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公開番号2025017846
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-06
出願番号2023121142
出願日2023-07-25
発明の名称液体吐出装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20250130BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】 液体の濃縮を抑制する。
【解決手段】 吐出ヘッドへ供給される液体を収容する容器が着脱可能に装着されたトレイを保持する保持部と、トレイの保持部からの引き出しを規制する規制位置とトレイの保持部からの引き出しを規制しない非規制位置とに移動可能な第1規制手段と、容器の基板と接触可能なコネクタと、基板とコネクタが接触し、且つ、第1規制手段が規制位置に位置する場合に、第1規制手段の非規制位置への移動を規制する第2規制手段と、を備える。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
吐出ヘッドへ供給される液体を収容する容器が着脱可能に装着されたトレイを保持する保持部と、
前記トレイの前記保持部からの引き出しを規制する規制位置と前記トレイの前記保持部からの引き出しを規制しない非規制位置とに移動可能な第1規制手段と、
前記容器の基板と接触可能なコネクタと、
前記基板と前記コネクタが接触し、且つ、前記第1規制手段が前記規制位置に位置する場合に、前記第1規制手段の前記非規制位置への移動を規制する第2規制手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記基板と前記コネクタが接触していない場合、前記第2規制手段は前記第1規制手段の前記非規制位置への移動を規制しないことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記第1規制手段が前記規制位置と前記非規制位置のいずれにあるかを検知する検知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記第2規制手段はソレノイドによって駆動することを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記第1規制手段はユーザにより操作されることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記基板と前記コネクタが接触し、且つ、前記第1規制手段が前記非規制位置に位置する場合に、前記第1規制手段を前記規制位置へ移動させるように促す通知を行うことを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
ユーザに対する通知を表示する表示手段を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
前記第2規制手段により前記第1規制手段の移動が規制された状態で、前記容器を攪拌する攪拌手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記容器に収容された液量が所定量未満になった場合に、前記第2規制手段による前記第1規制手段の移動が解除されることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
吐出ヘッドへ供給される液体を収容する容器が着脱可能に装着されたトレイを保持する保持部と、
前記容器の基板と接触可能なコネクタと、
前記基板と前記コネクタが接触している場合、前記トレイの前記保持部からの引き出しを規制する規制手段と、を備えることを特徴とする液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置では、可撓性の袋で形成されたインク容器をトレイに載せ、トレイを装置に装着するものがある。また、記録に用いられるインク等の液体は、色を形成するために色材が配合され、時間の経過と共にその色材成分が沈降することが知られている。
【0003】
特許文献1では、ユーザがインク容器を攪拌するために、装置からインク容器を引き出し可能な構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-188790号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の構成において、インク容器内にインクが入った状態で装置から引き出されると、インク容器の供給口に空気が混入することで、インク容器内のインクの水分が蒸発する。これにより、インクの濃縮や粘土の上昇が発生し、画像品位が低下してしまう虞がある。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、液体の濃縮を抑制することができる液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明に係る液体吐出装置は、吐出ヘッドへ供給される液体を収容する容器が着脱可能に装着されたトレイを保持する保持部と、前記トレイの前記保持部からの引き出しを規制する規制位置と前記トレイの前記保持部からの引き出しを規制しない非規制位置とに移動可能な第1規制手段と、前記容器の基板と接触可能なコネクタと、前記基板と前記コネクタが接触し、且つ、前記第1規制手段が前記規制位置に位置する場合に、前記第1規制手段の前記非規制位置への移動を規制する第2規制手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、液体の濃縮を抑制することができる液体吐出装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る記録装置の概略構成を示す模式図である。
第1実施形態に係る液体供給装置の斜視図である。
第1実施形態に係るトレイロック解除状態とトレイロック状態を説明する側面図である。
第1実施形態に係るトレイロック解除状態とトレイロック状態を説明する上面図である。
第1実施形態に係るトレイ及びインク容器の斜視図である。
第1実施形態に係るトレイ保持部の斜視図である。
第1実施形態に係る攪拌部の側面図である。
第1実施形態に係る攪拌部の断面模式図である。
第1実施形態に係るインク容器の交換制御フローチャートである。
第2実施形態に係る液体供給装置の斜視図である。
第2実施形態に係るレバーロック解除状態とレバーロック状態を説明する側面図である。
第2実施形態に係るレバーロック解除状態とレバーロック状態を説明する上面図である。
第2実施形態に係る攪拌部の側面図である。
第2実施形態に係るインク容器の交換制御フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明実施形態について図面を参照して説明する。但し、以下実施形態は本発明を限定するものではなく、また、本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。また、実施形態に記載されている構成要素の相対配置、形状等はあくまで例示であり、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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