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公開番号2025003053
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-09
出願番号2023103510
出願日2023-06-23
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20241226BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】画像形成装置の小型化を実現しつつ、複数のカートリッジを冷却するための風路を効率的に配置しコストを削減すること。
【解決手段】ダクト111は、風をカートリッジ21aの天面21Uに対して鉛直方向における上から下に向かう第1方向に吹き出すダクト111Gと、天面21Uの鉛直方向における上方で風を感光ドラム24aの回転軸方向に沿う第2方向に吹き出すダクト111Cと、を、カートリッジ21aの回転軸方向における一方の端部側に有し、ダクト111Gから吹き出した風F6とダクト111Cから吹き出した風F3は、カートリッジ21aの天面21Uの上方でぶつかり合う。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
それぞれが、感光体に形成された静電潜像をトナーで現像するための現像部材を有する複数のカートリッジと、
前記記録材に担持された未定着のトナーを定着させる定着器と、
空気を供給するためのファンと、
前記ファンから供給された空気を、複数の前記カートリッジの中で前記定着器に最も近い位置にある所定カートリッジに導くためのダクトと、
を備え、
前記所定カートリッジは、鉛直方向に交差する2つの面のうち前記鉛直方向において上方に位置する天面を有し、
前記ダクトは、前記ファンから供給された空気を前記天面に対して前記鉛直方向における上から下に向かう第1方向に排出するための第1部分と、前記天面の前記鉛直方向における上方で前記ファンから供給された空気を前記感光体の回転軸方向に沿う第2方向に排出するための第2部分と、を、前記所定カートリッジの前記回転軸方向における一方の端部側に有し、
前記第1部分から排出された空気と前記第2部分から排出された空気は、前記天面の上方でぶつかり合うことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
それぞれが、感光体に形成された静電潜像をトナーで現像するための現像部材を有する複数のカートリッジと、
前記記録材に担持された未定着のトナーを定着させる定着器と、
空気を供給するためのファンと、
前記ファンから供給された空気を、複数の前記カートリッジの中で前記定着器に最も近い位置にある所定カートリッジに導くためのダクトと、
を備え、
前記所定カートリッジは、鉛直方向に交差する2つの面のうち前記鉛直方向において上方に位置する天面を有し、
前記ダクトは、前記ファンから供給された空気を前記天面に対して前記鉛直方向における上から下に向かう第1方向に排出するための第1開口と、前記天面の前記鉛直方向における上方で前記ファンから供給された空気を前記感光体の回転軸方向に沿う第2方向に吹き出す第2開口と、を、前記所定カートリッジの前記回転軸方向における一方の端部側に有し、
前記第1開口を前記第1方向に延長して形成される仮想の第1領域と、前記第2開口を前記第2方向に延長して形成される仮想の第2領域は、前記天面の上方で交差することを特徴とする画像形成装置。
【請求項3】
前記回転軸方向に交差し、前記画像形成装置の内部と外部とをわける第1フレームと、
前記回転軸方向に交差し、前記画像形成装置の内部と外部とをわけ、前記第1フレームに対向する第2フレームと、
を備え、
前記ファンは、前記第1フレームの外部側に設けられ、
前記第1フレームは、第3開口又は切り欠きを有し、
前記ダクトは、前記第3開口又は前記切り欠きを通り、
前記ダクトは、前記第1フレームを前記鉛直方向における上方から迂回していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記感光体を駆動するモータと、
前記第1フレームによって支持され、前記第1フレームの外部側に前記モータが設けられた駆動フレームと、
を備え、
前記切り欠きを第1切り欠きとしたとき、
前記駆動フレームは、前記ダクトを通す第4開口又は第2切り欠きを有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第1フレームを覆うカバーを備え、
前記ダクトは、前記カバーによって前記第1フレームが覆われた状態で形成される空間内に、前記モータを避けて配置されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記第1フレームの外部、かつ、前記モータの前記鉛直方向における下方に設けられ、前記モータを駆動する電圧を生成する電源部を備え、
前記ダクトは、前記ファンから供給された空気を、前記第1フレームに沿いながら前記電源部に向かう第3方向に排出することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記定着器によって前記トナーが定着された記録材が排出される排出部を備え、
前記ダクトは、前記排出部から前記記録材が排出される方向に前記ファンから供給された空気を排出する第4開口を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第1方向は、前記天面に直交しており、
前記第2方向は、前記天面に平行であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1方向は、前記第1方向の下流に向かうほど前記回転軸方向の前記一方の端部側から遠ざかるように傾斜しており、
前記第2方向は、前記第2方向の下流に向かうほど前記天面に近づくように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項10】
複数の前記カートリッジは、それぞれの前記天面に第1通信部を有し、
それぞれの前記第1通信部と通信することが可能な複数の第2通信部と、
閉状態で画像形成を可能とし、開状態で複数の前記カートリッジの取り出しを可能とするドアと、
を備え、
前記第2通信部は、少なくとも前記ドアが前記閉状態のときには、前記第1方向及び前記第2方向に排出される空気の進路上から退避していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録材上に画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
一般にレーザープリンタ等の画像形成装置は、熱を用いて粉状のトナーを紙等の記録材に融着させるために、装置内に定着装置等の加熱部を有している。また、画像形成装置は、トナーを収容したカートリッジを有している。加熱部によって発生した熱によりカートリッジが温められて温度が上昇していくと、カートリッジ内のトナーが劣化したり変質したりするおそれがある。このため、カートリッジに風を当てる等することで、カートリッジの温度が上昇しすぎないようにする必要がある。良好な冷却を確保する構成としては、例えば、4色のカートリッジを使用するカラーの画像形成装置において、各カートリッジにそれぞれ独立して風路を設け、風路に風を流すことでカートリッジを冷却する装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-056441号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、ユーザビリティの向上とコスト削減のために、画像形成装置の全体のサイズを小さくするニーズが高まってきている。しかしながら、従来のような4色のカートリッジそれぞれに風路を設ける構成では、それぞれの風路を形成するためのダクトが必要となる。ダクトは流路の断面積が小さいと風の流れが悪くなってしまうため、冷却の効果を得るためにはダクトのサイズを極端に小さくすることは難しい。そのため、4つのダクトを設ける場合は、画像形成装置内のスペースを必要とする上にダクトのコストも併せて必要となる。
【0005】
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、画像形成装置の小型化を実現しつつ、複数のカートリッジを冷却するための風路を効率的に配置しコストを削減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明は、以下の構成を備える。
【0007】
(1)記録材に画像を形成する画像形成装置であって、それぞれが、感光体に形成された静電潜像をトナーで現像するための現像部材を有する複数のカートリッジと、前記記録材に担持された未定着のトナーを定着させる定着器と、空気を供給するためのファンと、前記ファンから供給された空気を、複数の前記カートリッジの中で前記定着器に最も近い位置にある所定カートリッジに導くためのダクトと、を備え、前記所定カートリッジは、鉛直方向に交差する2つの面のうち前記鉛直方向において上方に位置する天面を有し、前記ダクトは、前記ファンから供給された空気を前記天面に対して前記鉛直方向における上から下に向かう第1方向に排出するための第1部分と、前記天面の前記鉛直方向における上方で前記ファンから供給された空気を前記感光体の回転軸方向に沿う第2方向に排出するための第2部分と、を、前記所定カートリッジの前記回転軸方向における一方の端部側に有し、前記第1部分から排出された空気と前記第2部分から排出された空気は、前記天面の上方でぶつかり合うことを特徴とする画像形成装置。
【0008】
(2)記録材に画像を形成する画像形成装置であって、それぞれが、感光体に形成された静電潜像をトナーで現像するための現像部材を有する複数のカートリッジと、前記記録材に担持された未定着のトナーを定着させる定着器と、空気を供給するためのファンと、前記ファンから供給された空気を、複数の前記カートリッジの中で前記定着器に最も近い位置にある所定カートリッジに導くためのダクトと、を備え、前記所定カートリッジは、鉛直方向に交差する2つの面のうち前記鉛直方向において上方に位置する天面を有し、前記ダクトは、前記ファンから供給された空気を前記天面に対して前記鉛直方向における上から下に向かう第1方向に排出するための第1開口と、前記天面の前記鉛直方向における上方で前記ファンから供給された空気を前記感光体の回転軸方向に沿う第2方向に吹き出す第2開口と、を、前記所定カートリッジの前記回転軸方向における一方の端部側に有し、前記第1開口を前記第1方向に延長して形成される仮想の第1領域と、前記第2開口を前記第2方向に延長して形成される仮想の第2領域は、前記天面の上方で交差することを特徴とする画像形成装置。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、画像形成装置の小型化を実現しつつ、複数のカートリッジを冷却するための風路を効率的に配置しコストを削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例1の画像形成装置の斜視図
実施例1の画像形成装置の内部の構成を示す斜視図
実施例1の画像形成装置の内部の構成を示す斜視図、フレームの斜視図
実施例1の画像形成装置の内部の構成を示す断面図、カートリッジ周辺の内部の構成を示す部分断面図
実施例1の画像形成装置を後側方から見た図、吸気口周辺の構成を示す部分断面図
実施例1の画像形成装置の内部の構成を示す図
実施例1の画像形成装置の内部の構成を示す図
実施例1の画像形成装置の内部の構成を示す図
実施例1の風F8の流れを示す図
実施例1の画像形成装置の内部の構成を示す図
実施例1の風F8の流れと排気を示す図
実施例2の画像形成装置が印刷可能な状態の図
実施例2の画像形成装置が印刷可能な状態の図
実施例2の画像形成装置のドアが開かれた状態の図
実施例2の画像形成装置のドアが開かれた状態の図
実施例2の画像形成装置のカートリッジが引き出された状態の図
実施例2の画像形成装置の内部の構成を示す図、風F8の流れを示す図
実施例3の画像形成装置の内部の構成を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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