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公開番号2025023802
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2024070338
出願日2024-04-24
発明の名称液体収容ボトル
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類B65D 1/02 20060101AFI20250207BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】ボトル本体から液体が漏れ出したり、落下衝突時においてノズル開口から液体が飛び出したりする可能性を低減させること。すなわち、脱炭素/循環型社会などの持続可能な社会の実現に貢献し得る。
【解決手段】液体収容ボトルは、ボトル本体と、外部に液体を供給するノズルと、前記ノズルを覆うキャップとを有する。ボトル本体は、再生プラスチック材、または、再生プラスチック材を混合した樹脂材料を含有し、ボトル本体の底面中央の厚みをA、ボトル本体の底面端部の平均厚みBをとすると、A>1mm、かつ、A/B>1を満たす。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
ボトル本体と、外部に液体を供給するノズルと、前記ノズルを覆うキャップとを有する液体収容ボトルであって、
前記ボトル本体は、再生プラスチック材、または、再生プラスチック材を混合した樹脂材料を含有し、
前記ボトル本体の底面中央の厚みをA、前記ボトル本体の底面端部の平均厚みBをとすると、A>1mm、かつ、A/B>1を満たすことを特徴とする液体収容ボトル。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記再生プラスチック材は、PP、PE、PET、PVC、およびPSの内の一種、あるいは複数種の混合品である請求項1に記載の液体収容ボトル。
【請求項3】
前記ボトル本体の底面には、一本線が成形されている、請求項1に記載の液体収容ボトル。
【請求項4】
前記ボトル本体の底面の厚みにおいて、前記底面端部の最小厚みをBminとすると、1<A/Bmin<10を満たす、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体収容ボトル。
【請求項5】
前記ボトル本体の側面において、前記最小厚みの前記底面端部における高さ方向に位置し、かつ、前記ボトル本体の側面における高さ方向中央の厚みをCとすると、1<C/Bmin<5を満たす、請求項4に記載の液体収容ボトル。
【請求項6】
前記ボトル本体の底面に平行な断面は、円、または、多角形状である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体収容ボトル。
【請求項7】
前記ボトル本体は、5wt%以上の再生プラスチック材を含有する、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体収容ボトル。
【請求項8】
前記再生プラスチック材は、ポストコンシューマー材である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体収容ボトル。
【請求項9】
前記再生プラスチック材は、プレコンシューマー材である、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体収容ボトル。
【請求項10】
ボトル本体と、外部に液体を供給するノズルと、前記ノズルを覆うキャップとを有する液体収容ボトルの製造方法であって、
再生プラスチック材、または、再生プラスチック材を混合した樹脂材料を含有するパリソンを挟み込む工程と、
前記パリソンに空気を吹き込むことで前記ボトル本体を成形する工程と、
を含み、
前記成形された前記ボトル本体の底面中央の厚みをA、前記ボトル本体の底面端部の平均厚みBをとすると、A>1mm、かつ、A/B>1を満たす、液体収容ボトルの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、内部に液体を収容する液体収容ボトルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、脱炭素/循環型社会などの持続可能な社会の実現のため、プラスチックのリサイクルが求められている。プラスチック材のリサイクルの観点から、廃プラスチック材をペレット化し、成形時にバージン材ペレットと混合して成形する方法が知られている。特許文献1には、使用済みPETボトルより作成されたフレークをポリエステル樹脂ペレットと混合し、成形品を製造する方法が開示されている。
【0003】
インクジェット記録装置などの液体吐出装置に設けられている液体タンクには、液体を注入するための注入口を備え、別途用意された液体収容ボトルから注入口を通じて液体を補充できるものがある。例えば、特許文献2に示される液体収容ボトルは、液体タンクの注入口に対して液体を注入するためのノズルと、液体を収容するボトル本体とを備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2006/062075号明細書
特開2020-164230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
液体収容ボトルのボトル本体に再生プラスチック材を使用すると、ボトル本体から液体が漏れ出したり、落下衝突時においてノズル開口から液体が飛び出したりする虞がある。
【0006】
本開示は、ボトル本体から液体が漏れ出したり、落下衝突時においてノズル開口から液体が飛び出したりする可能性を低減させた液体収容ボトルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る液体収容ボトルは、ボトル本体と、外部に液体を供給するノズルと、前記ノズルを覆うキャップとを有する液体収容ボトルであって、前記ボトル本体は、再生プラスチック材、または、再生プラスチック材を混合した樹脂材料を含有し、前記ボトル本体の底面中央の厚みをA、前記ボトル本体の底面端部の平均厚みBをとすると、A>1mm、かつ、A/B>1を満たすことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、ボトル本体から液体が漏れ出したり、落下衝突時においてノズル開口から液体が飛び出したりする可能性を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
液体吐出装置の斜視図である。
液体吐出装置の要部の内部構成を示す斜視図である。
液体吐出装置の液体タンクの斜視図である。
液体収容ボトルの平面図である。
液体収容ボトルの分解平面図である。
ダイレクトブロー成形を説明する図である。
ボトル本体の底面を説明する図である。
ボトル本体の底面を説明する図である。
ボトル本体側面の断面図である。
実施例と比較例との結果を示す図である。
液体収容ボトルの詳細な部品例を示す図である。
密閉部を説明する図である。
スリットバルブ方式のノズルを説明する図である。
ノズルおよびキャップの拡大断面図である。
スリットバルブと突起との関係を示す図である。
二つ穴構成のノズルを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して本開示の好適な実施の形態を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本開示事項を限定するものでなく、また以下の実施の形態で説明されている特徴の組み合わせすべてが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。尚、同一の構成要素には同一の参照番号を付す。本明細書では、液体収容ボトルの用途として、液体吐出装置(インクジェット記録装置)に液体(インク)を補充する場合を例に挙げて説明するが、液体収容ボトルの用途はこれに限定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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