと、溝部に弾性に抗して押し込まれて設けられリード線が溝部から外れることを規制する規制部材と、を有する構成が開示されている。
【0004】
また、ここで、定着ベルトの回転軸方向の両端部には、当該ベルトを指示するベルト支持部材が設けられている。例えば、特許文献2には、回転自在に支持された無端状のベルト部材と、ベルト部材の回転軸方向端部に配置され、ステー及び加熱部材の端部を支持する支持部材と、を備え、ニップ部を通過する記録材を加熱する加熱装置において、支持部材は、ステーの端部を支持する第1支持部と、加熱部材の端部を支持する第2支持部と、を有し、第1支持部と第2支持部とは、ステー及び加熱部材の端部に一体として着脱可能で、且つ、少なくとも圧力付与部材による加圧方向に関して相対移動可能である構成が開示されている。
【0005】
リード線をはい回す際に、ベルト支持部材の構成によっては、断線を起こすおそれがある。そこで、定着装置は、このような課題の発生を防止する構成にする必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、リード線の断線の発生を防止することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、回転可能であって回転軸方向を有する無端状の筒状部材と、前記筒状部材を加熱する加熱体と、前記筒状部材の前記回転軸方向における端部を保持し、前記加熱体を保持する部分を開口するように橋渡しする橋渡し部を有する端部保持部材と、前記加熱体の温度を検知する少なくとも1以上の温度検知部材と、前記筒状部材の少なくとも回転軸方向の一端側外部から内部にはい回され、前記温度検知部材に接続するリード線と、前記加熱体を保持する加熱体保持部材と、前記加熱体保持部材を支える補強部材と、を備え、前記補強部材および前記リード線が、前記開口を通って前記回転軸方向で前記筒状部材よりも外側に延在し、前記加熱体もしくは前記補強部材が前記端部保持部材に接触する方向に寄ったときにギャップが形成され、前記ギャップは、前記リード線の大きさよりも小さいことを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、リード線の断線の発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図。
本発明に係る実施形態における定着装置を示す図。
本発明に係るヒータの第1の形態を示す図。
第1の形態のヒータの平面図。
第1の形態のヒータへの電力供給回路を示す図。
第1の形態のヒータの制御動作についてのフロー図。
第2の形態のヒータの平面図。
ヒータに給電部材としてのコネクタが接続された状態を示す斜視図。
第2の形態のヒータの平面図。
第2の形態のヒータを搭載した定着装置を示す図。
第2の形態のヒータを搭載した別の定着装置を示す図。
第3の形態のヒータを搭載した定着装置を示す図。
フランジの形状を示す図。
フランジの形状についての課題を説明するための図。
フランジに橋渡し部を設けた場合を説明するための図。
リード線の挟み込みを説明するための図。
本発明の特徴部となる定着装置を示す図。
実施形態1について説明するための図。
実施形態2について説明するための図。
実施形態3について説明するための図。
ステーの位置決めについて説明するための図。
実施形態4について説明するための図。
橋渡し部にリブを設けた構成について説明するための図。
サーミスタの配置の変形例を示す定着装置の側面断面図。
上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図。
上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図。
上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図。
図1と異なる画像形成装置の概略構成図である。
上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図。
第4の形態のヒータの平面図。
ヒータおよびヒータホルダの斜視図。
ヒータに対するコネクタの取付状態を示す斜視図。
サーミスタとサーモスタットの配置を示す図。
フランジの溝部を示す図。
上記実施形態とは異なる定着装置の構成を示す図。
ヒータ、第1高熱伝導部材、第2高熱伝導部材、ヒータホルダの斜視図。
第1高熱伝導部材及び第2高熱伝導部材の配置を示すヒータの平面図。
第1高熱伝導部材及び第2高熱伝導部材の配置の他の例を示すヒータの平面図。
第2高熱伝導部材の配置のさらに別の例を示すヒータの平面図。
上記実施形態とは異なる定着装置の構成を示す図。
グラフェンの原子結晶構造を示す図。
グラファイトの原子結晶構造を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る実施形態を、図面を用いて、以下に説明をする。
(【0011】以降は省略されています)
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