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公開番号
2025031860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024226520,2020110818
出願日
2024-12-23,2020-06-26
発明の名称
送電装置及び送電装置が行う方法
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
H02J
50/40 20160101AFI20250228BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】送電装置から複数の受電装置へ適切に送電する。
【解決手段】複数の受電装置200へ時分割方式により無線で送電する送電装置100は、複数の受電装置200から受信された複数の受電電力に基づいて、送電装置00と複数の受電装置200との間の複数の電力損失のデータを導出し、複数の電力損失のデータに基づいて送電装置100の送電可能範囲における異物を検出する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
送電装置であって、
複数の受電装置へ時分割方式により無線で送電する送電手段と、
前記複数の受電装置との通信を行う通信手段と、
前記通信手段を介して前記複数の受電装置から受信された複数の受電電力の値に基づいて、前記送電装置と前記複数の受電装置との間の複数の電力損失のデータを導出する導出手段と、
前記複数の電力損失のデータに基づいて前記送電装置の送電可能範囲における、前記複数の受電装置とは異なる異物を検出する検出手段と、を有することを特徴とする送電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、無線電力伝送技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、無線電力伝送システムの技術開発が広く行われている。特許文献1には、無線充電規格の標準化団体Wireless Power Consortium(WPC)が策定する規格(WPC規格)に準拠した送電装置および受電装置が開示されている。また、特許文献2には、WPC規格における、異物検出(Foreign Object Detection)の方法が開示されている。ここで異物とは、金属片などの導電性の物体である。WPC規格ではまず、送電装置における送電電力と受電装置における受電電力との差分から、送電装置-受電装置間の異物がない状態の電力損失を事前に算出し、当該算出値を送電処理中の通常状態(異物がない状態)における電力損失であるとする。そのうえで、その後の送電中に算出した送電装置-受電装置間の電力損失が、基準となる前記通常状態の電力損失から閾値以上離れた場合に異物がある又は異物が存在する可能性があると判定するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-56959号公報
特開2017-70074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、複数の受電装置に充電が可能な送電装置において、送電装置と第1の受電装置間の電力損失と、送電装置と第2の受電装置間の電力損失は異なるため、基準となる通常状態の電力損失として、同一の電力損失を用いると異物検出精度が低下するという課題があった。また、送電装置上に第1の受電装置と第2の受電装置が載置された場合、送電装置と第1の受電装置間の電力損失は、第2の受電装置の影響を受ける可能性がある。また同様に、送電装置と第2の受電装置間の電力損失は、第1の受電装置の影響を受ける可能性がある。よって、送電装置上に載置される受電装置の状態(台数等)に変化があった場合、事前に算出した通常状態の送電-受電装置間の電力損失にも変化が生じ、異物検出精度が低下するという課題があった。
【0005】
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、送電装置から複数の受電装置へ適切に送電することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための一手段として、本発明の送電装置は以下の構成を有する。すなわち、
送電装置であって、
複数の受電装置へ時分割方式により無線で送電する送電手段と、
前記複数の受電装置との通信を行う通信手段と、
前記通信手段を介して前記複数の受電装置から受信された複数の受電電力の値に基づいて、前記送電装置と前記複数の受電装置との間の複数の電力損失のデータを、導出する導出手段と、
前記複数の電力損失のデータに基づいて前記送電装置の送電可能範囲における、前記通信を行う受電装置とは異なる物体を検出する検出手段と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
送電装置から複数の受電装置へ適切に送電することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
送電装置の構成例を示すブロック図である。
受電装置の構成例を示すブロック図である。
送電装置の制御部の機能構成例を示すブロック図である。
実施形態1における送電装置により実行される処理のフローチャートである。
実施形態1におけるPower Transferフェーズの処理のフローチャートである。
実施形態2における送電装置により実行される処理のフローチャートである。
実施形態2におけるPower Transferフェーズの処理のフローチャートである。
実施形態3における送電装置により実行される処理のフローチャートである。
実施形態3におけるPower Transferフェーズの処理のフローチャートである。
パワーロス手法に基づく異物検出方法を説明する図である。
無線電力伝送システムの構成例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[実施形態1]
<パワーロス手法に基づく異物検出方法>
はじめに、WPC(Wireless Power Consortium)規格で規定されているパワーロス手法に基づく異物検出方法について、図10を用いて説明する。図10は、パワーロス手法に基づく異物検出方法を説明する図である。図10において、横軸は送電装置の送電電力、縦軸は受電装置の受電電力を示す。異物とは、金属片などの導電性の物体であり、受電装置とは異なる物体である。つまり、複数の受電装置が送電対象の場合、それ以外の受電装置が異物となる。送電中の受電装置や、送電を行うための通信を行う受電装置が送電対象とされてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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