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公開番号
2025019788
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023123607
出願日
2023-07-28
発明の名称
色調整システム、色調整方法、印刷物およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250131BHJP(計算;計数)
要約
【課題】色合わせ用の印刷処理と読み取り処理とを独立して実行することができる色調整システム、色調整方法、印刷物およびプログラムを提供する。
【解決手段】原稿ファイルを印刷依頼するためのジョブデータを記憶部に登録する第1登録部と、ジョブデータに関連付けて記憶部に色見本データを登録する第2登録部と、ジョブデータの原稿ファイルを、入力プロファイルを適用して、ジョブデータを識別する識別コードを含む第1印刷物として印刷装置に印刷出力させる印刷管理部と、読取装置により読み取られた第1印刷物の第1読取画像データを取得する第1取得部と、第1読取画像データに含まれる識別コードからどのジョブデータに対応するかを解析する解析部と、解析された識別コードが示すジョブデータに対応する色見本データ、入力プロファイルおよび原稿ファイルに基づいて、ジョブデータに対応する新たな入力プロファイルを生成する生成部と、を有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
原稿ファイルを印刷依頼するためのジョブデータを記憶部に登録する第1登録部と、
前記ジョブデータに関連付けて前記記憶部に色見本データを登録する第2登録部と、
前記ジョブデータの前記原稿ファイルを、該ジョブデータに対応する入力プロファイルを適用して、該ジョブデータを識別する識別コードを含む第1印刷物として印刷装置に印刷出力させる印刷管理部と、
読取装置により読み取られた前記第1印刷物の第1読取画像データを取得する第1取得部と、
前記第1読取画像データに含まれる前記識別コードからどの前記ジョブデータに対応するかを解析する解析部と、
前記解析部により解析された前記識別コードが示す前記ジョブデータに対応する前記色見本データ、前記入力プロファイルおよび前記原稿ファイルに基づいて、該ジョブデータに対応する新たな入力プロファイルを生成する生成部と、
を有する色調整システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記印刷管理部は、前記第1登録部により登録された前記ジョブデータを識別する識別コードを含む第2印刷物を印刷出力させ、
前記読取装置により読み取られた前記第2印刷物の第2読取画像データ、および該読取装置により前記第2印刷物と共に読み取られた印刷見本の印刷見本読取画像データを取得する第2取得部を、さらに有し、
前記解析部は、前記第2読取画像データに含まれる識別コードから、前記第2印刷物がどの前記ジョブデータに対応するかを解析し、
前記印刷見本読取画像データに基づいて前記色見本データを作成する第1作成部を、さらに有し、
前記第2登録部は、前記解析部により解析された前記識別コードが示す前記ジョブデータに関連付けて、前記第1作成部により作成された前記色見本データを前記記憶部に登録する請求項1に記載の色調整システム。
【請求項3】
前記ジョブデータの前記原稿ファイルと、色変換ルールとに基づいて、前記色見本データを作成する第1作成部を、さらに有する請求項1に記載の色調整システム。
【請求項4】
前記第1登録部による前記ジョブデータの登録の際に、該ジョブデータに関連付けて前記色見本データの作成方式の選択を受け付ける受付部を、さらに有し、
前記第1作成部は、前記受付部により受け付けられた前記作成方式に基づいて、前記色見本データを作成する請求項2または3に記載の色調整システム。
【請求項5】
前記受付部は、印刷見本の読み取りによる前記作成方式が選択された場合、読み取りの対象となる該印刷見本の代表ページの指定を受け付ける請求項4に記載の色調整システム。
【請求項6】
前記第1読取画像データと、前記色見本データとの色差に対する判定を行う判定部を、さらに有する請求項1~3のいずれか一項に記載の色調整システム。
【請求項7】
前記生成部は、前記判定部により異常と判定された場合、前記解析部により解析された前記第1読取画像データに含まれる前記識別コードが示す前記ジョブデータに対応する前記色見本データ、前記入力プロファイル、および前記原稿ファイルに基づいて、該ジョブデータに対応する新たな入力プロファイルを生成する請求項6に記載の色調整システム。
【請求項8】
前記印刷管理部は、前記判定部により正常と判定された場合、前記ジョブデータの前記原稿ファイルを、前記第1印刷物の印刷出力に用いた前記入力プロファイルを用いて、商品として第3印刷物を前記印刷装置に印刷出力させる請求項6に記載の色調整システム。
【請求項9】
前記判定部による判定結果を含む印刷レポートを作成する第2作成部を、さらに有する請求項6に記載の色調整システム。
【請求項10】
前記識別コードは、複数の色のパッチの組み合わせで構成されたカラーコードである請求項1~3のいずれか一項に記載の色調整システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、色調整システム、色調整方法、印刷物およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
商用印刷(プロダクションプリント)分野のプリンタ(主に電子写真方式、インクジェット方式のプリンタ)等では、色見本合わせにより色調整を行っている。ここで、色見本合わせとは、理想の色を示す見本となる色見本データと、色見本合わせ前の印刷物の読取画像を用いて、色見本データの色に近づくように印刷機の入力プロファイルを生成する処理を示す。
【0003】
このような、色調整の技術として、基準印刷物を画像読取装置で読み取って得られる基準画像データを用いて、色調変換パラメータを作成する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、1つのジョブデータについて、原稿画像データを印刷出力する処理と、当該印刷出力された印刷物を読み取り装置に読み取らせる処理とを一連の処理として進める必要があるため、異なる担当者が印刷処理と読み取り処理とを独立して実施するような運用ができないという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、色合わせ用の印刷処理と読み取り処理とを独立して実行することができる色調整システム、色調整方法、印刷物およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、原稿ファイルを印刷依頼するためのジョブデータを記憶部に登録する第1登録部と、前記ジョブデータに関連付けて前記記憶部に色見本データを登録する第2登録部と、前記ジョブデータの前記原稿ファイルを、該ジョブデータに対応する入力プロファイルを適用して、該ジョブデータを識別する識別コードを含む第1印刷物として印刷装置に印刷出力させる印刷管理部と、読取装置により読み取られた前記第1印刷物の第1読取画像データを取得する第1取得部と、前記第1読取画像データに含まれる前記識別コードからどの前記ジョブデータに対応するかを解析する解析部と、前記解析部により解析された前記識別コードが示す前記ジョブデータに対応する前記色見本データ、前記入力プロファイルおよび前記原稿ファイルに基づいて、該ジョブデータに対応する新たな入力プロファイルを生成する生成部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、色合わせ用の印刷処理と読み取り処理とを独立して実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る色調整システムの全体構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る印刷機のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る制御サーバ等のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る画像読取装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る情報端末のハードウェア構成の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る色調整システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図7は、印刷見本および見本用コード印刷物の一例を示す図である。
図8は、色合わせ用印刷物および色合わせ用コード印刷物の一例を示す図である。
図9は、色合わせ用印刷物の別の例を示す図である。
図10は、実施形態に係る色調整システムにおける印刷見本を用いる場合のデータ処理の流れの一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る色調整システムにおける色変換ルールを指定する場合のデータ処理の流れの一例を示す図である。
図12は、実施形態に係る色調整システムで扱うデータのデータ構造の一例を示す図である。
図13は、実施形態に係る色調整システムのジョブ・色見本登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図14は、ジョブ一覧画面の一例を示す図である。
図15は、ジョブ登録画面の一例を示す図である。
図16は、DCP作成方式選択画面の一例を示す図である。
図17は、DCP設定画面の一例を示す図である。
図18は、色変換ルール指定画面の一例を示す図である。
図19は、ジョブ登録完了画面の一例を示す図である。
図20は、実施形態に係る色調整システムの色調整処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
図21は、ジョブ選択画面の一例を示す図である。
図22は、ジョブ詳細画面の一例を示す図である。
図23は、プリンタ設定画面の一例を示す図である。
図24は、色合わせ判定詳細画面の一例を示す図である。
図25は、色合わせ判定詳細画面の一例を示す図である。
図26は、印刷レポートの一例を示す図である。
図27は、変形例に係る色調整システムの機能ブロック構成の一例を示す図である。
図28は、変形例に係るジョブ選択画面の一例を示す図である。
図29は、変形例に係るジョブ転送画面の一例を示す図である。
図30は、変形例に係るジョブ振分画面の一例を示す図である。
図31は、変形例に係るジョブ複製画面の一例を示す図である。
図32は、変形例に係るジョブ複製画面から表示されるジョブ転送画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る色調整システム、色調整方法、印刷物およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
【0010】
(色調整システムの全体構成)
図1は、実施形態に係る色調整システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る色調整システム1の全体構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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