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公開番号2025024262
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2023128239
出願日2023-08-07
発明の名称インク収容容器及び記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250213BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 従来技術を更に発展させることができるインク収容容器及び記録装置を提供する。
【解決手段】
記録装置の装置本体に着脱可能に構成されたインク収容容器であって、内部にインクを収容可能に構成されたインク収容部と、前記装置本体に設けられたインク注入部と接続することで、前記装置本体にインクを供給可能に構成されたインク供給部と、前記装置本体に設けられた電気接点と機能的に接続可能に構成された電気接続部と、を有し、前記装置本体に対する前記インク収容容器の装着方向と直交する面に前記電気接続部を投影した時に、前記電気接続部の投影部の長手辺が、前記インク収容容器を前記装置本体に装着した際の装着姿勢における重力方向と90°未満の角度で交差するように、前記電気接続部が配置されていることを特徴とするインク収容容器。
【選択図】 図15
特許請求の範囲【請求項1】
記録装置の装置本体に着脱可能に構成されたインク収容容器であって、
内部にインクを収容可能に構成されたインク収容部と、
前記装置本体に設けられたインク注入部と接続することで、前記装置本体にインクを供給可能に構成されたインク供給部と、
前記装置本体に設けられた電気接点と機能的に接続可能に構成された電気接続部と、
を有し、
前記装置本体に対する前記インク収容容器の装着方向と直交する面に前記電気接続部を投影した時に、前記電気接続部の投影部の長手辺が、前記インク収容容器を前記装置本体に装着した際の装着姿勢における重力方向と90°未満の角度で交差するように、前記電気接続部が配置されていることを特徴とするインク収容容器。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記インク供給部及び前記電気接続部が、前記インク収容容器における前記装着方向における端部に設けられている請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項3】
前記装着方向から見たときに、前記インク供給部が、前記電気接続部に対して、前記装着姿勢における重力方向にずれて配置されている請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項4】
前記電気接続部の投影部の前記長手辺と前記インク供給部との距離が、前記電気接続部の投影部の短手辺と前記インク供給部との距離よりも短くなるように、前記電気接続部と前記インク供給部とが配置されている請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項5】
前記電気接続部が、前記電気接点と接続するための記憶素子基板と、前記記憶素子基板を収容する記憶素子基板収容部とを有する請求項1に記載のインク収容容器。
【請求項6】
前記記憶素子基板が、前記電気接点と電気的に接続可能に構成された複数のパッド電極を有する請求項5に記載のインク収容容器。
【請求項7】
前記複数のパッド電極全体の重心が、前記記憶素子基板の重心と一致しない請求項6に記載のインク収容容器。
【請求項8】
前記複数のパッド電極が、前記記憶素子基板に垂直な方向から見たときに左右に非対称な配置である請求項6に記載のインク収容容器。
【請求項9】
前記記憶素子基板収容部が、前記装着方向に対する反対方向に穿たれた直方体形状の空間を有しており、前記記憶素子基板は、前記直方体の内面のうち、前記インク供給部から最も遠い内面に配置されている請求項5に記載のインク収容容器。
【請求項10】
前記記憶素子基板収容部が、前記記憶素子基板収容部の中で移動可能に構成された記憶素子基板ホルダーを有し、前記記憶素子基板が、前記記憶素子基板ホルダーに収容されている前記請求項5に記載のインク収容容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インク収容容器及び記録装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット式のプリンタなどの記録装置に供給される液体(特に、インク)を収容するインク収容容器には、記録装置と電気接続するための電気接続部が設けられる場合がある。
【0003】
例えば、特許文献1には、収容する液体の量に関する情報が記憶された記憶素子基板と電気接続部が、液体供給口を挟むように2ヵ所設けられた液体収容容器に関する開示がある。また、特許文献2には、記録装置の液体導入部が挿入される液体導出口と、記録装置の電気接続部と接続する収容体側電気接続部とを有する液体収容容器に関する開示がある。何れの文献においても、電気接続部は、液体収容容器の、記録装置への挿入方向に対して、斜めになるように配置されている。特に、液体収容容器の、記録装置への装着姿勢における上面側に設けられている電気接続部が、挿入方向に対して斜めに配置されていることで、記録装置に対して液体収容容器が、適切に配置されているかを容易に確認できることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-151894号公報
特開2018-065374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1、2に記載された従来の技術には更なる改良の余地が残されている。そこで、本開示は、従来の技術を更に発展させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本出願に係る発明の代表的な構成は、記録装置の装置本体に着脱可能に構成されたインク収容容器であって、内部にインクを収容可能に構成されたインク収容部と、前記装置本体に設けられたインク注入部と接続することで、前記装置本体にインクを供給可能に構成されたインク供給部と、前記装置本体に設けられた電気接点と機能的に接続可能に構成された電気接続部と、を有し、前記装置本体に対する前記インク収容容器の装着方向と直交する面に前記電気接続部を投影した時に、前記電気接続部の投影部の長手辺が、前記インク収容容器を前記装置本体に装着した際の装着姿勢における重力方向と90°未満の角度で交差するように、前記電気接続部が配置されていることを特徴とするインク収容容器である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、従来技術を更に発展させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
インク収容容器の斜視図である。
インク収容容器を+T方向から見た平面図である。
インク供給部材の斜視図である。
インク供給部材を各方向から見た平面図である。
畝部を設けなかった場合に流路が閉塞される様子を示す図である。
畝部によって流路の閉塞が抑制される様子を示す図である。
インク収容容器を、-W方向から見た透過図である。
畝部の断面形状のバリエーションを説明するための図である。
畝部を平面視した時の形状を説明するための図である。
インク収容容器のシール部を示す図である。
インク注入部材とインク注出部材の斜視図である。
インク注入部材とインク注出部材の平面図である。
インク注入部材を各方向から見た平面図である。
インク注入部材の構成を説明するための図である。
インク注出部材を各方向から見た平面図である。
第1の突出部の拡大図である。
第2の突出部の拡大図である。
インク注出部材の-D方向の端部の周辺の構成を示すための斜視図である。
インク注出部材の分解斜視図である。
パッド電極の配置を示す図である。
液体供給部と電気接続部との配置を示す図である。
記憶素子基板収容部の内面における記憶素子基板の配置を示す図である。
システムの斜視図である。
システムの正面図と内部構成を示す図である。
液体供給装置の一部分解斜視図である。
インク収容容器と支持ユニットの斜視図である。
支持部材の拡大斜視図である。
インク収容容器を支持ユニットに載置する様子を示した図である。
インク収容容器の搭載された支持ユニットをスロットに装着する様子を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係るインク収容容器(インクパック、インクカートリッジ)、及び記録装置の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。尚、以下の各実施形態は、本発明を実施するための好適な一例であり、本発明はこれらの構成に限定されるものではない。また、各実施形態に記載された内容は、記載内容の一部を組み合わせることができる。
【0010】
(I)インク収容容器
図1は、本実施形態におけるインク収容容器の斜視図である。本発明のインク収容容器は、内部にインクを収容可能に構成された可撓性のインク収容部1と、インク収容部に収容されたインクを外部に供給するためインク供給部材2とを有する。尚、本明細書において「インク」とは、記録媒体に付与されることによって、画像の形成、または記録媒体の加工に用いられ得る任意の液体を含む。従って、本明細書における「インク」は、記録に用いられることが可能なあらゆる液体を包含する概念である。また記録の概念も特に限定されるものではなく、産業用途等にも適用可能である。例えば、バイオチップ作製や電子回路印刷、半導体基板の作製などの用途としても用いることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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