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公開番号
2025036609
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024229705,2021049023
出願日
2024-12-26,2021-03-23
発明の名称
表示装置、表示方法、プログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人ITOH
主分類
G06F
3/04883 20220101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約
【課題】保存してある描画部品に基づいてこの描画部品を含む描画データを表示することができる表示装置を提供すること。
【解決手段】ストロークデータの入力を受け付ける受付手段と、所定の条件で区分された複数の前記ストロークデータを描画部品として保存し、1つ以上の前記描画部品を含む描画データを保存する保存手段と、前記受付手段が前記描画部品の入力を受け付けた場合、入力された前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品とに基づいて、保存されている前記描画部品を含む前記描画データを表示する表示制御手段と、を有する表示装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ストロークデータの入力を受け付ける受付手段と、
所定の条件で区分された複数の前記ストロークデータを描画部品として保存し、1つ以上の前記描画部品を含む描画データを保存する保存手段と、
前記受付手段が前記描画部品の入力を受け付けた場合、入力された前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品とに基づいて、保存されている前記描画部品を含む前記描画データを表示する表示制御手段と、
を有する表示装置。
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【請求項2】
前記受付手段が入力を受け付けた前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品との類似度を算出する類似度算出手段を有し、
前記表示制御手段は、前記類似度がしきい値以上又はしきい値超過と判断された前記描画部品を含む前記描画データを表示することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記表示制御手段は、前記受付手段が入力を受け付けた前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品とに基づいて、保存されている前記描画部品を含む前記描画データのリストを表示し、
前記描画データのリストにおいて選択を受け付けた前記描画データを表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記所定の条件は、前記受付手段が最後に受け付けたストロークデータから所定の距離以上離れた位置に次のストロークデータの入力を受け付けるか、又は、
前記受付手段が最後にストロークデータを受け付けてから一定時間以内に次のストロークデータを受け付けない場合、であり、
保存手段は、前記所定の条件を最後に満たしてから次に満たすまでに、受付手段が受け付けたストロークデータを1つの前記描画部品と判断する請求項1~3のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項5】
前記保存手段は、前記描画部品が有する2つのストロークデータ間の距離が所定の値以下で、かつ、前記2つのストロークデータの方向が成す角度がしきい値以上又はしきい値超過である場合、前記2つのストロークデータ間の距離が最小となる線分の中点をコーナーとして検出し、または、ストロークデータの方向が変化した点の前後のストロークデータの方向が成す角度がしきい値以上又はしきい値超過である場合に前記変化した点をコーナーとして検出し、前記描画データに対応づけて前記描画部品の前記コーナーの座標を保存しておき、
前記類似度算出手段は、前記コーナーの座標に基づいて、前記受付手段が入力を受け付けた前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品との類似度を算出することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項6】
前記類似度算出手段は、前記受付手段が入力を受け付けた前記描画部品が有する、隣接する前記コーナーの座標と、前記保存手段が保存した前記描画部品が有する、隣接する前記コーナーの座標とからコサイン類似度を算出し、
前記コサイン類似度としきい値を比較することで、前記受付手段が入力を受け付けた前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品が類似しているか否かを判断することを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
【請求項7】
ユーザーを認証する認証手段を有し、
前記保存手段は前記ユーザーに対応付けて前記描画部品及び前記描画データを保存しておき、
前記受付手段が前記ユーザーにより前記描画部品の入力を受け付けた場合、入力された前記描画部品と、前記保存手段が前記ユーザーに対応付けて保存した前記描画部品とに基づいて、保存されている前記描画部品を含む前記描画データを表示する請求項1~6のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項8】
受付手段が、ストロークデータの入力を受け付けるステップと、
保存手段が、所定の条件で区分された複数の前記ストロークデータを描画部品として保存し、1つ以上の前記描画部品を含む描画データを保存するステップと、
前記受付手段が前記描画部品の入力を受け付けた場合、入力された前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品とに基づいて、表示制御手段が、保存されている前記描画部品を含む前記描画データを表示するステップと、
を有する表示方法。
【請求項9】
表示装置を、
ストロークデータの入力を受け付ける受付手段と、
所定の条件で区分された複数の前記ストロークデータを描画部品として保存し、1つ以上の前記描画部品を含む描画データを保存する保存手段と、
前記受付手段が前記描画部品の入力を受け付けた場合、入力された前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品とに基づいて、保存されている前記描画部品を含む前記描画データを表示する表示制御手段、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、表示方法、及び、プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
タッチパネル式のディスプレイにユーザーが専用の電子ペンや指などの入力手段でストロークを描画し、いくつかのストロークで形成される手書きデータを表示する電子黒板などの表示装置が知られている。比較的大型のタッチパネルを備えた表示装置は会議室や公共施設などに配置され、複数のユーザーにより電子黒板などとして利用される。
【0003】
手書きによる入力を支援する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1には、手書き文字をストロークデータとして蓄積しておき、新たな入力に対して、特徴に共通点があるストロークデータを検索して、候補として表示する装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、描画部品を保存していないという問題があった。すなわち、特許文献1では、手書き入力された描画データを描画部品に区分して保存しないため、描画データの多い図の場合には、多くの手書き描画をしないと類似した候補を表示できない。
【0005】
本発明は、保存してある描画部品に基づいてこの描画部品を含む描画データを表示することができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、ストロークデータの入力を受け付ける受付手段と、所定の条件で区分された複数の前記ストロークデータを描画部品として保存し、1つ以上の前記描画部品を含む描画データを保存する保存手段と、前記受付手段が前記描画部品の入力を受け付けた場合、入力された前記描画部品と、前記保存手段が保存した前記描画部品とに基づいて、保存されている前記描画部品を含む前記描画データを表示する表示制御手段と、を有する表示装置を提供する。
【発明の効果】
【0007】
保存してある描画部品に基づいてこの描画部品を含む描画データを表示することができる表示装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態の表示装置が、過去にユーザーが手書きした全体図を表示する流れを説明する図である。
表示装置の概略斜視図の一例である。
表示装置のハードウェア構成図の一例である。
表示装置の機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図の一例を示す図である。
全体図と描画部品の関係を模式的に示す図である。
描画部品の区分方法を説明するイメージ図の一例である。
ユーザーが手書きした電子黒板の描画部品で検出されるコーナーを説明する図の一例である。
ユーザーが手書きしたノートPCの描画部品で検出されるコーナーを説明する図の一例である。
電子黒板の描画部品とノートPCの描画部品を示す図の一例である。
電子黒板の描画部品とノートPCの描画部品を含む全体図の一例である。
プリンターの描画部品の一例を示す図である。
プリンターの描画部品とノートPCの描画部品の一例を示す図である。
プリンターの描画部品とノートPCの描画部品を含む全体図の一例である。
リストダイアログの表示例を示す図である。
ユーザーが手書きした手書きデータに基づく描画部品と全体図の保存を説明するシーケンス図の一例である。
ユーザーが手書きした描画部品と類似する描画部品を有する全体図を表示装置が表示する手順を示すシーケンス図の一例である。
図16の流れをフローチャート図で示すフローチャート図の一例である。
表示装置の機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図の一例を示す図である(実施例2)。
ユーザーが手書きした手書きデータに基づく描画部品と全体図の保存を説明するシーケンス図の一例である(実施例2)。
ユーザーが手書きした図と類似する描画部品を有する全体図を表示装置が表示する手順を示すシーケンス図の一例である(実施例2)。
表示装置の他の構成例を示す図である。
表示装置の他の構成例を示す図である。
表示装置の他の構成例を示す図である。
表示装置の他の構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、表示装置と表示装置が行う表示方法について実施例を挙げながら説明する。
【実施例】
【0010】
<比較技術について>
まず、本実施例の表示装置を説明するにあたって、参考となる比較技術を説明する。表示装置ではユーザーがよく使う図であっても、ユーザーが、毎回、同じ図を手書きしなければならない。例えば、ユーザーがよく使う図を保存しておき、ユーザーが保存しておいた一覧から選択することで図を再利用する方法があるが、選択までの操作のわずらわしさや事前に図を保存しておかなければならないわずらわしさがある。
(【0011】以降は省略されています)
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