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公開番号2025035917
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2023143261
出願日2023-09-04
発明の名称現像装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250307BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 現像メモリ等の複数の電気負荷が設けられた現像ユニットを現像位置と離間位置との間で移動させる構成において、現像装置と画像形成装置を接続しているケーブルの反力を低減させる。
【解決手段】 画像形成装置に設けられ、装着方向に関して上流側に設けられ、第1のケーブルを介して画像形成装置の電力制御部と電気的に接続された第1のコネクタと、現像ユニットに設けられ、装着方向に関して上流側に設けられ、第1のコネクタと電気的に接続された第2のコネクタと、現像ユニットに設けられ、現像メモリの電気接続部と電気的に接続された第3のコネクタと、を備え、第2のコネクタは、第2のケーブル及び第3のコネクタ介して現像メモリと電気的に接続されており、且つ、インダクタンスセンサは、第3のケーブルを介して現像メモリと電気的に接続されており、第2のケーブルは、現像メモリ及びインダクタンスセンサの電力供給とアースを兼ねている。
【選択図】 図6
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置であって、
像担持体を含む像担持体ユニットと、
前記画像形成装置に装着可能であり、前記像担持体に形成された静電潜像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体を含む現像ユニットと、
前記画像形成装置に装着された前記現像ユニットの前記像担持体ユニットに対する相対位置を決めるために、前記現像ユニットを前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像位置と前記現像位置から離間する離間位置との間で移動させる移動機構と、
前記現像ユニットに設けられ、前記現像ユニット内のトナー濃度を検知するインダクタンスセンサと、
前記現像ユニットに設けられ、所定の情報が記憶された現像メモリと、
前記画像形成装置に設けられ、前記画像形成装置に前記現像ユニットが装着される装着方向に関して上流側に設けられ、第1のケーブルを介して前記画像形成装置の電力制御部と電気的に接続された第1のコネクタと、
前記現像ユニットに設けられ、前記装着方向に関して上流側に設けられ、前記第1のコネクタと電気的に接続された第2のコネクタと、
前記現像ユニットに設けられ、前記現像メモリの電気接続部と電気的に接続された第3のコネクタと、
を備え、
前記第2のコネクタは、第2のケーブル及び前記第3のコネクタを介して前記現像メモリと電気的に接続されており、且つ、前記インダクタンスセンサは、第3のケーブルを介して前記現像メモリと電気的に接続されており、
前記第2のケーブルは、前記現像メモリ及び前記インダクタンスセンサの電力供給とアースを兼ねている
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
前記所定の情報は、前記現像ユニットが新品であるか否かを検知するための情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記現像メモリは、前記装着方向に関して上流側に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記現像メモリは、前記装着方向に関して前記インダクタンスセンサよりも上流に設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記現像ユニットを交換するために開閉する扉を更に備え、
前記移動機構は、前記扉の開閉に伴って前記現像ユニットを前記現像位置と前記離間位置との間で移動させる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、現像ユニットを現像装置と離間位置との間で移動させる画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
現像ユニットを像担持体ユニットとは独立して交換可能にした画像形成装置がある。この画像形成装置は、画像形成装置に装着された現像ユニットの像担持体ユニットに対する相対位置を決めるために、現像ユニットを像担持体に形成された静電潜像を現像する現像位置と現像位置から離間する離間位置との間で移動させるものである。
【0003】
現像ユニットを現像装置と離間位置との間で移動させる画像形成装置において、インダクタンスセンサと、画像形成装置に装着された現像ユニットが新品であるか否かを検知するためのセンサ(以降、新品検知センサと呼ぶ)を現像ユニットに設けた構成がある。特許文献1には、これらインダクタンスセンサと新品検知センサのそれぞれのケーブルを画像形成装置と接続する現像ユニット側のコネクタ一つに集約し、インダクタンスセンサと新品検知センサのそれぞれに電力を供給可能な画像形成装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-25666号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
現像ユニットに設けられたインダクタンスセンサや新品検知センサなどの各電気負荷からのケーブルを画像形成装置と接続する現像ユニット側のコネクタ一つに集約した場合、コネクタのサイズが大きくなり、配置の制約が生じやすくなる。また、新品検知センサとして記憶装置(現像メモリ)等の電気負荷が現像ユニットに設けられた構成では、新品検知センサとしてヒューズが現像ユニットに設けられた構成と比べて、ケーブルの本数が増加するため、配置の制約がより大きくなる。また、画像形成装置と現像ユニットとを接続しているケーブルの本数の増加に伴って、ケーブルの曲げ剛性(以降、コシと呼ぶ)が増加する傾向がある。
【0006】
現像ユニットを現像位置と離間位置との間で移動させる画像形成装置においては、一般的にはバネなどの弾性部材で現像ユニットを加圧し、現像ユニットを離間位置から現像位置まで移動させる構成が一般的である。このような構成において、現像ユニットの加圧力が大き過ぎる場合には、現像ユニットの変形が生じる虞があり、一方で、現像ユニットの加圧力が小さ過ぎる場合には、現像ユニットの位置が保証できずに現像不良が生じる虞がある。
【0007】
故に、現像ユニットの加圧力は、或る一定の範囲で設計されて、ケーブルのコシから生じる加圧力に対する反力も含めて設計される。一方、コシのバラツキは加圧力の変動要因となり、コシによる反力のバラツキはケーブルの本数の増加に伴って増えるため、現像ユニットの加圧力の変動リスクが大きくなり、現像ユニットの加圧力が不安定になってしまう。
【0008】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、現像メモリ等の複数の電気負荷が設けられた現像ユニットを現像位置と離間位置との間で移動させる構成において、現像装置と画像形成装置とを接続しているケーブルの反力を低減させることが可能な画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、画像形成装置であって、像担持体を含む像担持体ユニットと、前記画像形成装置に装着可能であり、前記像担持体に形成された静電潜像を現像するためにトナーとキャリアを含む現像剤を担持する現像剤担持体を含む現像ユニットと、前記画像形成装置に装着された前記現像ユニットの前記像担持体ユニットに対する相対位置を決めるために、前記現像ユニットを前記像担持体に形成された静電潜像を現像する現像位置と前記現像位置から離間する離間位置との間で移動させる移動機構と、前記現像ユニットに設けられ、前記現像ユニット内のトナー濃度を検知するインダクタンスセンサと、前記現像ユニットに設けられ、所定の情報が記憶された現像メモリと、前記画像形成装置に設けられ、前記画像形成装置に前記現像ユニットが装着される装着方向に関して上流側に設けられ、第1のケーブルを介して前記画像形成装置の電力制御部と電気的に接続された第1のコネクタと、前記現像ユニットに設けられ、前記装着方向に関して上流側に設けられ、前記第1のコネクタと電気的に接続された第2のコネクタと、前記現像ユニットに設けられ、前記現像メモリの電気接続部と電気的に接続された第3のコネクタと、を備え、前記第2のコネクタは、第2のケーブル及び前記第3のコネクタ介して前記現像メモリと電気的に接続されており、且つ、前記インダクタンスセンサは、第3のケーブルを介して前記現像メモリと電気的に接続されており、前記第2のケーブルは、前記現像メモリ及び前記インダクタンスセンサの電力供給とアースを兼ねていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、現像メモリ等の複数の電気負荷が設けられた現像ユニットを現像位置と離間位置との間で移動させる構成において、現像装置と画像形成装置とを接続しているケーブルの反力を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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