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公開番号2025021204
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-13
出願番号2023124975
出願日2023-07-31
発明の名称画像形成装置、および制御方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65H 37/04 20060101AFI20250205BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】媒体に印刷される画像に応じて粘着剤を適切な配置に付与できる、画像形成装置、および制御方法を提供する。
【解決手段】本発明は、画像情報に基づき媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像が形成された前記媒体に粘着剤を付与する粘着剤付与部と、前記画像情報に基づいて前記粘着剤を付与する位置を決定する決定部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
画像情報に基づき媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像が形成された前記媒体に粘着剤を付与する粘着剤付与部と、
前記画像情報に基づいて前記粘着剤を付与する位置を決定する決定部と、
を備える画像形成装置。
続きを表示（約 910 文字）【請求項２】
ユーザから、前記媒体に前記粘着剤を付与する位置に関わる位置情報を取得する位置情報取得手段を備え、
前記決定部は、前記位置情報に基づいて前記粘着剤を付与する位置を決定する、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項３】
前記画像情報は、前記媒体の厚さに関わる厚さ情報を含み、
前記決定部は、前記厚さ情報に基づいて前記粘着剤を付与する位置を決定する、請求項１または２に記載の画像形成装置。
【請求項４】
前記画像情報は、前記画像形成部が前記画像を形成する条件に関わる画像形成情報を含み、
前記決定部は、前記画像形成情報に基づいて、前記粘着剤を付与する位置を決定する、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項５】
前記粘着剤付与部は、前記画像形成部が前記媒体に前記画像を形成する期間の少なくとも一部において前記媒体の前記画像が形成される面の裏面に前記粘着剤を付与する、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項６】
前記粘着剤が付与された前記媒体を切断する切断部を備える、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項７】
前記粘着剤付与部は、前記粘着剤を付与した前記媒体を切断する切断部を含む、請求項１に記載の画像形成装置。
【請求項８】
前記画像形成部は、液体を吐出する液体吐出ヘッドを保持し移動させるキャリッジを含み、
前記粘着剤付与部は、前記媒体を基準にして前記キャリッジ側と反対側において移動することで前記粘着剤を付与し、
前記切断部は、前記媒体を基準にして前記キャリッジ側に移動することで前記媒体を切断する、請求項７に記載の画像形成装置。
【請求項９】
前記粘着剤付与部は、前記キャリッジが移動する期間において前記粘着剤を前記媒体に付与する、請求項８に記載の画像形成装置。
【請求項１０】
前記粘着剤付与部は、前記画像形成装置に対して着脱可能に設けられる、請求項１に記載の画像形成装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、画像形成装置、および制御方法に関する。
続きを表示（約 2,700 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、粘着剤を付与した位置に、粘着剤を付与した位置の目印となるマーク（星印等）を付与することが記載されている。また、特許文献１には、ユーザが粘着剤を全面付与か部分的に付与するかを選択できることが記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００３】
しかしながら、特許文献１には、画像データに応じて、粘着剤を付与する位置、範囲、条件等を決定することについて記載されていない。
【０００４】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、媒体に印刷される画像に応じて粘着剤を適切な配置に付与できる、画像形成装置、および制御方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、画像情報に基づき媒体に画像を形成する画像形成部と、前記画像が形成された前記媒体に粘着剤を付与する粘着剤付与部と、前記画像情報に基づいて前記粘着剤を付与する位置を決定する決定部と、を備える。
【発明の効果】
【０００６】
本発明によれば、媒体に印刷される画像に応じて粘着剤を適切な配置に付与できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
図１は、本実施の形態にかかる画像形成装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略構成の一例を斜視図である。
図２は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するキャリッジを上方から見た概略上面図である。
図３は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置の一例の概略側面図である。
図４は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するシート切断装置の概略構成の一例を示す背面図である。
図５は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するシート切断装置の一例の一部断面を示す側面図および上面図である。
図６は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するカッタハウジングがロール紙切断動作領域に復帰して状態の一例を示す説明図である。
図７は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するカッタハウジングの復路移行時の状態の一例を示す説明図である。
図８は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するカッタハウジングの復路移行時の状態を示す一部断面側面図である。
図９は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するキャリッジおよびカッタユニットの移動領域を示す背面図である。
図１０は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するカッタハウジングの復路移動時の状態を示す説明図である。
図１１は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するカッタハウジングが復路からホームポジションに復帰するための動作を示す説明図である。
図１２は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するカッタハウジングのロール紙切断動作領域復帰時の状態を示す説明図である。
図１３は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有する糊付け処理装置の復路移行時の状態を示す一部断面側面図である。
図１４は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有する糊付け処理装置の概略構成を示す背面図である。
図１５は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有する糊付け処理装置の接着剤をつける様子を模式的に表した図である。
図１６は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有する糊付け処理装置の接着剤をつける様子を模式的に表した図である。
図１７は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有する糊付け処理装置の接着剤をつける様子を模式的に表した図である。
図１８は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有する制御部の構成の概略ブロック図である。
図１９は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有する制御部の他の構成の概略ブロック図である。
図２０は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置における制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図２１は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による印刷パターンの一例を示す図である。
図２２は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による印刷画像データの一例を示す図である。
図２３Ａは、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による糊付け位置パターンの一例を示す図である。
図２３Ｂは、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による糊付け位置パターンの一例を示す図である。
図２３Ｃは、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による糊付け位置パターンの一例を示す図である。
図２４は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による操作表示部に対する画面の表示例を示す図である。
図２５は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による糊付け位置の調整処理の一例を説明するための図である。
図２６は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置による糊付け位置の調整処理の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
以下に添付図面を参照して、画像形成装置、および制御方法の実施の形態を詳細に説明する。
【０００９】
図１は、本実施の形態にかかる画像形成装置の一例であるインクジェット式記録装置の概略構成の一例を斜視図である。図２は、本実施の形態にかかるインクジェット式記録装置が有するキャリッジを上方から見た概略上面図である。図１および図２に示すように、画像形成装置としてのインクジェット式記録装置１は、インクジェットヘッドを記録媒体（シート）の幅方向に走査させながら画像を形成し、１回あるいは複数回の走査が終了した後にシートを搬送し、次の記録ラインを形成する、いわゆるシリアル型インクジェット式記録装置である。
【００１０】
インクジェット式記録装置１は、画像形成部２と、シート搬送部３（図３参照）と、ロール紙収容部４と、シート切断装置５と、制御部１００（図１８参照）と、を含んで構成され、これら各部は装置本体１ａの内部に配置されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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