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公開番号2025025475
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130269
出願日2023-08-09
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類B41J 29/13 20060101AFI20250214BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】より簡易な構成で給紙口への異物落下を防止しつつ積載トレイに積載した記録媒体と開閉カバーの接触を防止することが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】本開示に係る画像形成装置は、筐体と、前記筐体内に収容され、記録媒体に記録を行う記録手段と、前記筐体に設けられ、記録媒体を前記記録手段に供給するための供給口と、回転軸の周りを回動することで前記供給口を開閉できる第1の開閉体と、前記供給口から供給する記録媒体を積載範囲に積載する積載トレイと、を備え、前記第1の開閉体は、前記積載トレイの前記積載範囲外の領域に突き当たることで、前記積載範囲における前記第1の開閉体と前記積載トレイとの間に隙間が確保される凸部を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
前記筐体内に収容され、記録媒体に記録を行う記録手段と、
前記筐体に設けられ、記録媒体を前記記録手段に供給するための供給口と、
回転軸の周りを回動することで前記供給口を開閉できる第1の開閉体と、
前記供給口から供給する記録媒体を積載範囲に積載する積載トレイと、
を備え、
前記第1の開閉体は、前記積載トレイの前記積載範囲外の領域に突き当たることで、前記積載範囲における前記第1の開閉体と前記積載トレイとの間に隙間が確保される凸部を有する
ことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記筐体に開閉可能に設けられた平板状の第2の開閉体をさらに備え、
前記第2の開閉体が開いた状態において、前記第2の開閉体の上面が前記供給口に向かって下る斜面となり、
前記第1の開閉体の前記回転軸は、前記供給口に対して前記第2の開閉体側に設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1の開閉体は、前記積載トレイに積載された前記記録媒体と接触可能に設けられた媒体接触部材をさらに有し、
前記第1の開閉体の前記凸部が前記領域に突き当たった状態において、前記積載トレイに所定数以上の前記記録媒体が積載されたときは前記媒体接触部材が前記記録媒体に接触し、前記積載トレイに前記所定数未満の前記記録媒体が積載されたときは前記媒体接触部材が前記記録媒体に接触しない
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記積載トレイには、少なくとも2つの異なるサイズの記録媒体が積載可能であり、
前記媒体接触部材は、前記少なくとも2つの異なるサイズのうち最小サイズである第1の記録媒体が前記積載トレイに積載されたときの、前記第1の記録媒体の搬送方向とは反対側の前記第1の記録媒体の端と、前記少なくとも2つの異なるサイズのうち最大サイズである第2の記録媒体が前記積載トレイに積載されたときの、前記第2の記録媒体の搬送方向とは反対側の前記第2の記録媒体の端との中間の位置において、前記第2の記録媒体と接触するように設けられている
ことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記積載トレイは、前記供給口内に収容された位置と、前記供給口から引き出されて前記記録媒体を積載可能な位置と、の間を移動可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記積載トレイが前記記録媒体を積載可能な位置に移動したときに、前記第1の開閉体が前記回転軸周りに回転されて前記凸部が前記積載トレイの前記領域に突き当たることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記積載トレイが前記供給口内に収容され、前記第1の開閉体によって前記供給口を閉じた状態において、前記凸部は、前記供給口に対して前記回転軸とは反対側に位置することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記記録媒体の積載範囲外の領域は、前記積載トレイに積載された前記記録媒体の前記
記録手段への搬送方向に直交する方向において、前記記録媒体の積載範囲外となる領域であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記凸部が、前記積載トレイの前記記録媒体の積載範囲外の領域に突き当たることで、前記積載範囲において前記第1の開閉体と前記積載トレイとの間に隙間が確保された状態において、前記第2の開閉体を開位置に移動したときに、前記第2の開閉体上の異物が前記供給口内に移動することが前記第1の開閉体によって防止されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示の技術は、記録媒体に記録を行う記録手段を備える画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
記録媒体としてのシート材に記録を行う画像形成装置には、シート材に記録を行う記録手段と、原稿を読み取る読取手段とを備え、記録手段にシート材を供給するための給紙口が、装置本体の後方上部に設けられているものがある。
【0003】
また、読取手段が記録手段の上部に対して回動して開閉可能に配置されている画像形成装置もある(例えば特許文献1)。なお、読取手段は、原稿を読み取る原稿台を開閉する原稿カバーを備え、原稿カバーは、読取手段に対して回動して開閉可能に設けられている。
【0004】
また、給紙口には、給紙口を覆う蓋としての開閉カバーが設けられており、記録手段の非使用時には給紙口を開閉カバーによって覆うことで、給紙口への異物の落下を防止することができる。
【0005】
ただし、読取手段により読み取った画像を、記録手段によってシート材に記録する場合には、開閉カバーを開けて給紙口を開放した状態で、読取手段を動作させることになる。例えば、クリップ等の異物が原稿カバー上に置かれたまま読取手段を動作させる場合に、装置本体の後方上部に設けられた給紙口に、異物が落下する可能性がある。
【0006】
そこで、特許文献1の画像形成装置には、給紙口を覆う開閉カバーとは別に、異物落下を防止する規制部材が設けられている。この規制部材は、開閉カバーが閉じられた状態において開閉カバーの内側に収容される。この画像形成装置には、開閉カバーが開いた状態において規制部材を異物の落下を防止可能な姿勢に付勢させる付勢部材が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2017-226085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1において、給紙口への異物の落下を防止する規制部材や規制部材を付勢するための付勢部材に加え、これらの部材を動作させる構成が必要になり、装置構成が複雑になる可能性がある。
【0009】
本開示の技術は、上記課題に鑑み、より簡易な構成で給紙口への異物落下を防止しつつ積載トレイに積載した記録媒体と開閉カバーの接触を防止することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本開示に係る画像形成装置は、筐体と、前記筐体内に収容され、記録媒体に記録を行う記録手段と、前記筐体に設けられ、記録媒体を前記記録手段に供給するための供給口と、回転軸の周りを回動することで前記供給口を開閉できる第1の開閉体と、前記供給口から供給する記録媒体を積載範囲に積載する積載トレイと、
を備え、前記第1の開閉体は、前記積載トレイの前記積載範囲外の領域に突き当たることで、前記積載範囲における前記第1の開閉体と前記積載トレイとの間に隙間が確保される凸部を有することを特徴とする画像形成装置を含む。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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