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公開番号
2025008691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-20
出願番号
2023111071
出願日
2023-07-05
発明の名称
画像形成装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
15/02 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 クリーニングブレードの長手方向の端部での自由長を中央部での自由長よりも長くした構成において、帯電不良を抑制すること。
【解決手段】 クリーニングブレードの長手方向の端部における弾性部と支持部との固定面から弾性部の自由端までの長さ(自由長)は、クリーニングブレードの長手方向の中央部における自由長よりも長く、帯電ローラの長手方向の長さは、現像剤コート領域の長手方向の長さよりも長く、清掃ローラの長手方向の長さは、帯電ローラの長手方向の長さよりも長く、清掃ローラの帯電ローラと当接する部分には、弾性層が設けられており、清掃ローラに弾性層が設けられている部分において、清掃ローラの長手方向の端部における清掃ローラの外径は、清掃ローラの長手方向の中央部における清掃ローラの外径よりも大きい。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
静電潜像が形成される像担持体と、
現像剤を収容する現像容器と、前記像担持体に形成された静電潜像を現像するために前記現像剤を担持する現像ローラと、を有する現像装置と、
前記像担持体に形成されたトナー像が転写される転写部材と、
弾性部と、前記弾性部が固定されて前記弾性部を支持する支持部と、を有し、前記転写部材に前記トナー像が転写された後の前記像担持体上の残留現像剤を掻き取るクリーニングブレードと、
前記像担持体と当接して、前記像担持体を帯電させる帯電ローラと、
前記帯電ローラと当接して、前記帯電ローラの表面を清掃する清掃ローラと、
を備え、
前記クリーニングブレードの長手方向の端部における前記弾性部と前記支持部との固定面から前記弾性部の自由端までの長さは、前記クリーニングブレードの長手方向の中央部における前記弾性部と前記支持部との固定面から前記弾性部の自由端までの長さよりも長く、
前記帯電ローラの長手方向の長さは、前記現像ローラに前記現像剤がコートされる現像剤コート領域の長手方向の長さよりも長く、
前記清掃ローラの長手方向の長さは、前記帯電ローラの長手方向の長さよりも長く、
前記清掃ローラの前記帯電ローラと当接する部分には、弾性層が設けられており、
前記清掃ローラに前記弾性層が設けられている部分において、前記清掃ローラの長手方向の端部における前記清掃ローラの外径は、前記清掃ローラの長手方向の中央部における前記清掃ローラの外径よりも大きい
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 320 文字)
【請求項2】
前記弾性層は、前記清掃ローラの回転軸にらせん状に設けられおり、
前記清掃ローラに前記弾性層が設けられている部分において、前記清掃ローラの長手方向の端部における前記らせん状の前記弾性層の巻き数は、前記清掃ローラの長手方向の中央部における前記らせん状の前記弾性層の巻き数よりも多い
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記清掃ローラに前記弾性層が設けられている部分において、前記清掃ローラの長手方向の端部における前記弾性層の密度は、前記清掃ローラの長手方向の中央部における前記弾性層の密度よりも大きい
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、クリーニングブレードを備えた画像形成装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一次転写後に感光ドラム上に残留した転写残トナーを除去する感光体クリーニング装置を備えた画像形成装置が知られている。感光体クリーニング装置としては、ゴム等の弾性材料を支持板金に接着したクリーニングブレードが広く用いられている。特に、クリーニングブレードを感光ドラムや中間転写ベルトの駆動方向に対向するように当接させるカウンター方式はクリーニング性が高いため、一般的に採用されている。
【0003】
しかしながら、このカウンター方式のブレードクリーニングでは、クリーニングブレードと感光ドラムや中間転写ベルトとの間の摩擦力が大きくなった場合に、ブレードめくれといった問題が発生することが知られている。そこで、特許文献1では、クリーニングブレードの長手方向の端部での自由長を中央部での自由長よりも長くする構成が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-259394号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、クリーニングブレード端部の潤滑剤となるトナーや現像剤がほとんど供給されない領域(以降、高μ領域と呼ぶ)において、感光ドラムとクリーニングブレードとの摩擦力を小さくしている。具体的には、クリーニングブレードの自由長を長く設定する領域の幅を高μ領域の幅よりも大きく設定している。
【0006】
一方、自由長を長く設定するとクリーニングブレードの当接圧が低下しクリーニング不良が発生する可能性がある。そこで、自由長を長く設定する領域の幅は、トナー像の形成領域にかからないよう設定している。
【0007】
しかしながら、トナー像の形成領域の外側であっても、現像ローラにトナーがコートされている現像剤コート領域に対向する位置の感光ドラム上には、微小なかぶりトナーが供給され続ける。この領域のクリーニングブレードの自由長が長い場合、微小なかぶりトナーはクリーニングブレードによって十分に回収されず、クリーニングブレードよりも下流側に位置する帯電ローラに付着する。このようなかぶりトナーが長期に渡って帯電ローラに供給され続けると、蓄積されたトナーが抵抗体となって帯電不良が発生し、用紙端部に縦スジが発生してしまう虞がある。
【0008】
とりわけ近年、使用される紙が多様化し、所謂13インチ紙などと呼ばれる、画像形成装置にとっては長手方向に対して、従来設計値の画像形成可能領域いっぱいまで画像が形成される機会が多くなっている。そのため近年、用紙端部に縦スジが発生するという画像不良に対する改善のニーズが高まっている。
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、クリーニングブレードの長手方向の端部での自由長を中央部での自由長よりも長くした構成において、帯電不良を抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る画像形成装置は以下のような構成を備える。即ち、静電潜像が形成される像担持体と、現像剤を収容する現像容器と、前記像担持体に形成された静電潜像を現像するために前記現像剤を担持する現像ローラと、を有する現像装置と、前記像担持体に形成されたトナー像が転写される転写部材と、弾性部と、前記弾性部が固定されて前記弾性部を支持する支持部と、を有し、前記転写部材に前記トナー像が転写された後の前記像担持体上の残留現像剤を掻き取るクリーニングブレードと、前記像担持体と当接して、前記像担持体を帯電させる帯電ローラと、前記帯電ローラと当接して、前記帯電ローラの表面を清掃する清掃ローラと、を備え、前記クリーニングブレードの長手方向の端部における前記弾性部と前記支持部との固定面から前記弾性部の自由端までの長さは、前記クリーニングブレードの長手方向の中央部における前記弾性部と前記支持部との固定面から前記弾性部の自由端までの長さよりも長く、前記帯電ローラの長手方向の長さは、前記現像ローラに前記現像剤がコートされる現像剤コート領域の長手方向の長さよりも長く、前記清掃ローラの長手方向の長さは、前記帯電ローラの長手方向の長さよりも長く、前記清掃ローラの前記帯電ローラと当接する部分には、弾性層が設けられており、前記清掃ローラに前記弾性層が設けられている部分において、前記清掃ローラの長手方向の端部における前記清掃ローラの外径は、前記清掃ローラの長手方向の中央部における前記清掃ローラの外径よりも大きいことを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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