TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025017712
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120887
出願日
2023-07-25
発明の名称
シート処理装置および画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
37/04 20060101AFI20250130BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ステープルミスした針による搬送路へのダメージを防止すること。
【解決手段】シート処理装置200は、複数の用紙が重ねられた用紙束をステープル針によって綴じ処理を行う綴じ処理部(ステープラSP)を備え、さらに、綴じ処理が正常に実施されないステープルミスを検知する検知部(センサ307、308)と、ミスした針を除去する綴じ除去部204と、綴じ除去後に再度綴じ処理を実施させる制御手段と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の用紙が重ねられた用紙束をステープル針によって綴じ処理を行う綴じ処理部を備えたシート処理装置において、
前記綴じ処理が正常に実施されないステープルミスを検知する検知部と、
ミスした針を除去する綴じ除去部と、
綴じ除去後に再度前記綴じ処理を実施させる制御手段と、を備える
ことを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 740 文字)
【請求項2】
前記検知部は、複数であり、前記用紙の表裏を検知可能な位置に設置し、
前記制御手段は、複数の前記検知部の検知状態の組み合わせにより、正常に前記綴じ処理を実施したかを判断する
ことを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記ステープルミスが検知された場合には、針つきと、空綴じとのいずれであるかを判断する
ことを特徴とする請求項1または2記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記ステープルミスが前記針つきの場合には、前記綴じ除去部を動作させ、前記ステープルミスが前記空綴じの場合には、前記綴じ除去部を動作させない
ことを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項5】
前記制御手段は、前記ステープルミスが前記針つきの場合には、前記ミスした針を検知した位置まで前記綴じ除去部を移動させる
ことを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記綴じ処理部は、ステープル処理トレイに設けられ、
前記制御手段は、排紙側のローラ駆動を逆転させて、前記ステープル処理トレイに前記用紙束を戻す
ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
【請求項7】
前記綴じ除去部は、前記綴じ処理部と同じ移動案内軸に配置されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート処理装置。
【請求項8】
シートに画像を形成する画像形成装置と、
請求項1または2に記載のシート処理装置と、
を備えた画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート処理装置および画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
後処理装置の検知手段によってステープルミスを検知した場合、ステープル処理部によって再度ステープル処理を実施する技術が既に知られている。
例えば、特許文献1には、ステープルミスが発生したシート束をビンから取り出す際にシートを散逸させるなどの不具合を解消し、運転者の作業効率を向上させる目的で、ステープルミスが発生し再ステープルするときは、ステープル幅を変更しミスした針の外側に再ステープルする構成が開示されている。
しかし、今までの再ステープル処理では、ミスした針が残っている場合には、ミスした針をそのままにして再度ステープル処理を実施するため、ミスした針の先端が飛び出したままの状態や針が変形して突起ができると、搬送路にダメージを与えてしまう恐れがあるという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、ステープルミスした針による搬送路へのダメージを防止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述した課題を解決するために、本発明は、
複数の用紙が重ねられた用紙束をステープル針によって綴じ処理を行う綴じ処理部を備えたシート処理装置において、
前記綴じ処理が正常に実施されないステープルミスを検知する検知部と、
ミスした針を除去する綴じ除去部と、
綴じ除去後に再度前記綴じ処理を実施させる制御手段と、を備える。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、ステープルミスした針による搬送路へのダメージを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施形態に係る画像形成システムの構成例を説明する概略図である。
本発明の実施形態に係るシート処理装置の構成例を説明する図である。
シート処理装置のハードウェア構成例を説明するブロック図である。
検知センサと綴じ除去部との配置例を説明する図であり、(A)に用紙搬送側から見た図を、(B)に側面から見た図を示す。
ステープルミス(針つき)を検知した場合の用紙束に対しての動作例を説明する図であり、(A)にステープルミス(針つき)検知、(B)に用紙をステープル処理トレイに戻す処理、(C)に綴じ除去実施、(D)に綴じ処理実施、(E)に下シフトトレイへ搬送の状態例を示す。
ステープルミス(針つき)を検知した場合の動作例を説明するフローチャートである。
ステープルミス(空綴じ)を検知した場合の用紙束に対しての動作例を説明する図であり、(A)にステープルミス(空綴じ)検知、(B)に用紙をステープル処理トレイに戻す及び綴じ処理実施、(C)に下シフトトレイへ搬送の状態例を示す。
ステープルミス(空綴じ)を検知した場合の動作例を説明するフローチャートである。
綴じ除去部の構成例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、添付の図面に基づき、本発明の実施の形態について説明する。なお、本発明の実施の形態を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
【0008】
図1に画像形成装置と周辺機器で構成されている画像形成システム全体の構成例を説明する概略図を示す。
画像形成システムは大容量給紙装置100、画像形成装置本体300、シート処理装置200によって構成されている。
大容量給紙装置100は、記録媒体(シート)としての用紙を供給する給紙トレイを備え、画像形成装置本体300へ用紙の給紙を行う。
画像形成装置本体300は、用紙へ画像の書き込みを行う。
シート処理装置200は、ソート、端綴じ、中綴じ、パンチなどの後処理を行う。
【0009】
次に、シート処理装置200について説明する。
本発明の実施形態のシート処理装置は、ステープル針による綴じ処理に際して、ステープルミスを検知するセンサと綴じ除去部を備えることで、綴じ位置を検出し、綴じ除去部を綴じ位置に移動させて綴じ除去処理を実施する。このようにすることで、ミスした針の除去により搬送路(「搬送経路」ともいう)へのダメージを防止できる。
【0010】
シート処理装置は、例えば、複数の用紙が重ねられた用紙束をステープル針によって綴じ処理を行う綴じ処理部(ステープラSP)を備えるとともに、綴じ処理が正常に実施されないステープルミスを検知する一以上の検知部(センサ307、308)と、ミスした針を除去する綴じ除去部(綴じ除去部204)と、綴じ除去後に再度綴じ処理を実施させる制御手段(制御手段221)と、を備える。( )内は後述する図2から図4の構成を一例として対応付けている。
以下、図面を参照して詳細を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
装置
6日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
5日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
5日前
株式会社リコー
再生システム及び画像形成装置
6日前
株式会社リコー
中間転写ユニット及び画像形成装置
6日前
株式会社リコー
電子写真用ブレード、及び画像形成装置
7日前
株式会社リコー
シート処理装置および画像形成システム
6日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
6日前
株式会社リコー
梱包箱、トナー容器、及び、梱包箱の組立方法
5日前
株式会社リコー
情報処理装置、画像形成方法およびプログラム
6日前
株式会社リコー
システム、サーバ装置、管理方法及びプログラム
6日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置
6日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、乾燥装置および画像形成装置
6日前
株式会社リコー
発電システム、蓄電装置、発電装置、及び発電方法
6日前
株式会社リコー
中間転写ベルト、及び、それを用いた画像形成装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置、オプション装置および熱源制御方法
7日前
株式会社リコー
媒体処理装置、画像形成装置、及び画像形成システム
6日前
株式会社リコー
色調整システム、色調整方法、印刷物およびプログラム
5日前
株式会社リコー
画像管理システム、撮影装置、撮影処理方法及びプログラム
7日前
株式会社リコー
テンションローラユニット、ベルトユニット及び画像形成装置
6日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成装置の補正方法、及び補正プログラム
5日前
株式会社リコー
履帯式走行体および走行装置
今日
株式会社リコー
情報処理装置、表示装置、表示システム、情報処理方法、プログラム、および表示方法
5日前
株式会社リコー
情報処理システム、テキスト静止画表示システム、テキスト静止画表示方法、プログラム
6日前
株式会社リコー
情報処理装置、入出力装置、情報処理方法、方法、プログラム、モデル、および情報処理システム
6日前
株式会社リコー
水力発電装置およびその製造方法、ならびに発電システム
6日前
株式会社リコー
アクチュエータ、液体吐出ヘッド、液体吐出装置、ウェアラブル端末装置、アイトラッキング装置およびその製造方法。
5日前
株式会社リコー
半導体基板、その製造方法、アクチュエーター、吐出ヘッド、吐出装置、ウェアラブル端末装置、アイトラッキング装置
5日前
株式会社リコー
可動装置、投影装置、ヘッドアップディスプレイ、レーザヘッドランプ、ヘッドマウントディスプレイ、物体認識装置及び移動体、アイトラッキング装置
5日前
個人
箱
4か月前
個人
包装体
4か月前
個人
ゴミ箱
3か月前
個人
収納用具
8か月前
個人
容器
26日前
個人
物品収納具
7か月前
個人
折り畳み水槽
4か月前
続きを見る
他の特許を見る