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公開番号2025089965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-16
出願番号2023204970
出願日2023-12-04
発明の名称個人情報利用方法
出願人株式会社WellGo
代理人個人
主分類G06F 21/62 20130101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約【課題】個人情報を秘匿しつつ、必要に応じて有効に活用できるようにすること。
【解決手段】個人情報を仮名化した元データを保有して配布するサーバーと、前記元データを受信したクライアント端末からなり、前記元データを受信したクライアント端末のブラウザーが突合処理を行い個人情報を書き足す。突合処理は、サーバーに依存せずに、javascriptで行うことができる。仮名化されているので、データが流出してしまっても秘匿性が高く安全である。ブラウザーで処理され、特別なアプリケーションは必要としない。ユーザーが個人情報の一覧を保持せず、ユーザーに知識がなくてもシステムが自動的に突合してくれるので、使い勝手がよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
個人情報を含まない元ｐｄｆを保有して配布するサーバーと、前記元ｐｄｆを受信するクライアント端末からなり、
前記クライアント端末は、前記元ｐｄｆをブラウザ内にダウンロードし、前記ブラウザがｊａｖａｓｃｒｉｐｔのみでPDFを編集することのできるライブラリを用いて個人情報を書き足す個人情報付加処理を行うことを特徴とする、個人情報利用方法。
続きを表示（約 140 文字）【請求項２】
前記個人情報付加処理が、前記ブラウザ内のみで行われることを特徴とする、請求項１に記載の個人情報利用方法。
【請求項３】
前記個人情報付加処理が、ｊａｖａｓｃｒｉｐｔによって行われることを特徴とする、請求項２に記載の個人情報利用方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、個人情報を秘匿しつつ必要に応じて利用するための、個人情報利用方法に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、個人情報の秘匿場所を管理する方法が開示されている。しかし、いかなる時に、いかなる方法で個人情報を利用するかについては明確でない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２ー１０４４６７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、個人情報を秘匿しつつ、他の情報を有効に活用できるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
個人情報を含まない元ｐｄｆを保有して配布するサーバーと、前記元データを受信するクライアント端末からなり、前記クライアント端末は前記元データをブラウザに内にダウンロードし前記元ｐｄｆをブラウザ内にダウンロードし、前記ブラウザがjavascriptのみでPDFを編集することのできるライブラリを用いて個人情報を書き足す個人情報付加処理を行うことを特徴とする、個人情報利用方法を提供する。
【発明の効果】
【０００６】
個人情報が秘匿されると同時に、必要に応じて有効に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、本発明のシステム示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
サーバー１は、仮名化された個人情報を含む元データ１１ａを保有しており、これを配布する。ここで仮名化とは不可逆な秘匿方法いう。仮名化されているので、冒用されてしまう危険は小さい。
【０００９】
配布を受けたクライアント端末のブラウザーは、ｊａｖａｓｃｒｉｐｔのみでｐｄｆを編集することのできるライブラリを用いた突合処理を行って元データ１１ａから個人情報含む利用データ１１ｂを作成し、個人情報を利用する。突合処理は、サーバーに依存せずにｊａｖａｓｃｒｉｐｔで行うことができる。
【実施例】
【００１０】
以下、図面を参照しつつ、説明する。サーバー１には個人情報を含まないｐｄｆの元データ１１ａが保持されて、これが配布される。配布を受けたクライアント端末のブラウザーは、ｊａｖａｓｃｒｉｐｔのみでｐｄｆを編集することのできるライブラリによって個人情報を書き足す。このようにブラウザーで作成した個人情報はクライアント端末に保存することができるが、このような個人情報追記方法は前例がない。
（【００１１】以降は省略されています）

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