TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025029001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-05
出願番号2024207041,2023100529
出願日2024-11-28,2011-03-23
発明の名称伝送端末、伝送方法、及び伝送用プログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 7/15 20060101AFI20250226BHJP(電気通信技術)
要約【課題】伝送端末とは別のコンピュータ等に保存されている資料を会議で用いる場合、コンピュータを伝送システムに接続させることになり、伝送管理システムによって認証、表示データの宛先の決定が行われなければならない。このように、画像データや音声データの送信元となる伝送端末以外のコンピュータが伝送システムに接続するには、伝送管理システムによる処理の負荷が増大してしまう。
【解決手段】伝送端末に画像データや音声データを送信する中継装置の宛先を記憶しておき、伝送管理システムによって管理されていない外部入力装置から資料の表示データを受け付け、その表示データを記憶している宛先が示す中継装置へ送信する。よって、外部入力装置を伝送管理システムにログインさせたり、中継装置を選択したりといった一連の処理が行われずに会議の相手に資料を参照させることができる。また、伝送管理システムが外部入力装置を管理する負荷も削減される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
所定の中継装置を経由して、他の遠隔通信端末へ、画像データ及び、前記他の遠隔通信端末と共有する画面の表示データを送信する遠隔通信端末であって、
前記遠隔通信端末が前記画像データを送信する中継装置に関する中継装置情報を記憶する記憶手段と、前記遠隔通信端末と接続された外部入力装置から、前記表示データを受信する受信手段と、
前記受信手段で受信した前記表示データを、前記記憶手段に記憶されている前記中継装置情報が示す前記中継装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする遠隔通信端末。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遠隔通信端末であって、
前記中継装置は複数の中継装置から選択された所定の中継装置であることを特徴とする遠隔通信端末。
【請求項3】
所定の中継装置を経由して、他の遠隔通信端末へ、画像データ及び、前記他の遠隔通信端末と共有する画面の表示データを送信する遠隔通信端末で実行される遠隔通信方法であって、
前記遠隔通信端末は、
前記遠隔通信端末が前記画像データを送信する中継装置に関する中継装置情報を記憶する記憶手段を有し、
前記遠隔通信端末が、
前記遠隔通信端末と接続された外部入力装置から、前記表示データを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した前記表示データを、前記記憶手段に記憶されている前記中継装置情報が示す前記中継装置に送信する送信ステップと、
を実行することを特徴とする遠隔通信方法。
【請求項4】
前記遠隔通信端末に、請求項3に記載の各ステップを実現させることを特徴とする遠隔通信端末用プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、他の伝送端末と共有する画面の表示データを送受信する伝送端末に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、出張経費及び出張時間を削減する要請に伴い、インターネット等の通信ネットワークを介してテレビ会議などを行う伝送システムが普及している。このような伝送システムでは、複数の伝送端末の間で画像データ及び音声データの送受信が行われることにより、テレビ会議を実現することができる。また、近年のブロードバンド環境の充実化により、高画質の画像データや高音質の音声データの送受信が可能となったため、テレビ会議の相手の状況を把握し易くなり、会話による意思疎通の充実度を向上することができるようになった。
【0003】
ところが、テレビ会議が実施されているときには、音声データ、画像データを送信してテレビ会議の相手の状況を知らせるだけでなく、会議で用いる資料をテレビ会議の相手に参照させるために、その資料を表示している画面の表示データを会議の相手に送信する必要が生じる場合がある。
【0004】
従来は、音声データや画像データを送る場合も、表示データを送信する場合も、配信装置にネットワークを経由してそれらのデータや情報を送信し、受信した配信装置がそれらのデータや情報を伝送端末に配信していた。このようにすることによって、テレビ会議の参加者はテレビ会議が実施されているときに、相手の声を聞いたり顔を見たりすることも、資料を参照することもできた(特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、伝送端末とは別のコンピュータ等で管理されている資料を会議で用いる場合、従来の技術では、そのコンピュータを伝送管理システムによって管理されるようにしなければならない。このように、画像データや音声データの送信元となる伝送端末以外のコンピュータで管理されている資料が用いられる場合には、伝送管理システムによる処理の負荷が増大してしまうという課題が発生している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る発明は、所定の中継装置を経由して、他の伝送端末へ、画像データ及び、前記他の伝送端末と共有する画面の表示データを送信する伝送端末であって、前記伝送端末が前記画像データを送信する中継装置に関する中継装置情報を記憶する記憶手段と、前記伝送端末と接続された外部入力装置から、前記表示データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した前記表示データを、前記記憶手段に記憶されている前記中継装置情報が示す前記中継装置に送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
【0007】
請求項3に係る発明は、所定の中継装置を経由して、他の伝送端末へ、画像データ及び、前記他の伝送端末と共有する画面の表示データを送信する伝送端末で実行される伝送方法であって、前記伝送端末は、前記伝送端末が前記画像データを送信する中継装置に関する中継装置情報を記憶する記憶手段を有し、前記伝送端末が、前記伝送端末と接続された外部入力装置から、前記表示データを受信する受信ステップと、前記受信ステップで受信した前記表示データを、前記記憶手段に記憶されている前記中継装置情報が示す前記中継装置に送信する送信ステップと、を実行することを特徴とする。
【0008】
請求項4に係る発明は、前記伝送端末に、請求項3に記載の各ステップを実現させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、伝送端末が、画像データを中継する中継装置に関する中継装置情報を記憶し、記憶された中継装置情報にかかる中継装置に対して、外部入力装置によって表示されている表示データを送信する。これによって、外部入力装置が伝送管理システムにログインせずに、表示データを送信することができるので、伝送管理システムの負荷が増大することを防ぐことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係る伝送システムの概略図である。
本実施形態に係る伝送端末の外観図である。
本発明の一実施形態に係る伝送端末のハードウェア構成図である。
本発明の一実施形態に係る伝送管理システム、中継装置、プログラム提供サーバ、又は外部入力装置のハードウェア構成図である。
本発明の一実施形態に係る伝送システムを構成する各端末、装置及びシステムの機能ブロック図である。
画像データの画質を説明する概念図である。
変更品質管理テーブルを示す概念図である。
中継装置管理テーブルを示す概念図である。
端末認証管理テーブルを示す概念図である。
端末管理テーブルを示す概念図である。
宛先リスト管理テーブルを示す概念図である。
セッション管理テーブルを示す概念図である。
アドレス優先度管理テーブルを示す概念図である。
伝送速度優先度管理テーブルを示す概念図である。
品質管理テーブルを示す概念図である。
各中継装置の稼動状態を示す状態情報を管理する処理を示したシーケンス図である。
伝送端末間で通信を開始する準備段階の処理を示したシーケンス図である。
中継装置を絞り込む処理を示したシーケンス図である。
中継装置を絞り込む処理を示した処理フロー図である。
中継装置の絞り込み処理を行う際の優先度のポイントの計算状態を示した図である。
伝送端末が中継装置を選択する処理を示したシーケンス図である。
伝送端末で中継装置を選択する処理を示した処理フロー図である。
伝送端末間で画像データ及び音声データを送受信する処理を示したシーケンス図である。
外部入力装置の機能ブロック図である。
外部入力装置が表示した表示データを会議の相手である伝送端末に表示させる処理を示したシーケンス図である。
外部入力装置が表示させる画面の例である。
伝送端末が画像データ及び表示データを表示させる画面の例である。
外部入力装置が表示データ取得部をインストールする処理を示したフロー図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

株式会社リコー
液体吐出方法
2日前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
媒体処理装置、及び、媒体処理方法
2日前
株式会社リコー
媒体処理装置、及び、媒体処理方法
2日前
株式会社リコー
液体塗布装置、液体塗布装置の制御方法、及び画像形成システム
2日前
株式会社リコー
品質要因分析方法、製造方法、品質要因分析装置、および製造システム
2日前
株式会社リコー
伝送端末、伝送方法、及び伝送用プログラム
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
2日前
個人
環境音制御方法
3か月前
個人
インターホンシステム
16日前
日本無線株式会社
秘匿通信
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
ヘッドホンカバー
1か月前
個人
押しボタン式側圧調整器
3か月前
株式会社奥村組
通信設備
23日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
キヤノン株式会社
撮像装置
3か月前
キヤノン株式会社
電子機器
1か月前
オムロン株式会社
通信装置
23日前
BoCo株式会社
聴音装置
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
25日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
24日前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
24日前
日本精機株式会社
車両用の撮像装置
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
1か月前
日本無線株式会社
無線受信装置
6日前
日本放送協会
無線伝送システム
1か月前
株式会社ベアリッジ
携帯無線機
2か月前
キヤノン株式会社
画像読取装置
2日前
キヤノン株式会社
映像表示装置
2か月前
リオン株式会社
聴取装置
1か月前
個人
電子透かし埋め込み及び抽出方法
6日前
個人
テレビ画面の立体画像の表示方法
3か月前
日本セラミック株式会社
超音波送受信器
3か月前
続きを見る