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公開番号
2025035625
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023142796
出願日
2023-09-04
発明の名称
画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250307BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】感光体の劣化具合が正確にわかるようにする。
【解決手段】
感光体と、感光体を帯電させる帯電手段と、感光体の帯電電位を検知する電位検知手段と、感光体の静電潜像を現像する現像手段と、帯電手段に流れる帯電電流を検知する電流検知手段と、感光体を帯電させる前に除電を行う除電手段と、電位検知手段で検知した感光体の帯電電位を現像位置の感光体の電位に換算する換算手段と換算手段によって換算された換算式を補正する補正手段とを含む制御手段と、を有し、補正手段は、電流検知手段の検知結果により、換算手段によって現像位置の感光体の帯電電位へ換算された換算式を補正する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
感光体と、
前記感光体を帯電させる帯電手段と、
前記感光体の帯電電位を検知する電位検知手段と、
前記感光体の静電潜像を現像する現像手段と、
前記帯電手段に流れる帯電電流を検知する電流検知手段と、
前記感光体を帯電させる前に除電を行う除電手段と、
前記電位検知手段で検知した前記感光体の帯電電位を現像位置の前記感光体の電位に換算する換算手段と前記換算手段によって換算された換算式を補正する補正手段とを含む制御手段と、を有し、
前記補正手段は、前記電流検知手段の検知結果により、前記換算手段によって前記現像位置の前記感光体の帯電電位へ換算された換算式を補正することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
前記制御手段は、前記電位検知手段による前記感光体の帯電電位の検知と前記電流検知手段による帯電電流の検知とを同時に実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記電流検知手段によって前記画像形成装置の連続作像動作中に所定の時間ごとに帯電電流を検知し、
帯電電流の検知結果に所定量以上の変化があった場合には、前記画像形成装置に作像を中断させ、前記電位検知手段による調整を実施することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記感光体が新品に交換された場合に、前記制御手段は、帯電電位と帯電電流の初期値を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御手段は、新品時からの帯電電流の変化量が所定値を超えた場合に、前記感光体の寿命と判断することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記帯電手段は、帯電ローラであることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記電流検知手段は、電流検知回路であり、
前記電流検知回路は、前記帯電手段に帯電バイアスを印加する高圧電源であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
電子写真技術を用いた画像形成装置において、電位センサを使って像担持体である感光体の帯電電位や、露光後電位を検知して、その検知結果から現像位置の感光体電位を予測する技術については、既に知られている。また、使用時間や環境によって感光体が劣化していくことも知られている。そして、感光体膜に所定量の電荷を与えた後、時間の経過に伴って、その電荷の一部が失われるという暗減衰が発生することも知られている。それに対して、感光体膜における暗減衰が種々の原因で変動するも、その変動の原因にかかわらず、均一な濃度の画像を形成する技術もある。
【0003】
例えば、特許文献1には、導電性を有する基体と、基体の表面に形成されている感光体膜とを備えた回転可能な感光体ドラムと、その近傍に配置されて、感光体膜を帯電させるための帯電手段と、それによって帯電された感光体膜に静電潜像を形成するための光を照射する露光手段と、感光体ドラムの回転方向に沿って、露光手段よりも下流側に配置され、静電潜像を現像するための現像手段と、感光体膜の暗減衰の程度の変動を検出する暗減衰検出手段とを有し、帯電手段は、暗減衰検出手段で検出された暗減衰の程度の変動に基づいて帯電手段の帯電能力を変化させることにより帯電手段直下の感光体膜の電位を変化させ、暗減衰の程度の変動を補償する画像形成装置が開示されている。
【0004】
ここで、感光体の劣化に伴って、感光体の帯電電位が低下していく。この低下の原因としては、一つは、感光体の暗減衰の増加が挙げられる。感光体の暗減衰は増加等の変化をするため、電位センサ位置から現像位置までの暗減衰の量が一定であるという前提で現像位置の帯電電位を予測してしまうと、現像位置における感光体の表面電位を正しく予測できない。現像位置の感光体の表面電位を正しく予測するためには、感光体の暗減衰が変化することを考慮する必要がある。また、感光体の帯電電位の低下の別の原因としては、帯電手段である帯電ローラ等の劣化による帯電能力の低下も挙げられる。感光体の暗減衰の変化等は、帯電手段の帯電電流を検知することで把握することができる。そのため、感光体の帯電電位を測定する電位センサと帯電手段に流れる電流検知手段との両方を活用すれば、感光体の劣化具体が正確にわかるようになる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、感光体の劣化具合が正確にわかるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、感光体と、前記感光体を帯電させる帯電手段と、前記感光体の帯電電位を検知する電位検知手段と、前記感光体の静電潜像を現像する現像手段と、前記帯電手段に流れる帯電電流を検知する電流検知手段と、前記感光体を帯電させる前に除電を行う除電手段と、前記電位検知手段で検知した前記感光体の帯電電位を現像位置の前記感光体の電位に換算する換算手段と前記換算手段によって換算された換算式を補正する補正手段とを含む制御手段と、を有し、前記補正手段は、前記電流検知手段の検知結果により、前記換算手段によって前記現像位置の前記感光体の帯電電位へ換算された換算式を補正することを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、感光体の劣化具合が正確にわかる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
フルカラー複写機の全体構成を示す図。
画像形成ユニットの構成を示す図。
帯電電流の検知について説明するための図。
本実施形態で使用可能な帯電ローラの構成を示す図。
本実施形態で使用可能な感光体の構成を示す図。
実施形態に係るフルカラー複写機の電気回路の一部を示すブロック図。
感光体・帯電手段の劣化状況と帯電電位・帯電電位との関係を示した図。
新品感光体と経時品感光体の通紙枚数に対する電位センサ位置と現像位置との帯電電位の変化を示した図。
通紙試験での新品感光体と経時品感光体の暗減衰による電位センサ位置と現像位置での表面電位の差と帯電電流の推移を示した図。
帯電ローラの帯電電流の検知結果により、現像位置の感光体の帯電電位への換算・補正を説明するための図。
本実施形態における制御フローを示す図。
本実施形態における制御フローを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本発明に係る実施形態について>
本発明に係る実施形態を、図面を用いて、以下に説明をする。
【0010】
また、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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