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公開番号
2025019352
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-07
出願番号
2023122914
出願日
2023-07-28
発明の名称
梱包箱、トナー容器、及び、梱包箱の組立方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65D
81/05 20060101AFI20250131BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】梱包箱が高コスト化、複雑化したり、梱包箱からの被梱包体の取出し性が低下したりすることなく、内部に梱包された被梱包体を充分に固定する。
【解決手段】トナー容器30(被梱包体)を内部に梱包可能に形成されて、平板部材に折り目をつけて角部M1~M4を形成した角筒状の梱包箱50であって、角筒が延びる方向を長手方向としたときの長手方向の一端側の複数の角部M1~M4のうち少なくとも2つの角部M1、M3と、長手方向の他端側の複数の角部M1~M4のうち一端側のものM1、M3とは異なる少なくとも2つの角部M2、M4と、にそれぞれ対応する位置に、内部に向けて突出してトナー容器30を保持可能な保持部52A、52B、53A、53Bが形成されている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被梱包体を内部に梱包可能に形成されて、平板部材に折り目をつけて角部を形成した角筒状の梱包箱であって、
前記角筒が延びる方向を長手方向としたときの前記長手方向の一端側の複数の前記角部のうち少なくとも2つの角部と、前記長手方向の他端側の複数の前記角部のうち前記一端側のものとは異なる少なくとも2つの角部と、にそれぞれ対応する位置に、内部に向けて突出して前記被梱包体を保持可能な保持部が形成されたことを特徴とする梱包箱。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記保持部は、前記平板部材の状態であるときに前記折り目に対して交差する方向に間隔をあけて平行に形成された2つの切れ目に挟まれた部分を、内部に向けて突出させたものであることを特徴とする請求項1に記載の梱包箱。
【請求項3】
前記切れ目は、前記折り目に垂直な方向に対して傾斜するように形成されたことを特徴とする請求項2に記載の梱包箱。
【請求項4】
当該梱包箱の内部において前記被梱包体が前記保持部以外の部分に当接せずに保持されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の梱包箱。
【請求項5】
前記保持部は、
前記被梱包体の前記長手方向の移動を制限するものであって、
前記長手方向の一端側又は他端側の前記少なくとも2つの保持部をそれぞれ角筒状の外部に向けて引き出すことで、前記被梱包体の取出しが可能になることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の梱包箱。
【請求項6】
当該梱包箱は、四角筒状に形成されたものであって、
前記長手方向の一端側における2つの前記保持部は、4つの前記角部のうち、対角の位置関係にある2つの角部に対応する位置に形成され、
前記長手方向の他端側における2つの前記保持部は、4つの前記角部のうち前記一端側の2つの角部とは異なり対角の位置関係にある2つの角部に対応する位置に形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の梱包箱。
【請求項7】
複数の前記保持部は、それぞれ前記長手方向の一端側又は他端側の端部から前記長手方向の中央側に離れた位置に形成され、
前記被梱包体が前記長手方向の両端部からはみ出さないように保持されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の梱包箱。
【請求項8】
前記長手方向の一端側及び他端側の端部が前記長手方向の中央側に、折り畳まれるか、又は、押し潰されるか、したことを特徴とする請求項7に記載の梱包箱。
【請求項9】
前記被梱包体は、内部にトナーが収容されたトナー容器であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の梱包箱。
【請求項10】
請求項1又は請求項2に記載の梱包箱に収容された前記被梱包体としてのトナー容器であって、
当該トナー容器は、略円筒状に形成され、
複数の前記保持部に保持される被保持部が、その位置から前記長手方向の中央側に位置する略円筒状の部分の外周から凹むように形成されたことを特徴とするトナー容器。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、トナー容器などの被梱包体が梱包される梱包箱と、それに梱包されるトナー容器と、その梱包箱の組立方法と、に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置に着脱可能に設置されるトナー容器(被梱包体)を梱包するための梱包箱が広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような梱包箱は、内部にトナー容器(被梱包体)が梱包された状態で、製造工場からユーザー先などの輸送先(搬入先)に輸送されることになる。
【0003】
一方、特許文献1には、梱包部材(梱包箱)の内部に梱包されたトナー容器(被梱包体)に輸送時などの衝撃を伝わりにくくすることを目的として、梱包部材の内部に、梱包部材とトナー容器との隙間を埋める緩衝材を設ける技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、梱包部材の内部に緩衝材が設けられているために、内部に梱包された被梱包体がしっかり固定される効果が充分に期待できる。
しかし、緩衝材を設ける分だけ、梱包箱が高コスト化、複雑化するとともに、梱包箱から被梱包体を取り出す作業が難しくなっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、梱包箱が高コスト化、複雑化したり、梱包箱からの被梱包体の取出し性が低下したりすることなく、内部に梱包された被梱包体を充分に固定することができる、梱包箱、トナー容器、及び、梱包箱の組立方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における梱包箱は、被梱包体を内部に梱包可能に形成されて、平板部材に折り目をつけて角部を形成した角筒状の梱包箱であって、前記角筒が延びる方向を長手方向としたときの前記長手方向の一端側の複数の前記角部のうち少なくとも2つの角部と、前記長手方向の他端側の複数の前記角部のうち前記一端側のものとは異なる少なくとも2つの角部と、にそれぞれ対応する位置に、内部に向けて突出して前記被梱包体を保持可能な保持部が形成されたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、梱包箱が高コスト化、複雑化したり、梱包箱からの被梱包体の取出し性が低下したりすることなく、内部に梱包された被梱包体を充分に固定することができる、梱包箱、トナー容器、及び、梱包箱の組立方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
トナー容器が梱包された梱包箱を示す概略斜視図である。
梱包箱を組み立てる前の平板部材を示す平面図である。
梱包箱を組み立てる動作の一部を示す斜視図である。
(A)トナー容器が梱包された梱包箱を長手方向に示す断面図と、(B)その梱包箱をA視方向からみた図と、(B)その梱包箱をB視方向からみた図と、である。
梱包箱からトナー容器を取り出す動作を示す斜視図である。
比較例としての、トナー容器が梱包された梱包箱を長手方向一端側からみた図である。
変形例としての、トナー容器が梱包された梱包箱を長手方向に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としての複写機、2は原稿Dの画像情報を光学的に読み込む原稿読込部、3は原稿読込部2で読み込んだ画像情報に基づいた露光光Lを感光体ドラム5上に照射する露光部、4は感光体ドラム5上にトナー像(画像)を形成する作像部、7は感光体ドラム5上に形成されたトナー像をシートPに転写する転写部(画像形成部)、を示す。
また、10はセットされた原稿Dを原稿読込部2に搬送する原稿搬送部(自動原稿搬送装置)、12は給紙カセット内に収容されたシートPを給送するシート給送装置、13は画像形成装置本体1の側方に突出する手差し用のシート給送装置、を示す。
また、16は給送機構45の下流側に位置する搬送ローラ対、17は転写部7に向けてシートPを搬送するレジストローラ対(タイミングローラ対)、20はシートP上に担持されたトナー像(未定着画像)を定着する定着装置、21は定着装置20に設置された定着ローラ、22は定着装置20に設置された加圧ローラ、25は装置本体1から排紙されたシートPが積載される排出トレイ、を示す。また、30は画像形成装置1に対して着脱可能(交換可能)に設置されたトナー容器を示す。
また、42はシート給送装置12において昇降可能に構成された載置部(昇降板)、45はシート給送装置12に設置された給送機構、を示す。
また、100は画像形成装置1において実行する印刷動作の内容を入力したり画像形成装置1における状態を表示したりするめの操作表示パネル、を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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