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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025012403
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023115210
出願日
2023-07-13
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250117BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】見開きで見たときの画像位置のずれを低減する。
【解決手段】画像形成装置は、画像形成手段と、反転手段と、シートの先端及び後端を検知する検知手段と、画像をシートの先端に対して位置合わせする位置合わせ手段と、を備え、第1画像が形成された第1シートと、第2画像が形成された第2シートとが重ねられた成果物であって、第1シートの第1画像が形成された面と第2シートの第2画像が形成された面とが対向し、且つ、第1画像が形成される時の第1シートの後端と第2画像が形成される時の第2シートの先端とが対向する成果物を作成する。位置合わせ手段は、第1画像が形成される時の検知手段による第1シートの後端の検知結果に基づいて、第2画像が形成される時の第2シートの先端に対する第2画像の位置を補正する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成部においてシートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成部を通過したシートを再び前記画像形成部に向けて搬送するために反転させる反転手段と、
シート搬送方向におけるシートの先端及び後端を検知する検知手段と、
前記検知手段によるシートの先端の検知結果に基づいて、前記画像形成手段がシートに形成する画像をシートの先端に対して位置合わせする位置合わせ手段と、
を備え、
前記画像形成手段により第1画像が形成された第1シートと、前記画像形成手段により第2画像が形成された第2シートとが重ねられた成果物であって、前記第1シートの前記第1画像が形成された面と前記第2シートの前記第2画像が形成された面とが対向し、且つ、前記第1画像が形成される時の前記第1シートの後端と前記第2画像が形成される時の前記第2シートの先端とが対向する成果物を作成する画像形成装置であって、
前記位置合わせ手段は、前記第1画像が形成される時の前記検知手段による前記第1シートの後端の検知結果に基づいて、前記第2画像が形成される時の前記第2シートの先端に対する前記第2画像の位置を補正する、
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記画像形成手段がシートに画像を形成することが可能な最大領域を有効印刷領域とし、前記シート搬送方向におけるシートの先端から前記シート搬送方向における前記有効印刷領域の先端までの距離を先端余白とし、前記シート搬送方向におけるシートの後端から前記シート搬送方向における前記有効印刷領域の後端までの距離を後端余白とするとき、
前記位置合わせ手段は、
前記第1シートの先端余白が予め設定された目標値となるように、前記第1シートの前記先端に対して前記第1画像を位置合わせし、
前記第2シートの先端余白が前記第1シートの後端余白と等しくなるように、前記第2シートの前記先端に対して前記第2画像を位置合わせする、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成手段は、像担持体と、前記像担持体を露光することで前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、を含み、
前記位置合わせ手段は、
前記検知手段が前記第1シートの前記後端を検知したタイミングと、前記露光手段が前記静電潜像の形成を終了したタイミングとに基づいて、前記第1シートの前記後端余白と前記目標値との差を算出し、
前記差の分、前記第2シートの前記先端余白を前記目標値から補正する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成手段は、像担持体と、前記像担持体を露光することで前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、を含み、
前記位置合わせ手段は、前記露光手段が前記静電潜像の形成を開始するタイミングを調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記画像形成手段は、像担持体と、前記像担持体に形成されたトナー像を前記画像形成部においてシートに転写する転写手段と、を含み、
前記位置合わせ手段は、シートの先端が前記画像形成部に到達するタイミングを調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記画像形成手段は、像担持体と、前記像担持体を露光することで前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段と、前記像担持体に形成されたトナー像を前記画像形成部においてシートに転写する転写手段と、を含み、
前記位置合わせ手段は、前記露光手段が前記静電潜像の形成を開始するタイミング、及び、シートの先端が前記画像形成部に到達するタイミングを調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記シート搬送方向において前記画像形成手段の上流に配置された上流ローラ対をさらに備え、
前記検知手段は、前記シート搬送方向において前記上流ローラ対のニップ部の位置、又は、前記ニップ部と前記画像形成手段の間の位置で、シートを検知する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記シート搬送方向において前記画像形成手段の下流に配置された下流ローラ対をさらに備え、
前記検知手段は、前記シート搬送方向において前記下流ローラ対のニップ部の位置、又は、前記ニップ部と前記画像形成手段の間の位置で、シートを検知する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1シートの前記第1画像が形成された面と前記第2シートの前記第2画像が形成された面が見開きページとなるように、前記第1シート及び前記第2シートを綴じる綴じ処理部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記綴じ処理部は、前記シート搬送方向に対して直交する方向における前記第1シート及び前記第2シートの端部を綴じる、
ことを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに画像を形成する画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
冊子等の見開きで見る印刷成果物においては、見開きで見たときに隣り合う2枚のページ(見開きページ)の間で画像位置が揃っていることが望ましい。特許文献1には、見開きモードの場合には、1枚おきのシートで、画像データの表裏を入れ替えて画像形成を行ってから更にシートを反転させた状態で排紙することが記載されている。この文献によれば、見開きページの一方が例えば両面印刷における1回目の画像形成工程で形成された画像(表面画像)であれば、見開きページの他方も表面画像となるように、見開きページ間で表面画像か裏面画像かが一致する。そのため、見開きページの一方が表面画像で他方が裏面画像である場合に、画像の書き出し基準位置が表面(用紙先端)と裏面(用紙後端)とで異なることによる画像位置のずれが低減される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-215188号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、見開きで見たときの画像位置のずれを低減することに関する新たな技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様は、画像形成部においてシートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成部を通過したシートを再び前記画像形成部に向けて搬送するために反転させる反転手段と、シート搬送方向におけるシートの先端及び後端を検知する検知手段と、前記検知手段によるシートの先端の検知結果に基づいて、前記画像形成手段がシートに形成する画像をシートの先端に対して位置合わせする位置合わせ手段と、を備え、前記画像形成手段により第1画像が形成された第1シートと、前記画像形成手段により第2画像が形成された第2シートとが重ねられた成果物であって、前記第1シートの前記第1画像が形成された面と前記第2シートの前記第2画像が形成された面とが対向し、且つ、前記第1画像が形成される時の前記第1シートの後端と前記第2画像が形成される時の前記第2シートの先端とが対向する成果物を作成する画像形成装置であって、前記位置合わせ手段は、前記第1画像が形成される時の前記検知手段による前記第1シートの後端の検知結果に基づいて、前記第2画像が形成される時の前記第2シートの先端に対する前記第2画像の位置を補正する、ことを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、見開きで見たときの画像位置のずれを低減することに関する新たな技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る画像形成装置の概略図。
第1実施形態に係る冊子作成ジョブを説明するための図(a、b)。
第1実施形態に係る冊子作成ジョブを説明するための図(a、b)。
第1実施形態に係る冊子作成ジョブを説明するための図(a、b)。
第1実施形態に係る綴じ処理部におけるシートの位置関係を表す模式図(a、b)。
第1実施形態に係る画像の位置ずれについて説明するための図(a、b)。
第1実施形態に係る冊子作成ジョブの実行手順を表す図。
第1実施形態に係る画像の位置を説明するための図(a、b)。
第1実施形態に係る制御部を示す図。
第2実施形態(a)及び変形例(b)に係る画像形成装置の概略図。
第2実施形態に係る冊子作成ジョブの実行手順を表す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示に係る実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0009】
《第1実施形態》
図1は、第1実施形態に係る画像形成装置1を示す概略断面図である。画像形成装置1は、画像形成装置本体(以下、装置本体2という)と、中継搬送ユニット20を介して装置本体2と接続されたシート処理装置50と、を備える画像形成システムである。画像形成装置1は、外部機器から入力された画像情報に基づいて、記録材(記録媒体)であるシートSに画像を形成し、必要に応じてシート処理装置50で処理を施した上で、成果物として排出する。なお、シートSとしては、普通紙及び厚紙等の紙、プラスチックフィルム、布、コート紙のような表面処理が施されたシート材、封筒やインデックス紙等の特殊形状のシート材等、サイズ及び材質の異なる多様なシート材を使用可能である。
【0010】
(装置本体)
装置本体2は、給送カセット3と、給送ローラ4と、搬送ローラ対5、6と、画像形成ユニット2Aと、定着器10と、搬送ローラ対11と、排出ローラ対12と、反転ローラ対13と、搬送ローラ対15、16と、を有する。また、装置本体2は、制御部85と、シート検知部81と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)
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