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公開番号2025012766
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115851
出願日2023-07-14
発明の名称記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B41J 2/17 20060101AFI20250117BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】インクなどの液体を貯留するタンクの交換時の作業性を確保しつつ、装置内での当該液体の漏出を抑制可能な技術を提供する。
【解決手段】記録媒体に対して液体を吐出して記録する記録装置において、液体を貯留する貯留手段と、前記貯留手段を交換可能に配置し、前記貯留手段を交換可能な交換位置と、前記貯留手段を前記記録装置の内部に収納する収納位置と、の間を移動可能な移動手段と、前記貯留手段に接続される流路を支持するとともに、前記移動手段の移動に追従して変形可能な支持手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に対して液体を吐出して記録する記録装置において、
液体を貯留する貯留手段と、
前記貯留手段を交換可能に配置し、前記貯留手段を交換可能な交換位置と、前記貯留手段を前記記録装置の内部に収納する収納位置と、の間を移動可能な移動手段と、
前記貯留手段に接続される流路を支持するとともに、前記移動手段の移動に追従して変形可能な支持手段と、を有することを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記支持手段は、
前記移動手段の移動方向に延設され、前記記録装置に固定される固定部と、
一方の端部が前記固定部に接続され、前記移動方向の一方側から他方側に延設された後に、所定の曲率で湾曲して前記他方側から前記一方側に折り返され、重力方向において前記固定部と重なるように延設されて、他方の端部が前記移動手段に固定される可変部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項3】
前記可変部は、単位部品がピンによりリンク接続して構成されることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項4】
前記貯留手段は、前記流路と接続可能な接続部材が前記移動方向の一方側に位置することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
【請求項5】
前記接続部材は、前記貯留手段の前記支持手段が位置する側に位置することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
【請求項6】
前記貯留手段は、記録媒体に対して吐出する液体を貯留し、
前記貯留手段に貯留された液体は、前記流路を介して該液体を吐出する記録手段へ供給されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項7】
前記貯留手段は、液体の吐出特性を良好に維持、回復するための回復動作により生じた廃液を貯留し、
前記流路を介して前記貯留手段に前記廃液が送液されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項8】
前記貯留手段は、第1の液体を貯留する第1貯留手段と、第2の液体を貯留する第2貯留手段と、を含み、
前記移動手段において、前記第1貯留手段と前記第2貯留手段とが、前記移動手段の移動方向と交差する方向に並んで配置されることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
【請求項9】
前記支持手段は、前記第1貯留手段と前記第2貯留手段との間において、前記第1貯留手段に接続される第1流路および前記第2貯留手段に接続される第2流路を支持することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
【請求項10】
前記支持手段は、
前記第1貯留手段に接続される第1流路を支持する第1支持手段と、
前記第2貯留手段に接続される第2流路を支持する第2支持手段と、を含むことを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インクを吐出して記録する記録装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
記録媒体に対して、記録ヘッドによりインクを吐出して記録するインクジェット記録装置は、記録ヘッドに供給するインクを貯留するインクタンクと、記録ヘッドへの回復動作時に生じた廃インクを回収する廃液タンクと、を備えている。
【0003】
特許文献1には、装置と廃液タンクとの連結部にバルブ機構を設け、廃液タンクの収納時にはバルブ機構を開放状態とし、廃液タンクの交換時にはバルブ機構を密閉状態とすることで、廃液タンクの交換時の廃インクの漏出を抑制する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013‐086438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、大気との接触により固化し易いインクを用いた場合などには、装置と廃液タンクとの連結部であるバルブ機構が、インクの固着により正常に機能しなくなり、装置内において廃インクが漏出する虞があった。
【0006】
こうした懸念を解決するために、廃液タンクを装置外に引き出し、装置の外部で廃液タンクを交換することが考えられる。しかしながら、この場合、廃液タンクの装置外への引き出し、および廃液タンクの装置内への収納時に、廃インクを廃液タンクへ誘導する廃液チューブが、他の部材に挟まれたり、屈曲したりして閉塞され、これにより、装置内でインクが漏出する虞があった。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、インクなどの液体を貯留するタンクの交換時の作業性を確保しつつ、装置内での当該液体の漏出を抑制可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明の一実施形態は、記録媒体に対して液体を吐出して記録する記録装置において、液体を貯留する貯留手段と、前記貯留手段を交換可能に配置し、前記貯留手段を交換可能な交換位置と、前記貯留手段を前記記録装置の内部に収納する収納位置と、の間を移動可能な移動手段と、前記貯留手段に接続される流路を支持するとともに、前記移動手段の移動に追従して変形可能な支持手段と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、インクなどの液体を貯留するタンクの交換時の作業性を確保しつつ、装置内での当該液体の漏出を抑制することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
記録装置の概略構成図。
記録ヘッドの斜視図。
キャップ部の斜視図。
クリーニング部の斜視図。
メンテナンス部に接続される流路を示す図。
収納位置にある廃液貯留部の斜視図。
収納位置にある廃液貯留部の近傍の装置外観図。
廃インクタンクおよび廃液タンクの斜視図。
流路支持部材の斜視構成図。
交換位置にある廃液貯留部の斜視図。
交換位置にある廃液貯留部の近傍の装置外観図。
廃液貯留部の変形例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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