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公開番号2025023805
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-17
出願番号2024078954
出願日2024-05-14
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類G03G 21/16 20060101AFI20250207BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】装置の大型化を抑制しつつ、キャリア回収能力を高めることが可能な構成を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、一次転写部T1において感光ドラム10から中間転写ベルト50の外周面にトナー像を一次転写し、二次転写部T2において中間転写ベルト50から記録材mにトナー像を二次転写する。キャリア回収装置7は、中間転写ベルト50に対向して配置された回転可能な回収スリーブ701と、回収スリーブ701の内部に非回転に配置されたマグネットローラ702と、を有し、中間転写ベルト50上のキャリアを回収する。キャリア回収装置7は、中間転写ベルト50の回転方向に関して、一次転写部T1よりも下流、且つ、二次転写部T2よりも上流に配置されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
静電潜像が形成される回転可能な像担持体と、
非磁性トナーと磁性キャリアを含む現像剤により前記像担持体に形成された前記静電潜像を現像してトナー像にする現像装置と、
前記像担持体に担持された前記トナー像が転写される回転可能な中間転写体と、
前記中間転写体に対向して配置された回転可能なスリーブと、前記スリーブの内部に非回転に配置されたマグネットと、を有し、前記中間転写体上のキャリアを回収するキャリア回収装置と、
を備え、
前記キャリア回収装置は、前記中間転写体の回転方向に関して、前記像担持体に担持された前記トナー像が前記中間転写体に転写される第一転写位置よりも下流、且つ、前記中間転写体に担持された前記トナー像が記録材に転写される第二転写位置よりも上流に配置されている
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記キャリア回収装置の最下端は、前記第二転写位置よりも上方に在る
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記スリーブに前記非磁性トナーの帯電極性と同極性の電圧を印加する電圧印加部を更に備える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記中間転写体の移動方向と直交する方向における前記中間転写体の位置を制御する回転可能なステアリングローラと、
前記ステアリングローラの回転軸の端部を支持する支持部材と、
を更に備え、
前記キャリア回収装置は、前記中間転写体との相対位置が維持されるように前記支持部材と連結されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
静電潜像が形成される回転可能な第二像担持体と、
非磁性トナーと磁性キャリアを含む第二現像剤により前記第二像担持体に形成された前記静電潜像を現像してトナー像にする第二現像装置と、
前記中間転写体に対向して配置された回転可能な第二スリーブと、前記第二スリーブの内部に非回転に配置された第二マグネットと、を有し、前記中間転写体上のキャリアを回収する第二キャリア回収装置と、
を更に備え、
前記中間転写体は、更に、前記第二像担持体に担持された前記トナー像が転写され、
前記第二キャリア回収装置は、前記中間転写体の回転方向に関して、前記第二像担持体に担持された前記トナー像が前記中間転写体に転写される第三転写位置よりも下流、且つ、前記第一転写位置よりも上流に配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの複数の機能を有する複合機などの画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置として、非磁性のトナーと磁性を有するキャリアを含む二成分現像剤を使用してトナー像を形成する構成が従来から知られている。この構成では、通常、現像工程において、トナーにより感光ドラム上の静電潜像をトナー像として現像するが、一定の割合でキャリアも感光ドラムに付着する場合がある(キャリア付着)。キャリア付着が発生すると、出力画像に影響を与えるため、例えば、特許文献1には、感光ドラム上に付着したキャリアを回収するキャリア回収装置を備えた構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平1-134484号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、感光ドラム周辺には、帯電装置、現像装置、転写装置及び清掃装置などの画像形成工程で使用される各種装置が配置されている。このため、感光ドラム周辺に更にキャリア回収装置を配置しようとすると、装置が大型化してしまう。一方、装置の大型化を抑制するために、キャリア回収装置を小型化して感光ドラム周辺に配置した場合、キャリア回収装置のキャリア回収性能が不十分となる可能性がある。
【0005】
本発明は、装置の大型化を抑制しつつ、キャリア回収能力を高めることが可能な構成を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、静電潜像が形成される回転可能な像担持体と、非磁性トナーと磁性キャリアを含む現像剤により前記像担持体に形成された前記静電潜像を現像してトナー像にする現像装置と、前記像担持体に担持された前記トナー像が転写される回転可能な中間転写体と、前記中間転写体に対向して配置された回転可能なスリーブと、前記スリーブの内部に非回転に配置されたマグネットと、を有し、前記中間転写体上のキャリアを回収するキャリア回収装置と、を備え、前記キャリア回収装置は、前記中間転写体の回転方向に関して、前記像担持体に担持された前記トナー像が前記中間転写体に転写される第一転写位置よりも下流、且つ、前記中間転写体に担持された前記トナー像が記録材に転写される第二転写位置よりも上流に配置されていることを特徴とする画像形成装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ、キャリア回収能力を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。
第1の実施形態に係る画像形成ユニットの概略構成断面図。
第1の実施形態に係る中間転写ベルトの概略構成平面図。
第1の実施形態に係るキャリア回収装置周辺の概略構成断面図。
第1の実施形態に係るキャリア除電装置周辺の概略構成断面図。
第1の実施形態に係るキャリア除電線を示す図。
比較例1に係る画像形成ユニットの概略構成断面図。
比較例2に係る画像形成ユニットの概略構成断面図。
第2の実施形態に係るキャリア回収装置周辺の概略構成断面図。
第3の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。
第4の実施形態に係るキャリア回収装置周辺の概略構成平面図。
第5の実施形態に係る画像形成装置の概略構成断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1の実施形態>
第1の実施形態について、図1ないし図8を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成装置の概略構成について、図1ないし図3を用いて説明する。
【0010】
[画像形成装置]
本実施形態の画像形成装置100は、電子写真方式のフルカラーレーザビームプリンタである。画像形成装置100は、図1に示すように、4個の画像形成ユニット1Y、1M、1C、1K、中間転写ベルト50、ベルト清掃装置53、キャリア除電装置6、キャリア回収装置7などを有する。画像形成装置100は、画像形成装置本体に接続された原稿読取装置又は画像形成装置本体に対し通信可能に接続されたパーソナルコンピュータなどのホスト機器からの画像信号に応じてトナー像を記録材に形成する。記録材としては、用紙、プラスチックフィルム、布などのシート材が挙げられる。また、4つの画像形成ユニット1Y、1M、1C、1Kは、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックのトナー像を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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