TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025033172
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023138709
出願日
2023-08-29
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/16 20060101AFI20250306BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】転写部材が保持された転写ユニットの画像形成装置本体に対する位置決めと、転写部材への給電と、を簡単におこなえるようにする。
【解決手段】シートP(被転写体)に画像を転写するための2次転写ローラ89(転写部材)と、画像形成装置本体1に対して支軸50aを中心に回動可能に支持されて2次転写ローラ89を保持する2次転写ユニット60(転写ユニット)と、が設けられている。また、2次転写ローラ89に印加する2次転写バイアス(転写バイアス)を出力可能な電源部110と、2次転写ユニット60が画像形成装置本体1の位置決め部23aに当接するように2次転写ユニット60を付勢する圧縮スプリング93(付勢部材)と、が設けられている。そして、圧縮スプリング93は、電源部110から2次転写ローラ89への2次転写バイアスの給電経路の一部又は全部として機能している。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
被転写体に画像を転写するための転写部材と、
画像形成装置本体に対して支軸を中心に回動可能に支持されて、前記転写部材を保持する転写ユニットと、
前記転写部材に印加する転写バイアスを出力可能な電源部と、
前記転写ユニットが前記画像形成装置本体の位置決め部に当接するように前記転写ユニットを付勢する付勢部材と、
を備え、
前記付勢部材は、前記電源部から前記転写部材への前記転写バイアスの給電経路の一部又は全部として機能することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記転写部材は、中間転写体に当接して2転写ニップを形成して、前記中間転写体に1次転写された画像を前記2次転写ニップに搬送される前記被転写体としてのシートに2次転写する2次転写ローラであって、
前記付勢部材は、導電性材料からなる圧縮スプリングであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記転写ユニットは、
前記2次転写ローラの軸部に嵌合する嵌合部材と、
前記2次転写ローラが前記中間転写体に当接するように前記嵌合部材を付勢する第2付勢部材と、
一端側が前記第2付勢部材に接続されて、他端側が前記圧縮スプリングに接続された導電板と、
を具備し、
前記電源部から出力された前記転写バイアスが、前記圧縮スプリング、前記導電板、前記第2付勢部材、前記嵌合部材を介して前記2次転写ローラに印加されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記転写ユニットは、前記2次転写ニップから送出されたシートをガイドする搬送ガイド部材を具備し、
前記搬送ガイド部材は、前記位置決め部に当接する当接部が形成されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記転写ユニットは、前記2次転写ニップから送出されたシートを除電する除電部材が、前記搬送ガイド部材と、前記2次転写ローラを回転可能に保持する保持部と、の間に設けられたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、2次転写ローラなどの転写部材が設置された複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機や印刷機等の画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置において、2次転写ローラ(転写部材)を保持する転写ユニットを付勢部材によって付勢して、画像形成装置本体の位置決め部に当接させて、画像形成装置本体に対して転写ユニットを位置決めする技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献2には、本体カバーを閉める動作に連動して、本体カバーに設けた給電端子を2次転写ローラなどの被給電部材に当接させて、電源部から被給電部材への給電を可能にする技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の画像形成装置は、転写部材が保持された転写ユニットを画像形成装置本体に位置決めするための部材と、転写部材に給電するための部材と、を別々に設けていたため、装置が複雑化、高コスト化してしまっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、転写部材が保持された転写ユニットの画像形成装置本体に対する位置決めと、転写部材への給電と、を簡単におこなうことができる、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における画像形成装置は、被転写体に画像を転写するための転写部材と、画像形成装置本体に対して支軸を中心に回動可能に支持されて、前記転写部材を保持する転写ユニットと、前記転写部材に印加する転写バイアスを出力可能な電源部と、前記転写ユニットが前記画像形成装置本体の位置決め部に当接するように前記転写ユニットを付勢する付勢部材と、を備え、前記付勢部材は、前記電源部から前記転写部材への前記転写バイアスの給電経路の一部又は全部として機能するものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、転写部材が保持された転写ユニットの画像形成装置本体に対する位置決めと、転写部材への給電と、を簡単におこなうことができる、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
開閉カバーが開放される動作を示す概略図である。
2次転写ユニットの近傍を示す図である。
変形例としての、2次転写ユニットの近傍を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78(中間転写体)に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
画像形成装置本体1の下方には、用紙等のシートPが複数枚重ねて収納された給紙部12(給紙カセット)が設置されている。
また、画像形成装置1の左方には、画像形成装置1の内部(シートPの搬送経路K0、K1や定着装置20など)を露呈するための開閉カバー50が開閉可能に設置されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法、プログラム、および情報処理システム
3日前
株式会社リコー
収容容器及び画像形成装置
3日前
株式会社リコー
プログラム、操作端末、方法及びシステム
3日前
個人
スクリーン
5日前
株式会社リコー
撮影装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置
11日前
株式会社リコー
画像形成装置
19日前
シャープ株式会社
画像形成装置
26日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
10日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
6日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
10日前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
4日前
個人
露光装置、及び露光方法
3日前
株式会社電気印刷研究所
金属画像形成方法
12日前
キヤノン株式会社
画像形成制御装置
3日前
株式会社ユピテル
撮像装置等
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
株式会社ニコン
マウントアダプタ
12日前
沖電気工業株式会社
媒体搬送装置
9日前
花王株式会社
静電荷像現像用トナー
5日前
株式会社アーケム
現像ローラ
6日前
シャープ株式会社
トナー
26日前
キヤノン株式会社
プロセスカートリッジ
19日前
キヤノン株式会社
プロセスカートリッジ
19日前
続きを見る
他の特許を見る