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公開番号
2024176585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-12-19
出願番号
2023095268
出願日
2023-06-09
発明の名称
梱包箱
出願人
サクサ株式会社
代理人
個人
主分類
B65D
5/66 20060101AFI20241212BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】中芯の目方向がロック片の差し込み方向とは直交する場合であっても、蓋が確実に閉じられるとともに、ロック片の表側ライナーや裏側ライナーがめくれ上がることを防ぐことが可能な梱包箱を提供する。
【解決手段】開口部4を有する箱状の収容部2と、蓋部3と、蓋部3を閉じた状態に保持するロック構造5とを備える。ロック構造5は、蓋部3の差し込み片22と、差し込み片22に形成されたスリット状の穴25と、収容部2に形成されてスリット状の穴25に挿入されるロック片21とを含む。スリット状の穴25の一対の開口縁25a,25bのうち、収容部2の底に近い一方の開口縁25aには、他方の開口縁25bに向けて凸になる凸形状部26が形成されている。凸形状部26は、スリット状の穴25に挿入されたロック片21を他方の開口縁25bに押し付ける。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部を有する箱状に段ボール材料によって形成された物品収容用の収容部と、
前記収容部の一側部に接続されて前記開口部を開閉する蓋部と、
前記蓋部を閉じた状態に保持するロック構造とを備え、
前記ロック構造は、
前記蓋部の先端部に設けられ、前記蓋部が閉じた状態で前記収容部の中に挿入される差し込み片と、
前記差し込み片に前記蓋部の開閉方向とは直交する方向に延びるように形成されたスリット状の穴と、
前記収容部に形成され、前記穴に挿入される板状のロック片とを含み、
前記穴の長手方向に延びる一対の開口縁のうち、前記差し込み片が前記収容部の中に挿入された状態で前記収容部の底に近接する一方の開口縁には、他方の開口縁に向けて凸になる凸形状部が形成され、
前記凸形状部は、前記スリット状の穴に挿入された前記ロック片を前記他方の開口縁に押し付ける構成が採られていることを特徴とする梱包箱。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の梱包箱において、前記凸形状部は、前記穴の長手方向の中央部に位置付けられていることを特徴とする梱包箱。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の梱包箱において、前記ロック片を構成する前記段ボール材料の中芯の目方向は、前記ロック片が前記穴に挿入される方向とは直交する方向であることを特徴とする梱包箱。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋を閉じた状態に保持するロック構造を備えた梱包箱に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来のこの種の梱包箱としては、例えば特許文献1に記載されているものがある。特許文献1に開示された梱包箱のロック構造は、開閉蓋の差し込み片に形成されたスリットに梱包箱本体側のロック片を差し込む構造である。このロック構造において、スリットの隙間とロック片の厚みは略等しくなるように形成されている。
【0003】
ところで、段ボール材料によって梱包箱を形成する場合、中芯の目方向(波状に湾曲した部分が並ぶ方向とは直交する方向)とロック片の差し込み方向とが一致するように形成されることが多い。この理由は、中芯の波状の断面形状がロック片の差し込み方向の先端に露出するようになり、中芯と表側ライナーおよび裏側ライナーとの接着部分がロック片の先端まで存在するようになるからである。このように接着がなされることにより、ロック片をスリットに挿入する際にロック片の先端において表側ライナーや裏側ライナーがめくれ上がることを防ぐことができる。
【0004】
段ボール材料からなる梱包箱の強度は、中芯の目方向に依存して変わることが知られている。梱包箱は、積み重ねて運搬したり保管することが多いから、積載する際の姿勢に応じて中芯の目方向が設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-133112号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、梱包箱の積載方法を考慮して積載に対する強度を優先すると、ロック片の差し込み方向に対して中芯の目方向が直交するようになることがある。このような場合、ロック片をスリットに挿入する際にロック片の端縁がめくれ上がってスリットに差し込み難くなったり、スリット側の端縁がめくれ上がったりすることで外観が損なわれ、梱包箱の品質が低下するおそれがある。なお、端縁のめくれ上がりを防ぐにあたっては、開閉蓋を閉じた状態に保つ機能が損なわれるようなことがないようにしなければならない。
【0007】
本発明の目的は、中芯の目方向がロック片の差し込み方向とは直交する場合であっても、蓋が確実に閉じられるとともに、ロック片の表側ライナーや裏側ライナーがめくれ上がることを防ぐことが可能な梱包箱を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的を達成するために本発明に係る梱包箱は、開口部を有する箱状に段ボール材料によって形成された物品収容用の収容部と、前記収容部の一側部に接続されて前記開口部を開閉する蓋部と、前記蓋部を閉じた状態に保持するロック構造とを備え、前記ロック構造は、前記蓋部の先端部に設けられ、前記蓋部が閉じた状態で前記収容部の中に挿入される差し込み片と、前記差し込み片に前記蓋部の開閉方向とは直交する方向に延びるように形成されたスリット状の穴と、前記収容部に形成され、前記穴に挿入される板状のロック片とを含み、前記穴の長手方向に延びる一対の開口縁のうち、前記差し込み片が前記収容部の中に挿入された状態で前記収容部の底に近接する一方の開口縁には、他方の開口縁に向けて凸になる凸形状部が形成され、前記凸形状部は、前記スリット状の穴に挿入された前記ロック片を前記他方の開口縁に押し付ける構成が採られているものである。
【0009】
本発明は、前記梱包箱において、前記凸形状部は、前記穴の長手方向の中央部に位置付けられていてもよい。
【0010】
本発明は、前記梱包箱において、前記ロック片を構成する前記段ボール材料の中芯の目方向は、前記ロック片が前記穴に挿入される方向とは直交する方向であってもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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