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公開番号
2025009852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2024078705
出願日
2024-05-14
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/16 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】画像形成装置の大型化を防ぎ、装置内部で発生し排出口から放出される音が装置外部へ伝達されることを低減する。
【解決手段】画像形成装置1は、記録媒体に画像を形成する画像形成部44と、画像形成部によって画像が形成された記録媒体を排出する排出口181と、排出口が設けられた排出口面20と、排出口から排出された記録媒体が積載される排出トレイ19と、排出トレイ19に対向して設けられた原稿読取部41の下面41aと、排出口から排出される記録媒体の排出方向Aに沿って設けられた側面と、少なくとも排出口面、排出トレイ、原稿読取部の下面及び側面によって画定され、排出口から排出された記録媒体を収容する胴内排出空間SPと、少なくとも排出口面、排出トレイ、原稿読取部の下面及び側面のいずれかに設けられた複数の吸音孔111と、胴内排出空間と反対の側で複数の吸音孔を覆うように設けられた吸音シート12と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記画像が形成された前記記録媒体を排出する排出口と、
前記排出口が設けられた壁部と、
前記排出口から排出された前記記録媒体が積載される底部と、
前記底部に対向して設けられた上部と、
前記排出口から排出される前記記録媒体の排出方向に沿って設けられた側部と、
少なくとも前記壁部、前記底部、前記上部及び前記側部によって画定され、前記排出口から排出された前記記録媒体を収容する排出空間と、
少なくとも前記壁部、前記底部、前記上部及び前記側部のいずれかの部に設けられた複数の貫通孔と、
前記複数の貫通孔が設けられた前記部に対して前記排出空間と反対の側で前記複数の貫通孔を覆うように設けられた吸音材と、
を備える画像形成装置。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記側部に複数の貫通孔が設けられ、
前記吸音材は、前記側部に対して前記排出空間とは反対側に設けられている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記複数の貫通孔は、前記側部の一部分に設けられている、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記側部の面積に対して前記複数の貫通孔が占める面積の割合は、単位面積当たり35%以上50%以下である、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記上部に複数の貫通孔が設けられ、
前記吸音材は、前記上部に対して前記排出空間とは反対側に設けられている、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
ユーザーが操作する操作部を更に備え、
前記複数の貫通孔は、前記上部のうちの前記操作部が設けられている側に設けられている、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記側部に対向して設けられたもう一つの側部を更に備え、
前記複数の貫通孔は、前記もう一つの側部又は前記側部及び前記もう一つの側部の両方に設けられ、
前記吸音材は、前記もう一つの側部に対して前記排出空間とは反対側に設けられ、
前記吸音材は、前記側部に前記複数の貫通孔が設けられた場合に前記側部に対して前記排出空間とは反対側に設けられる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記吸音材は、シート状である請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記吸音材は、エチレンプロピレンジエンゴム系又はウレタン系の発泡体、グラスウール、ロックウールのいずれかによりシート状に形成されているものであり、
前記吸音材は、前記複数の貫通孔が設けられた前記部に当接する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記複数の貫通孔は、半径が1.5mm以上6mm以下の丸孔又は半径が1.5mm以上6mm以下で幅が3mm以上30mm以下の長丸孔である、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸音材を備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、複写機等の画像形成装置は、広く普及し、さまざまな使用環境に設置されるようになった。そのため、従来では比較的優先順位の低かった稼働時の静粛性に関しても重要性が増してきている。一方で、オフィス機においては、印刷速度の高速化に伴い、駆動音、紙音、ファン音等の装置内部で発生する音が増大する傾向にあり、静音化は大きな課題となっている。特に、画像が形成された記録媒体を収容する胴内排出空間(排出記録媒体収容空間)は、ユーザーがすぐに記録媒体にアクセスできるように常時開放空間となっており、装置内部で発生した音が排出口から放出され、画像形成装置外へ漏れ出てしまう。
【0003】
このような問題に対処するために、特許文献1は、画像形成部により画像が形成された記録媒体を収容する胴内排出空間の上面にヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音手段を設けることを提案している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-156766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、最近では、画像形成装置のより一層の小型化が望まれており、画像形成装置内においてヘルムホルツ共鳴器を用いた吸音手段を設置するスペースには限りがある。ヘルムホルツ共鳴器は、入口が狭まった容器のような形状であり、内部に空洞部を設ける空間を確保する必要があるため、画像形成装置の本体サイズの拡大につながってしまう。また、吸音部である吸音孔は、内部の空洞部よりも寸法が小さいので、吸音孔を配置できる数は、空洞部の大きさに従って制限されてしまう。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされ、画像形成装置の大型化を防ぎ、装置内部で発生し排出口から放出される音が装置外部へ伝達されることを低減することができる画像形成装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の一実施例による画像形成装置は、
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部によって前記画像が形成された前記記録媒体を排出する排出口と、
前記排出口が設けられた壁部と、
前記排出口から排出された前記記録媒体が積載される底部と、
前記底部に対向して設けられた上部と、
前記排出口から排出される前記記録媒体の排出方向に沿って設けられた側部と、
少なくとも前記壁部、前記底部、前記上部及び前記側部によって画定され、前記排出口から排出された前記記録媒体を収容する排出空間と、
少なくとも前記壁部、前記底部、前記上部及び前記側部のいずれかの部に設けられた複数の貫通孔と、
前記複数の貫通孔が設けられた前記部に対して前記排出空間と反対の側で前記複数の貫通孔を覆うように設けられた吸音材と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、画像形成装置の大型化を防ぎ、装置内部で発生し排出口から放出される音が装置外部へ伝達されることを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例1の画像形成装置の斜視図。
実施例1の画像形成装置の断面図。
実施例1の胴内排出空間の斜視図。
実施例1の排出トレイを上方から見た画像形成装置の断面図。
実施例1の胴内排紙カバーの背面側を示す概略図。
実施例1の胴内排紙カバーの有孔面の概略図。
実施例1の胴内排紙カバーの有孔面と吸音シート12の断面図。
別の実施例の画像形成装置の胴内排出空間を示す斜視図。
別の実施例の胴内排紙カバー及び吸音シートを示す図。
実施例2の画像形成装置の断面図。
実施例3の画像形成装置の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態を説明する。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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